【レポート公開】新型コロナウィルス感染拡大による企業の顧客コミュニケーションへの影響広がる。60%以上が影響ありと回答。

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~顧客訪問の制限やイベント中止など多数。オンラインへの切り替えも。~

コミュニティマーケティングツール「commmune」を提供するコミューン株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役CEO高田優哉、以下「当社」)は、新型コロナウイルス感染拡大による企業の顧客コミュニケーションに関する調査を実施し、結果をまとめましたのでお知らせいたします。
■調査結果のサマリー

 新型コロナウイルスの感染拡大により、企業やサービス、事業者と顧客のコミュニケーションに大きな影響が出ています。イベントや外出自粛やリモートワークの推奨などにより、直接対面でのコミュニケーション機会が制限され、計画変更や修正を余儀なくされていることがわかりました。

 特に、リモートワークが進んでいることや顧客との対面訪問の制限により、コミュニケーションや商談等が中断したり遅延していることにより、今後の活動にも影響が及ぶことが予測されます。

 このような状態が継続、またはより厳しい制限の可能性も予測される中、活動を継続するためにオンラインでの商談やセミナーなどを実施できるツールも増え、利用企業も増加していきそうです。

<調査サマリー>

顧客(企業向け、または消費者向け)とのコミュニケーションにおいて、「大きく影響」「影響が出てきている」との回答が、60.5%、「今後影響がありそう」を合わせると、80.1%となった。
日を追うごとに状況が変わっていく中、多くの企業へ影響が拡大している結果となった。

影響の内容については、「顧客への対面訪問が制限され、商談の進行が中断または遅延している」が38.2%とトップ。次いで、「自社開催イベント/セミナー/ユーザー会が延期・中止となった」(28.3%)、「展示会の出展が中止となった」(25.4%)とイベント関係の自粛に伴うものとなった。

今後のオンラインでの対応検討、実施については、61.0%が「検討していない」と回答。
「すでに実施」「実施を検討している」の39%に対し、対面(オフライン)でのコミュニケーションを主体と考えている企業が多いことがわかった。

「現在利用している」オンラインの顧客コミュニケーションツールについては、「メールマガジン」が37.0%、「SNS」が33.3%となり、他のツールの2倍以上の結果となった。

一方、今後のオンラインの顧客コミュニケーションツールの利用意向については、「SNS」が37.5%、「オンラインコミュニティ」が31.3%となり、昨今利用する企業が増加傾向にあるコミュニティをオンラインでも利用する動きも見えてきた。

■調査概要
・調査名:新型コロナウィルス感染症拡大による企業の顧客コミュニケーションに関する意識調査
 ※「顧客コミュニケーション」とは、顧客(企業向け、または消費者向け)のセールス、PR、マーケティング等を指します。
・調査目的:新型コロナウイルス感染拡大の企業コミュニケーションへの影響を定量的に把握するため
・調査期間:2020年3月27日~30日
・調査手法:Web調査
・調査対象地域:全国
・サンプル数:108

<Q1>新型コロナウイルス感染の拡大により、顧客(企業向けまたは消費者向け)とのコミュニケーションでの影響はありますか?

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