データバックアップ、データ復旧、データ移行、データ消去などデータ管理製品及びサービスを開発・販売するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下AOSデータ社)は、データ復旧ソリューションの業界最大手(※1) であるケーエルディスカバリ・オントラック (KLDiscovery Ontrack LLC、本社:米国ワシントンDC、以下オントラック社)の日本法人、オントラック・ジャパン (ケーエルディスカバリ オントラック株式会社、住所:東京都千代田区内幸町、代表者:クリス・ワイラー(Chris Weiler)代表取締役、以下オントラック・ジャパン)と、エンタープライズ向けストレージのデータ復旧に関して、業務提携することとなりました。
今回の協業は、エンタープライズ向けストレージアレイの RAID、SAN ストレージ、さらに仮想化環境やデータベース、メールサーバーといったレイヤーで生じた障害に対応するデータ復旧を担うもので、弊社を窓口として受けた案件について、オントラック・ジャパンの高度な技術を用いて、実際の復旧作業を行うというものです。
これらのエンタープライズ系製品の場合は、RAID/ストレージ/仮想化/アプリケーションという 4つのレイヤーが重なっており、構造がとても複雑です。さらに、たとえば同じベンダーでもストレージ製品ブランドごとに記録方式が異なり、復旧の方法も異なるといった難しさがあります。
オントラック・ジャパンは、Dell EMC や NetApp、IBM、日立などのストレージベンダー、さらにヴイエムウェアや日本オラクル、マイクロソフトなどのソフトウェアベンダーとパートナーシップを結んでおり、日本でも唯一これらの製品群のデータ復旧技術を持った企業となります。
一方、AOSデータ社は、PC やスマートフォンなどのデータ復旧を通じて、国内の SIer に販売チャネルを持っており、それらの SIer を通じて、エンタープライズ系のチャネル拡大を図っていく予定です。