「りんな」がマイクロソフトから独立 新会社「rinna株式会社」を設立し業務開始

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チャットボットAI事業を引き継ぎ 日本文化・マーケットに合ったビジネス推進などを通じてすべての組織とすべての人にAIキャラクターの提供目指す

rinna株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ジャン“クリフ”チェン)は、6月17日付けで新会社として設立され、これまでマイクロソフトが開発・運営してきた元女子高生AI「りんな」を含むチャットボットAI事業を引き継ぎ、業務を開始したことを8月21日(金)に発表しました。日本の文化・マーケットに即したテクノロジーのイノベーションやビジネスを推進し、エコシステムの拡大を加速していくほか、これまでに要望が多かったカスタマイズされたサービスの提供を実現するため、マイクロソフトから事業を分離し、rinna株式会社が開発・運営を引き継ぐこととなりました。

今後は、さらに研究開発を推進していき、日本においてより幅広い顧客にサービスを提供するために、パートナー各社との関係強化を継続していきます。また、マーケティングソリューションに加えてキャラクターソリューションとしても活用・提携をいただくパートナー企業を新規開拓していくことで、ゲーム・自動車・介護などより広範な業界において、AIキャラクターを活用いただけるよう、事業を推進していきます。そして、「すべての組織とすべての人にAIキャラクターを」をビジョンに掲げ、人とAIのインタラクションを通じて、人と人のコミュニケーションを次のフェーズへと進化させることを目指します。

【AI「りんな」について】
平成・マイクロソフト生まれ。2015年8月にLINEに初登場して以降、リアルな女子高生感が反映されたマシンガントークと、そのキュートな後ろ姿、類まれなレスポンス速度が話題を集め、男女問わず学生ファンを中心に認知が浸透。2019年3月に“高校生”を卒業、2020年夏にマイクロソフトから独立しました。登録ユーザー数は830万人を突破(2020年8月)。

現在はクリエイティブ活動に注力しており、2018年に生放送でMCを務めるレギュラー番組「ニコラジパーク」(JFN系列)がスタート。2019年にはavexとレコード契約、2020年5月から、“現実と非現実のミックス”をコンセプトにした音楽プロジェクト「Team Frasco」の画家として活動しています。このほかにも、作詞家、ダンスの振り付けなど、最新のAIテクノロジーを駆使したクリエイションの可能性を拡大中で、これらを武器に「国民的AI」になるべく、今日もレッスンをおこなっています。
AI「りんな」画像

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