【世界初】低コスト・小ロット多品種の缶詰製造機で、地域資源6次産業化の課題を解決!~地方食品メーカー、農林漁業者の商品開発を缶詰製造で応援!フードテックジャパンで初公開~

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株式会社カンブライト(本社:京都府京都市、代表取締役:井上和馬、15人)と、株式会社浪速工作所(本社:大阪府堺市、代表取締役:谷本和考、30人)は、世界初となるNC制御型による小ロット多品種の缶詰製造を実現する缶詰巻締機「CANメーカー(仮称)」を開発しました。
従来の巻締機と異なり、ゼロから開発した構造(特許申請済)で、コンパクト化と低価格を実現。また電子制御によるシステム設計でこれまで職人の熟練の技術が必要だった缶のサイズ変更もボタン1つで切り替え可能。小規模食品事業者でも導入が可能で、地方の食品業界を活性化させる起爆剤になりうる缶詰製造機械です。
当社が缶詰工場を運用・プロデュースする中で感じてきた課題をすべて解決させ、使い勝手も抜群です。缶詰業界の課題を解決できるこの機械を、11月に開催される展示会「第1回フードテックジャパン」に実機を出展いたしますので、世界初のNC制御型の巻締機「CANメーカー」を是非ご覧ください。

開発した巻締機の特徴

小ロット多品種の缶詰製造に特化した真空引き対応の巻締機
容器の入れ替えが瞬時に行えることで地域の様々な食材を缶詰にすることが可能
大手製缶メーカーの小ロット巻締機の2/3程度の低価格を実現
遠隔でのメンテナンスや微調整が可能なので、離島や地方でも安心して導入可能

開発までの道のり
巻締機は缶詰に蓋をして密封する重要な機械ですが、100年前から基本的な構造は変わっておらず、現代社会に求められる「多様な商品を少しずつ作る」ことができませんでした。そのため、「なければ作る」というエンジニア精神のもと、浪速工作所とタッグを組み、独自の巻締機の開発に至りました。
浪速工作所はゼロからものづくりをスタートさせることを得意とする会社で、あのヤクルトのパック金型を日本で初めて開発した高い技術力を有しています。

これまでの巻締機の概念を変える製品
従来の巻締機の課題は大きく2つ。1日1万個以上の生産を前提とした大型・高額な設備であることと、蓋をする缶のサイズを変更するには、熟練の職人による半日程度の調整が必要であることです。特に缶のサイズ変更を容易に行えることは、小ロット多品種による缶詰製造には必須でありこれまで大きな課題でした。
その2つの課題を解決するため、両社は既存の巻締機の改良ではなくゼロベースで仕組みを構築。その結果、3か月の開発期間を経て小型で低価格、サイズの異なる缶の入れ替えもボタン1つで可能となる、これまでにない画期的な巻締機の実用化テストに成功し、2021年に世界初のNC制御型巻締機として誕生します。

新開発の巻締機の仕組み

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