ソラミツ、デジタル通貨の発行・運用を可能にするエンタープライズサービスUNKAI/雲海を発表

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ソラミツがオープンソースブロックチェーンのHyperledger Iroha(ハイパーレジャーいろは)を利用し、ビジネスでの活用にも耐えうる環境を新たに構築。Hyperledger Irohaの基本機能に加え、複数の追加機能やオプションサービスを提供するエンタープライズレベルのサービス・パッケージを発表。
ソラミツ株式会社(代表取締役社長:宮沢和正、本社:東京都渋谷区、以下ソラミツ)はシステムインテグレーターやサービスプロバイダー向けにデジタル通貨発行プラットフォームとなるエンタープライズサービス”UNKAI/雲海”をリリースしました。
UNKAI/雲海は、Linux Foundationが主催するオープンソースブロックチェーンプロジェクトHyperledger Projectにソラミツがオリジナル開発者として提供したブロックチェーンプラットフォーム Hyperledger Iroha(ハイパーレジャーいろは)を基にして作られたUNKAI BASEパッケージに追加機能を付加する、エンタープライズレベルのサービス・パッケージです。ソラミツとカンボジア国立銀行が共同開発した世界初の中銀デジタル通貨Bakong(バコン)の技術も決済モジュールとして組み込まれており、ユーザーは複数のモジュールを組み合わせることで、世界で最初に中央銀行デジタル通貨発行システムとして利用されたセキュアかつ高品質な仕組みを短期間で構築することができます。

追加機能は個別オプションのモジュールとして提供され(UNKAI OPTION)、決済モジュールだけでなくサプライチェーン・モジュールおよび KYC(Know Your Customer, 非対面取引における本人確認) モジュールも提供されます。さらに、インターレジャー・モジュールとして Bitcoin やEthereum と接続するモジュールの提供も計画されています。

これらのUNKAI BASE+モジュールという構成に加え、ブロックチェーンのリーディングカンパニーであるソラミツの経験と知識をサービスとして提供します。オプションサービスは、教育・講習、設計・開発コンサルタントおよび本番システムの運用・監視を含み、高品質なシステムの設計から運用までをフォローいたします。

UNKAI/雲海はブロックチェーンベースのフィンテック向けサービスとして業界で最も包括的なソリューションです。

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