Apptio、クラウド支出の予算実績管理と最適化のため可観測性プラットフォーム「New Relic」との統合

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【2020年10月20日 米国本社リリース抄訳】
ワシントン州ベルビュー発 – 2020年10月20日 – テクノロジー支出に関する分析、計画、最適化を支援するテクノロジー ビジネス マネジメント(TBM)ソリューションのリーディング プロバイダーであるApptio, Inc.は本日、クラウドコストと リソースを最適化する「Apptio Cloudability」(※1)と可観測性プラットフォームの「New Relic One」(※2)との統合を発表しました。この統合により、Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureのユーザーは、クラウド関連支出のメトリクスに加えて、New Relic Oneが提供するメモリやCPU使用率などのインフラストラクチャパフォーマンスに関するメトリクスを利用できます。これにより、Apptio Cloudabilityは、利用するコンピュートリソースの適正化をさらに正確に助言できるようになり、最大15%の削減効果をもたらします。
New Relic社の最高プロダクト責任者であるBill Staples氏は次のように述べています。「New Relicは、顧客がコストを適切に管理しながら、パブリッククラウドへの移行を加速できるように支援することに注力しています。Apptio CloudabilityとNew Relic Oneを組み合わせることで、企業はクラウド環境とオンプレミス環境を包括的に把握でき、クラウド支出の予算を適切に設定し、リソースの規模を適正化・最適化できる領域を特定できます。」

Apptioの製品およびテクノロジーの最高責任者であるScott Chancellorは、次のように述べています。「今回のNew Relic Oneとの統合により、コスト最適化の提案を両社の顧客に継続的に提供できます。極めて詳細な財務データと運用データを統合することで、顧客はワークロード パフォーマンスを犠牲にすることなく、クラウド サービスの支出を大幅に削減できます。」

クラウド コンピューティングにより、スピードと柔軟性、そして変化する顧客や市場のニーズに対応するために求められる俊敏性がもたらされ、企業は競争力を高めることができます。しかし、クラウド リソースは簡単にスケーリングできることから、支出が大幅に増大してしまうことも少なくありません。業界最大規模のIT調査、アドバイザリ企業のガートナーは、クラウド導入戦略における構成を誤ると、企業は予算の20~50%を上回る支出をしてしまう恐れがあると試算しています。Apptio CloudabilityとNew Relic Oneの統合により、仮想マシンの詳細なパフォーマンス メトリクス(CPUとメモリ使用率、ネットワークI/O、ディスクの読み取り/書き込みバイト数など)が提供され、これまでに以上に優れたインサイトがもたらされ、より正確な適正化を推奨でき、より多くのコストを削減可能になります。

Apptio CloudabilityとNew Relic Oneを組み合わせて利用することで、煩雑で時間のかかる権限設定や追加エージェントのインストールが不要になります。ユーザーは、New Relic OneのアカウントIDとクエリキーを使用して、Apptio CloudabilityプラットフォームでNew Relic Oneアカウントを一度だけ構成するだけで運用を開始できます。組織内の複数のアカウントが、この統合を使用して、AWSとAzureの両方のワークロードを管理できます。現在、世界各国のユーザーがこの統合を利用できます。

Apptioは、顧客がクラウドコストとリソースを最適化してイノベーションを加速できるように支援を続けていますが、より優れた適正化の提案ができるようにサードパーティーベンダーとの連携も積極的に行っています。今回のNew Relic社との統合は、そのような取り組みの1つであり、直近ではDatadog社とも統合を行っています。

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