ハチ公バスでAI画像解析技術を利用し乗降者分析の実証実験を開始

SHARE:

Intelligence Design株式会社は、AIカメラソリューション「IDEA counter」をハチ公バスに設置し、乗降者調査業務における検証を実施。

Intelligence Design株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中澤拓二、以下「当社」)は、当社開発のAIカメラソリューション「IDEA counter」を利用したハチ公バスの乗降者調査業務での検証を行います。

■ 本取り組みの背景 
従来、よりよい街づくりのために通行量調査などを各自治体で実施しており、一部では機械計測の検討も進められています。一方でバス乗降者数の調査においては、ICカード情報、センサー情報だけでは機械化までの課題も多く、検討が進んでいない現状がありました。そこで、当社のAIカメラソリューション「IDEA counter」を利用することで、画像情報をもとに乗降者数や密状態を機械的に把握し、より良い運行計画策定に役立てたいという狙いがあります。

■ 実証実験概要
本実証実験では、ハチ公バスの1ルートに「IDEA counter」を設置し、画像解析AIモデルを活用して乗降者数や属性、密状態を測定・推測します。これらのデータを走行ルートや時間帯ごとに傾向を分析をすることでハチ公バスによる区民サービスの更なる向上を目標としています。また、密状態の把握により、昨今のコロナウイルス感染症対策にも活用できると考えています。

【実証実験の実施予定期間】
2020年12月下旬~2月下旬

PR TIMESで本文を見る