果菜類の植物工場、完全自動栽培の実現を目指すHarvestXが総額5000万円の資金調達を実施

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HarvestX株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:市川友貴、以下「HarvestX」)は、独立系ベンチャーキャピタル「ANRI 4号投資事業有限責任組合」(代表:佐俣アンリ、以下「ANRI」)、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下「AOI1号ファンド」)、河合聡一郎、曾川景介、田中邦裕から、総額5000万円の資金調達を実施しました。

ロボットによる完全自動栽培で農業の人手不足解決を目指す
食料問題や農業人口の不足、また昨今のコロナウィルスによる食の衛生面・安全に対する関心の高まりとともに注目が高まる植物工場市場。レタスなどの葉物類の植物工場が展開を広げる一方で、果物類は、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存しており、受粉収穫の不安定さ、また飼育管理のコストが課題となっています。HarvestXは、ミツバチに代わる手段としてロボットを活用した授粉・収穫技術の開発に取り組み、現在はイチゴを対象に受粉から収穫までの栽培の完全自動化を目指しています。

HarvestXは、東京大学が主催する「本郷テックガレージ」の支援プログラムにて立ち上げ、South by Southwest(SXSW)のTrade Show出展を目指す「Todai To Texas」や未踏IT人材発掘・育成事業を通じて、ロボットによる授粉・収穫技術の基礎となるプロトタイプの開発を推進してきました。

自動授粉・収穫実証試験ロボット XV1

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