Syncableと京大経営管理大学院 若林靖永教授のグループが「デジタルファンドレイジング」に関する研究を開始

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寄付者行動データを活用し、ファンドレイジングの成功要因などの解明を目指す

民間の社会保障のひろがりをオルタナティブなお金の流れを作り出すことでサポートする寄付決済プラットフォームSyncableを運営する株式会社STYZ(東京都渋谷区、代表取締役社長:田中 辰也)は、この度京都大学経営管理大学院(京都府京都市、院長:戸田 圭一)若林 靖永 教授らのグループと協働し、寄付決済プラットフォームにおける研究を開始します。
本研究は、Syncableが保有する寄付者属性や団体属性、ファンドレイジング(寄付募集)履歴など、寄付にまつわるデータを活用し、非営利組織マーケティングの観点からデジタルファンドレイジング領域における新たな知見の創出を図ります。

背景・目的

STYZは「社会にオルタナティブなお金を生み出す」をミッションに、NPOを対象としてインターネット上で寄付を募るためのシステムを提供し、企業との各種事業提携も行っております。寄付決済プラットフォームSyncableを2016年12月にリリースし、現在1,800団体以上が登録する国内最大級のNPO向けデジタルファンドレイジングサービスとなっています。

京都大学経営管理大学院では、グローバル化と情報化が進む現代の、複雑な経済社会の諸問題について、意欲的な研究活動を行っています。

今回、Syncableを利用するそれぞれの団体に合ったファンドレイジング活動を支援し、一つでも多くの団体に目標とする資金の調達を実現してもらうために、Syncableに記録されているデータを活用した研究を開始します。

本研究では、Syncableが保有する寄付者属性や団体属性、ファンドレイジング履歴などSyncable DBに蓄積されているデータのうち、一定基準を満たした匿名化処理済みのデータについて、京都大学経営管理大学院 若林靖永教授、渡邉文隆博士後期課程学生が統計解析、結果解釈、成果公開などを行います。

各種のデータを統合して分析することで、ファンドレイジング活動を通じて寄付が生まれる要因やそれに資する行動の特定を試みます。

URL:https://syncable.biz/

本研究におけるSyncable利用者・利用団体からのデータ提供について

Syncableではサービス利用時に、新たなサービス開発や機能向上などを目的とする利用者のデータ利用についての同意は完了していますが、本研究において自身のデータ提供を希望しない場合、改めて利用規約の該当部分における同意の撤回が可能です。

Syncable

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