都内で屋外広告媒体を運営する有限会社サーチ(本社:東京都立川市、代表取締役社長 常田修治)と、映像解析AIプラットフォーム「IDEA(イデア)」を運営するIntelligence Design 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 中澤拓二)は、屋外大型ビジョンにおける広告放映中の視認人数・年代・性別・進行方向・滞留時間を解析し、インプレッションや広告接触の質をリアルタイムに計測し、可視化する共同プロジェクトを開始しました。
■プロジェクト内容
屋外大型ビジョンをはじめ、デジタルサイネージや看板、アドトラックやポップアップスペースなど幅広いシーンで活用できる、広告効果の可視化に特化したAIカメラ解析サービスの実現に向けて、新橋の屋外大型ビジョンにエッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を設置し、人検知AIエンジンを用いて広告の視認性指標(Actual Visibility Survey)を計測しました。
当プロジェクトを通じて、屋外大型ビジョン前の広域範囲を対象としたAIによるリアルタイムデータ取得、視認性計測による可視化を実現することができました。
・エッジAIカメラを設置した高さ:屋外大型ビジョン横 ビル4階(地上17m)
・計測対象とした範囲:新橋駅前SL広場(縦 約35.5m × 横 約42m)
・計測方法:リアルタイムで通行者数とその進行方向を計測、AVSの指標に沿ったポイントごとに通行者数を15秒単位(広告放映時間)で集計 ※取得されたデータは下図参照
・カメラの映像はエッジ内で解析処理を行うため、録画保存しません(個人情報は一切保存しません)
新橋 屋外大型ビジョンに設置した「IDEA counter」のAI解析映像