MCデジタル・リアルティ、関西圏・首都圏において、 2棟の大規模データセンターを同時開設

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~大阪4棟目の開発着手により、KIXキャンパスの更なる拡張へ~

2021年9月15日、東京発 – データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 手塚万峰、以下:MCDR)は、2021年8月に関西圏3棟目となるKIX12データセンター(サーバー用電源容量20MW)を、また2021年9月に首都圏3棟目となるNRT10データセンター(サーバー用電源容量38MW)を開設しました。この2棟の同時開設により、サーバ用電源容量にして58MWの大規模データセンターが追加され、MCDRは国内で計112MWのデータセンターを運営することとなります。
MCDRは2017年に関西圏初となるKIX10データセンター(サーバー用電源容量8MW)、2019年に2棟目のKIX11データセンター(サーバー用電源容量25MW)を開設し、大規模データセンターキャンパスを開発してまいりました。この度、KIX12データセンターがKIXキャンパスに加わることで、計53MWのデータセンターキャンパスとなります。

また、ジョイントベンチャー設立後、初となる首都圏データセンターとして、千葉県印西市にてNRT10データセンター(サーバー用電源容量38MW)を2021年9月に開設しました。これにより、MCDRは首都圏において既存のHND10・HND11データセンター(東京都三鷹市)を含め、計59MWのデータセンターを運営してまいります。
更に、NRT10データセンターの近隣には既にデータセンター用地を取得しており、NRT10データセンターを皮切りに同データセンターの周辺一帯に100MW超のデータセンターキャンパスを構築する計画です。

更にこの度、MCDRは、開設した直後のKIX12データセンターの隣接地に、KIX13データセンターを開発する計画に着手しました。2019年にKIXキャンパスエリア内に取得した用地を活用した開発であり、2023年の開設を計画しております。このKIX13データセンターの開発により、KIXキャンパスは計4棟、70MW超のデータセンターキャンパスとなる見込みです。

MCデジタル・リアルティ 代表取締役社長の手塚 万峰は今回の2棟のデータセンター開設について、次の通り、述べております。
「今回、首都圏・関西圏に大規模データセンター郡を開設することにより、当社の運営するデータセンターの規模は113MWとなり、国内でも有数のデータセンター事業者となります。また、KIX12開設直後ですが、KIXキャンパス4棟目となるKIX13データセンターの開発計画にも着手します。KIX13を開発することで運営する資産規模は、当社設立時の目標であった2,000億円規模となる見込みです。今後も大規模データセンターキャンパスを提供し続けることで、ハイパースケール・コロケーションの需要に応えて参りたいと思います。」

また、同社取締役COOのクリストファー・ハンも次の通り、今後の展望を述べております。
「国内では、まだまだ堅調な大規模データセンターの需要が見込まれる一方、デジタルトランスフォーメーション(DX)がより進展する海外ではデータセンターに自社サーバを保管するコロケーションと、クラウドを併用するハイブリッドクラウドを採用する企業が増えつつあり、こうしたハイブリッドクラウドの動向はクラウド事業者も関心を示しております。当社は、こうした、企業の新しいデータセンター利用方法を支えるデータセンタープラットフォーム(通称PlatformDIGITAL)を提供することで、クラウド事業者・企業の双方にとって、より付加価値のあるデータセンターを目指します。」

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【参考情報】
KIX12データセンター概要

KIX12

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