現場向けSaaSのクアンド、北九州市「令和3年度スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(事業化支援事業)」に採択

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遠隔支援アプリ「SynQ Remote(シンクリモート)」の事業加速を狙う

2021年9月16日、「地域産業・レガシー産業のアップデート」をミッションに掲げる株式会社クアンド(本社:福岡県北九州市、代表取締役:下岡 純一郎)が、スタートアップ企業を対象とした北九州市の補助事業に採択されましたことをご報告いたします。

スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(事業化支援事業)について

この補助事業は北九州市が国から「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に選定されたことを契機に、今年度からスタートしたものです。北九州市は、環境・ロボット・DX分野を中心に大きく成長するスタートアップを輩出し、SDGs未来都市を実現することを目指しています。

この事業は北九州市から認定を受けたベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップが対象となっています。優れた目利き能力を有するベンチャーキャピタルに協調する形で資金援助を行うことで、スタートアップのさらなる事業加速を図るものです。対象となるのは、新たな産業の創出に向けた製品・サービスの事業化の取組を行い、SDGs未来都市の実現に貢献する事業で、その費用のうち最大2000万円の補助を受けることができます。
詳細:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/san-kei/326_00015.html

本補助事業におけるクアンドの取り組み

製造業や建設業、その周辺領域などの現場で働く人々のための遠隔支援コミュニケーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」のマーケットへの適合、販路拡大を目指します。このプロダクトは2020年11月に正式版をリリースし、その後も新機能の開発を続けており、これまでに80社、700アカウント(2021年9月16日時点)ご利用いただいております。

「SynQ Remote」は、現場の作業者と事務所など遠隔地にいる管理者をリアルタイムでつなぎ、ポインタや音声文字変換、描画による遠隔指示、現場の遠隔撮影および録画が可能です。今回の事業は市内企業への販売だけに留まらず販売パートナー契約や共同研究開発により事業加速を狙います。

また長期的には本プロジェクトの派生として、「SynQ」シリーズという自社プロダクト群として開発していきます。「SynQ」は情報共有プラットフォームとして、現場の知を対価に変え、現場で働くフィールドワーカーの仕事を持続可能なものにします。

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