カンボジア国におけるドローン計測サービス「くみき」をインフラ事業に導入するための調査についてのお知らせ

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~ JICA 中小企業・SDGsビジネス支援事業 案件化調査(中小企業支援型)に採択~

株式会社スカイマティクス(東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)は、国際協力機構(JICA)の実施する2020年度第二回中小企業・SDGsビジネス支援事業 案件化調査(中小企業支援型)に採択されました。

具体的には、ドローン計測サービス「くみき」を活用し、カンボジア国のインフラ事業における計測に導入するための調査を通じ、同国の交通事故の原因となっている広範囲にわたる道路の陥没等のダメージ状況を現地政府が迅速かつ低コストで把握し、正確なデータ管理をできることにより道路整備管理能力の向上と迅速な道路整備への貢献を目指して参ります。

◆調査概要◆

履行期間:2021年9月~ 2023年1月
対象国・地域:カンボジア国シェムリアップ州
本調査の概要:シェムリアップ州の道路インフラ整備における現状の課題を把握し、ドローン計測の活用方法及び開発効果を調査する。
対象国・地域への貢献:ドローン計測サービス「くみき」の普及により、交通事故の原因となっている広範囲にわたる道路の陥没等のダメージ状況を現地政府が迅速かつ低コストで把握し、正確なデータ管理をできることにより道路整備管理能力の向上と迅速な道路整備に貢献する。

ドローン計測サービス「くみき」について
建設業界、砕石業界、産廃業界、農業業界など人手不足や技能・知見の伝承に課題を抱える業界では、課題解決のためにドローンを活用した生産性の向上やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の取り組みが始まっています。他方、ドローンのデータを処理・解析するためには専用ソフトウェアが必要となるものの、従来型のソフトウェアは高機能PCや取り扱いのための専用知識を必要とし、誰もが気軽に使えるものではありません。

スカイマティクスが提供する「くみき」は、ユーザーがデータを専用サイトにアップロードするだけで全ての処理・解析を自動で行うことから、高機能PCや専門知識を不要とし、ドローン初心者、測量初心者、および、ITツールに不慣れな方でも簡単にプロ仕様の地形データ生成や測量を行うことが可能となります。

上述の業界を中心に、現在では約15業種、従業員も10名以下の企業から1,000人以上の企業まで幅広い企業規模で導入され、これまで処理した画像枚数は80万枚以上、地形データの生成回数も2500回を超えています。例えば、砕石会社(従業員40名ほど)では砕石量の棚卸管理業務を60%効率化、建設会社(従業員20名程度)では造成工事における日々の外周確認作業を70%削減、など測量費用の削減、対応工数の削減、データの一元管理と品質向上など、まさに様々な業種・業態におけるDX推進に貢献をしています。

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