カケハシがメドレーと連携し、医療DXを促進

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他社とのシステム連携を順次開始

株式会社カケハシ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中尾 豊、代表取締役CEO: 中川 貴史、以下、当社)は、医療業界のDX推進支援を目的にしたオープンな医療プラットフォームの構築を目指し、薬局体験アシスタント「Musubi」(以下、Musubi)と他社サービスとのシステム連携に向けた取り組みを開始しました。まずは株式会社メドレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀧口 浩平、以下、メドレー)とのシステム連携を予定しています。

背景

新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン診療・服薬指導をはじめとする医療業界におけるDX推進の必要性がかつてない高まりを見せています。一方で「オンライン診療・服薬指導の特例措置の恒久化」が打ち出された(※1)にも関わらず、オンライン服薬指導の利用率は6%程度に留まっているのが現状です(※2)。

こうした状況からDX推進を支援すべく、まずはオンライン服薬指導の担い手である薬剤師の業務体験の向上を図り、そこから患者さんの多様なニーズへの対応と薬局体験の向上につなげていくことを目的に、薬局の基幹システムであるMusubiと他社サービスとのシステム連携に向けた取り組みを開始しました。これにより、薬剤師の業務負担を増やすことなくオンライン服薬指導を促進し、その先にある医療業界全体のDX推進を支援していきます。今後も、多様なプレイヤーとの幅広い連携も視野に入れながら、日本の医療をより良くより確かなものとして次世代へつないでいくエコシステム構築に向けて邁進します。

(※1)内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2021 日本の未来を拓く4つの原動力~グリーン、デジタル、活力ある地方創り、少子化対策~」
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2021/2021_basicpolicies_ja.pdf

(※2)デロイト トーマツ グループ「コロナ禍での国内医療機関への通院状況・オンライン診療の活用状況」(2021年8月16日発表)
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20210816.html

概要

Musubiと他社サービスとの連携第一弾として、メドレーのかかりつけ薬局支援システム「Pharms」(以下、Pharms)との連携を来春以降で目指します。具体的には、Musubi上でPharms経由の予約一覧を表示し、Musubiによる服薬指導開始時にワンクリックでPharmsを起動させるなど、既存のオペレーションを大きく崩すことなく薬局における両サービスのより円滑な利用の実現を予定しています。

Musubiについて

これからの薬局に求められる「患者満足」。それは患者さん一人ひとりに向き合う薬局スタッフの「働き方改革」なくして実現するものではありません。そして働き方改革は、適切な「店舗の状況把握」があってこそ。Musubiはその全てをサポートし、薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験を向上させる、従来の電子薬歴とは明確に異なる新時代のサービスです。

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