SWAT Mobility、路線バスの運行ダイヤ改正サービスの実証開始

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~北九州市「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業」を通じて、北九州市交通局と路線バスのDX化を推進~

 シンガポールに本社を置くモビリティスタートアップであるSWAT Mobility Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Jarrold Ong、以下「SWAT Mobility」)は、この度、北九州市「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業」に選定されました。本事業を通じて、北九州市営バスの乗降データ分析及び路線バスのダイヤ改正提案を行い、北九州市のSDGs未来都市の実現における「住みよいまちづくり」に貢献します。実証実験終了後は、既存のオンデマンドバスアプリに次ぐSWATの新たなサービスとして、全国の路線バス事業者に乗降データ分析や最適なダイヤ提案を行うシステムの提供を始めます。
■地方の乗合バス事業者が抱える課題
 日本の地方都市では少子高齢化や人口流出により、乗合バスの利用者は減少しており、一般乗合バス事業者(大都市部を除く)の90%近くが赤字*1である状況です。コロナ禍による外出機会等の減少により、今後更なる収益性の低下が予想される中、地域交通の基盤である路線バスの維持や効率運行のために、デジタル化による乗降データ活用などの有効活用が求められています。
 北九州市営バスでは、概ね2年に1度、路線バスのダイヤ改正を行っていますが、ダイヤ改正作業は担当者の経験に頼っている部分が多く、多大な工数がかかっている上、乗降データ活用を通じた統計分析の必要があることが分かっています。

■従来の作業工数を大幅に減らし、最適ダイヤを提案

時間別乗車数分析サンプル

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