三重県四日市市で毎年開催されている市内の環境活動を発表するイベントが、今年はバーチャルでの初開催となります。昨今のコロナ禍で多人数イベントの縮小やリモートワーク等働き方の多様化の情勢に合わせて、自宅や職場等どこからで出展・参加ができる建築メタバース「comony」(ラストマイルワークス社)上で環境フェアが開催されます。
■四日市市環境フェアとは
三重県四日市市が主催する、年に一度四日市市内で開催されている「四日市市エコパートナーを始め環境活動に取り組む団体・企業等が一堂に会し、広く市民に環境について考えていただく機会」を目的としたイベントです。
従来は三重北勢地域地場産業振興センターなどの市内の施設で開催されてきましたが、昨今のコロナ禍で多くのイベントが中止となり、またリモートワーク推進等による働き方の多様化も進んでいるため、 これらの情勢に合わせる形で今回初めてバーチャル開催を実施することとなりました。
■バーチャル開催のCG技術協力
弊社のCGアセット制作及びバーチャルCG制作の実績と経験を活かし、今回のバーチャル開催におけるCGディレクション及びCG制作全般を弊社で担当いたしました。商用ベースとは異なり、特に限られた予算の中で効果を最大化するための工夫を行っています。
今回バーチャル空間の技術協力を頂いたラストマイルワークス社が開発する「comony」は、ゲームエンジン「Unity」の開発環境であるため、ゲーム用CGアセット制作と共通する所が多く、非常に使いやすく効率的にCG制作を行うことができました。また、アプリ使用時の負荷低減に加え、UVとテクスチャ作業を極力工数をかけずにリッチな見た目を実現するために既存のPBRマテリアルを活用しました。