Findability Sciences、ERPシステムのデータ活用を支援するAIミドルウェア「ERP-Max」の提供を開始

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ERPシステムのデータと外部データを接続し、各種施策の実行に有用なデータを導き出すこれまでにないAIミドルウエア

2022年6月7日- エンタープライズAIソリューションのグローバルカンパニーであるFindability Sciencesは、ERPシステム向けのAIミドルウエア「ERP-Max」の提供を開始しました。ERP-Maxは、ERPシステムに接続し機械学習のモデル作成に必要なデータを抽出を行うAIミドルウエアです。ERPシステムのデータを活用した予測・傾向モデルを生成して、各種施策に有用な指標を導き出し、顧客企業の適切な経営判断をサポートします。
現在、企業においては、目まぐるしく変化する市場環境への適用を目的として、ビジネスへのアジャイルなデジタル化への需要が高まっています。ERPシステムは、ビジネス上のさまざまな取引に関するデータの入力、保存、管理に優れたシステムである一方、ERPシステムからのデータ抽出・加工や、AI/MLアプリケーションでの使用に時間とコストがかかる他、リアルタイムの分析ができないことが多いという課題を抱えています。

企業がデジタルトランスフォーメーションを推進する中、スピードや柔軟性、また保有データの組織横断での連携に対する需要は、かつてないほど高まっています。Findability Sciencesの創業者 兼 CEOであるAnand Mahurkarは、「ERP-Maxは、95%以上の予測精度を実現し、来年には320億ドル※1を超えると言われる世界のERP市場に変革をもたらす費用対効果の高いソリューションです。ERPシステムを利用する企業にとって、ERP-Maxが必要不可欠になると信じております」と述べています。

ERP-Maxは、ミドルウェアのコネクタを介してERPシステムに接続し、機械学習のモデル作成に必要なデータを抽出します。顧客企業が保有するCRMや人事システムのデータの他、ニュースやSNSなどの外部データにも接続できる機能を備えています。また、Findability Sciencesの主力サービスであるFindability.AIと連携させることで、高精度な予測モデルをシームレスに開発、実装します。Findability Sciencesは、サプライチェーンや在庫、財務、人事に関連する実用的なデータ活用を支援するERP- Maxを、米国、日本およびインドで提供します。

Findability Sciencesは、世界中の様々な製造業、製薬業、小売業の企業と連携し、ERPデータをAI/MLアプリケーションで活用するための支援を行っています。すでにERP-Maxを使用して効果が出ている、下記のような事例があります。

●中古車販売大手企業が、より高精度に自動車残存価格を試算
●大手電子部品メーカーが、予測価格に基づくリアルタイムの見積もり作成を実現
●大手エアコンメーカーが、95%以上の精度で数千の製品の販売予測を実現

※1 Allied Market Researchより
https://www.globenewswire.com/news-release/2020/07/20/2064455/0/en/Cloud-Based-ERP-Market-to-Reach-32-18-Billion-by-2023-Globally-Says-Allied-Market-Research.html

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