ゼロボード| 製品別・サービス別のGHG排出量算定機能をリリース

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~ サプライチェーン排出量算定における高度化とグローバル化を推進 ~

 株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、サプライチェーン排出量(GHGプロトコルでのScope3)算定の高度化とグローバル化を目指し、GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」において、製品別・サービス別のGHG排出量(Carbon Footprint of Products、以下「CFP」)の算定機能を、本日2022年7月4日(月)にリリースいたしました。
■開発背景
 企業が自社だけでなくサプライチェーン全体のGHG排出量の算定と削減に働きかけることは、脱炭素社会を実現するために非常に重要なアクションの一つと考えられます。また、2021年11月にwbcsd(※1)より公表されたPathfinder Frameworkでは、Scope3の算定に利用する排出原単位を、既存の基準や手法を活用しながら、二次データ(国や研究機関の公表する平均値)から一次データ(サプライヤの実績値)に置き換えていくことを推奨しており、多くの企業がサプライヤからの一次データの取得に着手し始めています。
 しかし、それらの企業の多くは、正確に算定・検証された一次データへのアクセスが困難であるという課題に直面しています。とりわけ、当社が注力している自動車、化学品といった長いサプライチェーンを抱える製造業において、その課題は顕著です。

(※1)wbcsd:持続可能な開発のための世界経済人会議。1992年の国連地球サミットにおいて、経済界からの「持続可能な開発」についての見解を提言することを目的として、環境保全と経済発展に関する国際的関心と必要な行動を促すために創設した団体のこと。

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