クリエイターエコノミー向け動画編集ソフトAurisを開発するAI Communis、東京大学 高道慎之介助教と学術指導契約を締結

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~音声合成技術を活用した動画音声吹替機能の実装に向けた研究開発を加速~

世界最先端の音声認識および自然言語処理技術を活用した動画編集ソフトウェアAurisを提供するAI Communis Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Co-Founder & CEO:鈴木信彦、読み:エーアイ コムーニス、以下「当社」)は音声合成技術を応用した動画音声の吹替機能の実装を目指し、国立大学法人 東京大学(住所:東京都文京区、以下東京大学)高道慎之介助教と学術指導契約を締結したことをお知らせします。
■本契約に至った背景
YouTubeやTikTokなどWeb2.0に加え、Web3.0やメタバース関連領域が大きく発展する中で、コンテンツを保有するクリエイターなどのグローバル市場への進出は自然な流れとなっています。その中で、企業や個人クリエイターが配信するコンテンツについて、文字起こし・字幕付けに加え、ナレーションやアナウンスの読み上げ機能(ダビング)への需要が高まっています。さらには動画音声を多言語に吹き替える重要性も高まっているといえるでしょう。

「Make your contents accessible to the world(さあ、世界へ飛び出そう)」というミッションのもと、動画コンテンツをグローバルに発信するサポートを行うべく、字幕/翻訳字幕付けに特化したソフトウェア「Auris」の開発に取り組んできた当社にとって、動画音声の多言語吹替機能の実装はクリエイターからの要望が多い、重要なミッションとしてリサーチを重ねてきました 。

このたび当社は、音声合成研究の第一人者である東京大学 大学院情報理工学系研究科 システム情報学専攻 音メディア情報学研究室(猿渡・小山研究室)の高道慎之介助教と学術指導契約を締結しました。当社が保有する技術・データを活用したクリエイター本人の声を用いた多言語吹替機能の実装に向けて、高道先生の技術指導を仰ぐことになります。

Z世代に代表されるデジタルネイティブたちが、自由にコンテンツを作成し、言語の壁を超えて世界に表現する活動を、当社はAurisを通じてサポートしていきます。

■高道慎之介助教のコメント
この10年で、個人がコンテンツ発信する社会になりました。次の10年は,コンテンツが音声言語文化を横断します。AI Communis 社の強みである音声認識・自然言語処理と、私の専門分野である音声合成を生かして、その未来を描いていきます。

■高道慎之介氏 プロフィール
東京大学 大学院情報理工学系研究科 助教
システム情報学専攻 音メディア情報学研究室(猿渡・小山研究室)所属
2011年に長岡技術科学大学を卒業。2013年・2016年それぞれに奈良先端科学技術大学院大学 博士前期・後期課程を修了。2018年より東京大学 助教(現職)、博士(工学)。
音声合成変換、音声信号処理の研究に従事。

■動画編集ソフトウェア「Auris」とは
How to use Auris (Quick Guide)

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