Novathが日鉄ソリューションズに金融系AI人材育成プログラムを開発提供

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金融業務の高度DX化に向け、金融系エンジニア・ビジネスアナリストのAI技術力を強化

AI×データ時代のリーダー輩出に貢献する数学教育ベンチャー、株式会社Novath(読み方:「ノバス」、本社:東京都渋谷区、代表取締役:近藤啓太、以下、「Novath」)は、日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森田 宏之、以下「NSSOL」)に対し金融系AI人材育成プログラムの開発・提供を行うことになりました。開発したプログラムは2022年度よりNSSOL金融ソリューション事業本部における社内研修プログラムとして順次導入を開始いたします。
【Novath会社ホームページ: https://novath.co.jp
■ 本取り組みの概要
 Novathは、「AI×データ時代のリーダーの輩出」を掲げ、実社会の課題解決に役立つ数理リテラシーを学べる「AI数学ブートキャンプ」や教育機関向けのデータサイエンス教育教材の開発等のサービスを提供しております。
 NSSOL金融ソリューション事業本部は、製鉄業で培った、高度な数理的知見を基とした最新金融工学に対する理解・応用力と、日本製鉄を始めとした大規模先進ITユーザーと共に磨き上げた、ITエンジニアリング力の融合を図りながら、様々な金融業務分野において、お客様の新たな価値創造に取り組まれています。
 今般、金融機関が競争力強化の重要な戦略としている「AI×データ利活用による新しいサービス提供や業務の高度化」を実現するため、NSSOLの金融業務分野におけるAI研究開発のナレッジと、Novathの数理教育のナレッジを組み合わせた、金融系AI人材育成プログラム(以下、「本プログラム」)を開発することになりました。本プログラムは、NSSOL金融ソリューション事業本部における研修プログラムとして、金融工学を始めとした豊富な業務知見を有する金融系エンジニアやビジネスアナリストに導入し、顧客業務の高度化、DX化を加速していきます。

■ プログラム開発の背景と目指す未来像
 近年では、AI・データ分析ツールの発達により、数学や統計学の数理的な理解を必ずしも前提としないAI開発・データ分析の環境が整ってきています。しかし、新たなソリューション、価値を生み出す事業の最前線においては、既存技術を応用し、独自の改善を加える必要があり、このプロセスにおいては数理的な理解が極めて重要な役割を果たします。一方で、AIやデータ分析の数理は、学び直しのハードルが高く、AI人材育成のボトルネックの1つとなっていました。この点、本プログラムは、AI・データ分析の実装スキルだけではなく、AI・データ分析の数理についても、金融データを題材にしながらバランスよく習得可能なカリキュラムになっております。
 今後、金融市場取引におけるAI利活用の先端トピックス、NSSOLにおけるAI研究開発のナレッジもカリキュラムに取り入れながら、本プログラムを応用・発展させていきます。金融工学を習得した金融系エンジニアやビジネスアナリストのAI・データ分析のスキルを強化し、日本の金融市場の発展に貢献してまいります。

■ NSSOL金融ソリューション事業本部 副本部長 今若 恒幸様 コメント

「金融業界は数学を駆使したイノベーションの歴史でもあり、弊社も金融工学・数学に強い人材の輩出に力を入れてきました。今般、金融系AI人材育成強化にあたり、Novathのテクノロジーの数学的理解を重視した教育哲学や教育メソッドに強く共感し本取組みを決めました。本プログラムの発展を通じて、本邦金融機関様の業務高度化、DX化をリードしていきます。」

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