在宅医療介護業界の作業コストと人材不足問題を解決する株式会社Cone・Xiがシードラウンドで20百万円の調達を実施

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株式会社Cone・Xi (コネクシー) (本社:岡山県岡山市 代表取締役:高木 大地、以下「当社」)は、ガゼルキャピタルをリードインベスターとして、ちゅうぎんインフィニティファンドを引受先とする第三者割当増資を実施しました。今回の資金調達により、創業からの累計調達額は26百万円となりました。
調達した資金は、chokowa(チョコワ)β版の実装、岡山県外エリア展開に向けてのシステム機能強化、カスタマーサポート体制の強化、それらに伴う組織の拡充へ投資をする予定です。
■本件の背景
医療費40兆円/年のうち4割を占める入院費が大きな問題となっています。2025年の医療体制計画では、入院ベッド数15万床削減・在宅復帰率75%を明文化されました。手厚い医療を必要としていない入院患者の約34万人を自宅や施設での治療に切り替え、更に2040年の年間死亡者数は168万人となり、在宅看取りのニーズが高まり地域医療構想が加速していきます。その中で注目されているのが訪問看護業界です。

業界のニーズは高まる中、2021年時点での訪問看護師は約7万人で、2025年には訪問看護師が11,7万人必要と試算されており、地域医療構想との兼ね合いを考慮すると、達成は極めて困難であると言われています。
そこで当社の提供価値として、訪問看護に特化した人材のマッチングと、訪問看護事業所の経営状況、及びスケジュール管理・共有ができる事業chokowa(チョコワ)を展開していきます。

【顧客の課題】
訪問看護事業所は、担当する利用者の病状変化などで緊急時対応や訪問回数の調整をしながらフレキシブルに対応しなければならない為、スケジュール調整に莫大な作業コストがかかっています。

また、スケジュール再調整時の作業コストという課題と共に、対応する看護師の人材が不足している点についても、訪問看護事業所が抱える大きな問題です。そこで当社が提供するプラットフォーム上のフリーランス看護師のスキルやエリア、空きスケジュール等から、訪問看護事業所のフレキシブルなスケジュールに対応した最適な看護師をマッチングします。これは人件費を固定費として考えない仕組みで、事業所運営の経費削減にも繋がります。
またこれと同時に、訪問看護事業所に特化した訪問スケジュール作成サービスを提供します。
訪問看護事業が安定的かつ高品質な経営を行うことにより、日本における医療サービス提供体制の変革が促進されることとなり、ひいては財政健全化ならびに新たな社会のありかたを提示できるようになると考えています。

■本案件で開発する「chokowa」について
chokowa(チョコワ)は、看護師に特化したスポットバイトを提供するサービスです。

1)スキマ時間を活用した看護師マッチングサービス
利用者の体調変化による緊急時対応、社員の体調不良などによる人材確保に伴う、急なスケジュール変更に対応できる看護師をマッチングします。

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