本体の大部分を紙で製作したスピーカー”Koala A-1″を開発。環境性、インテリア性、音質を高い次元で両立。

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製品化に向けてクラウドファンディングの予告ページを公開。

コニー電子合同会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:米田 優、以下 コニー電子)は昨今高まりを見せる環境意識の高まりを受け、本体の大部分を紙で製作し、環境性、インテリア性、音質を高い次元で両立したスピーカー”Koala A-1″の試作設計を行いました。開発成果の社会実装を目指し、製品化に向けてクラウドファンディングの予告ページを公開します。
■ 開発の背景
近年環境への負荷をおさえるため、プラスチックストローが紙に置き換えられるなど、紙材料が注目されています。しかしながら紙固有の反りやばらつきのため、一定以上のサイズの製品を製作するのが難しく、フロア型(床に置くタイプ)のスピーカーの本体には紙材料は一般的には用いられてきませんでした。

しかしながら、紙材料は音響的に不要な響きを出しにくいという性質を持ち、スピーカーのキャビネットの材料として適しており、加えて紙ならではの温かみのある手触りがあるため、紙材料を使えば環境性、インテリア性、音質の全てを両立したスピーカーが製作できるものとコニー電子は紙材料に着目してきました。

そこでコニー電子は紙加工で独自のノウハウを持つ有限会社マルタ工業(本社:岐阜県羽島郡笠松町)と協業し、コニー電子のスピーカー設計技術と組合わせることで本体のキャビネット部分を含め大部分を紙で製作したスピーカーの実現に向けて技術検討を進めてきました。

約2年に渡る検討の後、職人の手作業とレーザー加工を組み合わせることで本体の約95%(※1)を紙で構成したフロア型のスピーカーを試作製作をすることができました。

※1 体積比、電子部品部分を除く

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