XAION DATA、オープンデータの汎用的構造化技術「WEB VISION」に関する特許を取得

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オープンデータの利活用技術を採用市場やSales市場へ展開している株式会社XAION DATA(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤泰秀、以下「XAION DATA」)は、オープンデータ(※1)活用の汎用的技術において、オープンデータを効率的に構造化し補正する方法及びプログラムに関する特許(特許7116940号)を取得しました。
1.特許取得に至った背景

 従前は、オープンデータから情報を収集する際には、取得したいデータ項目ごとに辞書メンテナンスやプログラム開発が必要でしたが、ウェブサイトの多様化や、各ウェブサイトのアップデートにより、データ取得に向けた開発・保守コストが増大傾向にありました。そのため、より汎用的に幅広い情報を統一化された機構で構造化する技術ニーズが高まってきました。
 今回の特許による発明は、ウェブ上に点在しているアクセスが制限されていない、様々なフォーマットのオープンデータから情報を抽出し、抽出した情報を機械学習等の処理により自動的に構造化する汎用的な技術となります。
 具体的には、公開されているウェブサイトを構造解析し、取得した各種ページ情報から自動的に情報を取得・テキスト化、さらに取得したデータを自然言語処理技術や機械学習等を用いて自動タグ付けによる構造化を行うことで、データ収集・統合化を簡易的に実現することが可能になります。
 海外ではオープンデータの利活用推進が進んでおり、オープンデータの流動性は日本国内よりも高く、より汎用的なデータ利活用技術が求められている現状があります。そこに着目して、本件の特許発明者である弊社のCEOとCTOは、アメリカのシリコンバレーで就業していた経験から、オープンデータの収集に関する汎用的な技術に関する研究を続けてきており、今回の「WEB VISION(※2)」の開発に至りました。

2.特許取得によるビジネスの展望

 XAION DATAでは、「WEB VISON」を活用して、従来から参入しているHRやSales領域だけではなく、ドメイン特化の検索やデータアクセスの容易性を上げていき、さらなるデータ検索技術やそのマッチング精度の向上を加速させていきます。
 また、今回の汎用的技術を用いて収集したデータを元に、クライアントのニーズに合わせたAIモデル及びデータソリューションの提供も推進していきます。
 XAION DATAは「AI × DATAで世界中の価値を最大化する」ミッションに基づき、オープンデータ利活用のリーディングカンパニーを目指します。

ビジネスモデル図

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