「森と水を守る村があるから、私たちの日々がある」愛知県安城市が山村との連携でこだわる子供たちへの「ホンモノ体験」の提供とは~SDGsジュニアキャンプ実施レポート~

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「水を使う者は自ら水をつくれ」

近年、SDGsという言葉が一般化される中で私たちの日常生活では資源に関して「使う」ことと「つくる」ことの意識変革が求められるようになっています。そんな中、愛知県安城市ではこの「水を使う者は自ら水をつくれ」という言葉が、本市の発展を支えた明治用水の開通をきっかけに100年以上も伝え続けられています。

そして、その大切さを伝えるために、市ではこれまでも「森と水」をテーマにしたイベント、源流のある山村との交流の機会、歴史を学べる場づくりなどさまざまな型で取り組みを行ってきました。そして、今年度新たに取り組んだのが、現地滞在型のキャンプ×SDGs教育の「SDGsジュニアキャンプ」です。

このレポートではキャンプイベントのレポート、そして「森と水の教育」について市が行っている取り組みについてご紹介します。
水を生み出す森のありがたみを感じる体験

「SDGsジュニアキャンプ」では小学4年~6年生の子供たちを対象に、森林での体験を通してSDGsについて考え次世代を担う人材育成につながることを目的に実施しました。

農業、工業にも使われている明治用水や生活用水として使われている矢作川の源流がある長野県根羽村へバスで移動し、現地で活動する人々と連携しながら計2日間で76名の市内在住小学生を対象に実施。水を生み出す水源の森の探索・森にある資源で創り出すブッシュクラフトワーク体験、山村で食体験などを通じて、自然のありがたみを体感する機会を提供しました。

「水を使う者は自ら水をつくれ」というメッセージを少しでもリアルで感じるため、コンテンツが行われる森林探索のフィールドも安城市と根羽村で共同経営する「矢作川水源の森」の中で行われ、体験コンテンツや学びのファシリテーションも根羽村に拠点を置きながらその地域で活動する事業者たちと連携しで行うことで「ホンモノ」との触れ合いを特に意識したコンテンツになりました。

そのほか、イベントの中で使う道具・備品なども市内の企業と連携することで繊維の廃棄物のアップサイクルによって生み出されたTシャツなどが使用され、サスティナビリティを意識した商品、それらを創る企業に触れるきっかけも生まれました。

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