【医療へのアクセスに関する意識調査】

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体調不良の際の通院に対する懸念1位は「待ち時間」。医療にアクセスする「即時性」「手軽さ」のニーズが明らかに。一方で、「オンライン診療」は9割以上が未経験。

~3人に1人が「自分で調べた情報をもとに、重大な病だと思い込んだことがある」
“自己診断”も増える中、「診療以外で、専門家に手軽に相談したい」という声も~
ソフトバンク株式会社の子会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:大石 怜史、以下「ヘルスケアテクノロジーズ」)は、全国の20代~70代の男女600名を対象に、「医療へのアクセスに関する意識調査」を行いました。

■主な調査トピックス

オンライン診療など、医療にアクセスする選択肢は増えたと半数以上の人が思う一方で、9割以上の人はそれらを活用できていない現状が明らかに
「オンライン診療を利用してみたいか」の意見は二分。利用したくない理由1位は「対面でないと不安」。一方で、利用者の9割以上は「また利用したい」「信頼できる」と回答
体調不良の際の通院に対する懸念1位は「待ち時間」。オンライン診療に対してもアクセスや時間のハードル解消を期待する声が多数
「病院に行くべきなのか」「オンライン診療をどのようなときに利用するべきか」医療へのアクセス要否や方法に悩む人が多数
身体の不調を感じたときに、8割近くの人がインターネットの情報を参考にしているが、「調べた情報をもとに、自分が重大な病だと思い込んでしまったことがある」のは3人に1人。加えて、専門家に手軽に相談したいニーズの高さも明らかに

※本資料に含まれる調査結果をご記載いただく際は必ず「ヘルスケアテクノロジーズ調べ」と明記ください。

■調査結果
1. オンライン診療など、医療にアクセスする選択肢は増えたと半数以上の人が思う一方で、9割以上の人はそれらを活用できていない現状が明らかに
「あなたは『オンライン診療』を知っていますか」という質問では、88.9%が「知っている」と回答し、また、「コロナ禍以前に比べ、医療にアクセスするための選択肢(オンライン診療、オンライン健康相談、オンライン服薬指導、処方薬の配送サービスなど)は増えたと思う」という人は、53.5%と半数以上がそう思っていることが分かりました。一方で、それらのサービスの利用経験を問う質問では、「オンライン診療を利用したことがない(92.0%)」、「オンライン服薬指導を利用したことがない(94.2%)」、「健康相談チャットサービスを利用したことがない(95.0%)」、「処方薬の配送サービスを利用したことがない(93.2%)」という結果に。オンライン診療の認知度が高く、医療にアクセスする選択肢が増えたと思う人が多数いる一方で、サービス自体の利用率は大変低いことが判明しました。

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