令和4年度「グローバルニッチトップ助成事業」に採択されました

SHARE:

海外展開に向けて知財網の構築を加速します

エピストラ株式会社(所在地:東京都港区、代表者:代表取締役CEO 小澤陽介、以下エピストラ)は、公益財団法人東京都中小企業振興公社(東京都千代田区、理事長:目黒 克昭)が実施する 、 令和4年度「グローバルニッチトップ助成事業」(以下、本助成事業)に採択されましたので、お知らせいたします。
■グローバルニッチトップ助成事業とは
東京都が東京の産業を牽引する企業を創出することを目的に実施する助成事業です。
世界規模で事業展開が期待できる技術や製品を有する中小企業等に対して、知的財産権の取得等に要する経費の助成及び知的戦略アドバイザー等による知財戦略の策定から実施までの支援を、3か年にわたり実行します。

≪助成内容≫
助成限度額 3か年で1,000万円
助成対象経費
○外国での該当製品・技術等に関する権利取得・維持に関する費用
(周辺・改良技術等に関するものを含む)

Webサイト(東京都中小企業振興公社)
https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/josei/nichetop/

■当社の知財戦略の取り組みについて
 ライフサイエンスの研究開発では、手作業での実験と試行錯誤の繰り返しを要因とした様々な課題が存在します。 AIによる自動実験最適化システム Epistra Accelerateにより、これまでよりも少ない試行回数で目的とする最適条件を発見できます。
 当社独自開発の自動実験計画AIは、ベイズ最適化技術をベースとした当社独自のアルゴリズムを実装した、ライフサイエンスの問題を解くために強化したAIです。ライフサイエンスの問題には標準のベイズ最適化技術を適用する上で3つの問題(高次元・高ノイズ・高コスト)があり、独自アルゴリズム(特許登録済)によりこれらを解決します。
 Epistra Accelerateは理化学研究所との共同研究で匠の技を超える分化効率を達成する細胞培養プロトコルを自動的に探索することに成功しました(2022年6月27日プレスリリース)。また、島津製作所との細胞培養条件最適化ソリューションの共同開発が進行中です(2022年2月21日プレスリリース)。
 ライフサイエンスの市場は北米、欧州において日本より大きな市場があるため、近い将来での当社製品の輸出に備えて、外国特許等の知的財産権の権利化を進めています。当社は今年度のグローバルニッチトップ助成事業に先立ち、令和4年度外国特許出願費用助成事業にも採択を頂いており、今回の本助成事業への採択を受けて海外展開に向けた知財網の構築を加速して参ります。

≪参考:外国特許出願費用助成事業≫
助成限度額 400万円

Webサイト(東京都中小企業振興公社)
https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/josei/tokkyo/

PR TIMESで本文を見る