影を落とす水産業、ライバルが手を組んで商品を共同開発

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敬遠されがちな海の生き物「ホヤ」を使った「ホヤドレッシング」を宮城県気仙沼市の小・中学生に食べてもらおうと、ある団体が12月1日から31日まで、クラウドファンディング(以下、CF)に挑戦している。

「ホヤの魅力を知ってほしい」「気仙沼をもっと好きになってほしい」との思いで、ホヤ嫌いでも食べやすく開発された。海からの恩恵を受け、経済が回る気仙沼。このCFで見据える先には、影を落としつつある気仙沼の水産業を「もう一度盛り上げたい」という思いがある。

CFを始めたのは、市内の水産資源を生かした加工品を開発している、気仙沼水産資源活用研究会「kesemo(以下、ケセモ)」。市内を中心とした21社の知恵を結集し、商品開発に取り組んでいる。

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