令和4年度 経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」採択事業として
不妊治療データ検索サービス「cocoromi」(https://lp.cocoromi.com/ ) を運営するvivola株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:角田夕香里)は、帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:内川 哲茂)と共同で、令和4年度 経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の事業者に採択され、妊活・不妊治療に取り組むカップルのパートナーシップ支援の実証実験を実施しました。本件に関連し、2023年3月8日(水)国際女性デーから、パートナーシップを支援する事業者や専門家へのインタビュー動画を制作し、配信して参ります。
妊活・不妊治療に取り組むカップルを対象としたパートナーシップ構築支援サービスの開発
2021年の国内出生数は81万人となり、政府予測よりも速いスピードで少子化が加速しています。結婚や妊娠にまつわる個人の価値観は多様化していく一方で、積極的に妊娠を望み、妊活や不妊治療をしているカップルも少なくありません。国立社会保障・人口問題研究所の調査では、世の中の夫婦の35%は「なかなか子どもができず、不妊の心配をしたことがある」というデータがあります。
我々の調査によると、妊活や不妊治療をするカップルの多くが、男女のタイミングを取る事の難しさだけでなく、妊活や治療における方針や価値観の共有機会の欠落が要因でストレスを抱えていることがわかりました。そこで、帝人株式会社は、妊活中のカップル、vivola株式会社は不妊治療中のカップルを対象に、生殖リテラシー向上のサポート、価値観の共有、コミュニケーションの質と量の改善を促す、パートナーシップ構築サポートのサービスを開発しました。
なお、本事業は、働く女性の妊娠・出産・更年期障害等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぎ、個人のウェルビーイングと企業の人材多様性を高めることを目指した、経済産業省「令和4年度 フェムテックサポートサービス実証事業者」(https://www.femtech-projects.jp/project/23.html)として採択され、2022年11月から2023年の1月まで3か月間の実証実験を行ってきました。