ダイヤモンド半導体を開発する、北大×産総研発スタートアップの大熊ダイヤモンドデバイスがシードラウンドにて1.4億円の資金調達を実施

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ダイヤモンド半導体の社会実装を目指す大熊ダイヤモンドデバイス株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:星川尚久)は、ダイヤモンド半導体および関連技術の開発を目的とし、総額1.4億円の資金調達を実施しました。

本調達は、Coral Capitalをリード投資家とし、Deep Tech向けでは初のシードラウンド投資となるグロービス・キャピタル・パートナーズを追加引受先としております。
■大熊ダイヤモンドデバイスについて
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社は、福島第一原発廃炉プロジェクトへ適応する要素技術をきっかけとして、世界初となるダイヤモンド半導体の社会実装を目指す、北海道大学および産業技術総合研究所を基とする2022年3月創業のスタートアップです。ダイヤモンド半導体はシリコン・SiC・GaNに代わる「究極の半導体」と言われ、1980年代に日本が世界に先駆けてガスからの人工ダイヤモンド合成に成功し、以降30年以上に渡って世界中で研究開発がされています。

東日本大震災による福島第一原発での事故の後、高温かつ高放射線環境下に耐えうるダイヤモンド半導体へのニーズが急速に高まり、弊社取締役である金子純一を筆頭に国内の研究機関が一丸となって研究開発に取り組んで参りました。

10年超に及ぶ研究を経て、世界で初めてダイヤモンド半導体が実用的な増幅器として動作するレベルに達したため、弊社は創業に至りました。この度の資金調達を基に、ダイヤモンド半導体の社会実装に向けて、研究開発および人材採用を更に加速して参ります。

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