~ INNOPOWERと協力し、タイ市場の脱炭素化を推進 ~
GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」を提供する株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下 当社)は、2023年9月8日、タイ国営の発電事業者であるタイ王国発電公社(Electricity Generating Authority of Thailand 以下 EGAT)の子会社で、電力事業の価値創造と推進に取り組むエネルギーイノベーション・テクノロジー企業、INNOPOWER Company Limited(バンコク、代表取締役社長:Athip Tantivorawong、以下 INNOPOWER)と、脱炭素化に関するパートナーシップ覚書の締結式を行いました。
INNOPOWERは、タイの主要な3つのエネルギー企業、EGAT、RATCHグループ、EGCOグループの合弁会社として設立されました。エネルギーセクターで50年以上の経験を持つこれらの企業から生まれた共同ベンチャーであるINNOPOWERは、タイにおけるクリーンエネルギーへの移行を加速し、エネルギーおよびテクノロジー分野におけるイノベーションを促進することをミッションとしています。
このたびの協業を通じて、INNOPOWERの顧客企業が「Zeroboard」を活用したGHG排出量の算定と可視化に取り組み、さらに排出量を削減するためのアクションまでを支援します。この協業は、GHG排出量を削減し、企業の持続可能な活動を促進するための総合的なソリューションを提供するというINNOPOWERのコミットメントを反映しています。両社は再生可能エネルギー証書(I-REC)の取引やソーラープロジェクト、電動車(EV)フリートなどのGHG排出削減ソリューションを含むイノベーションをともに創出し、脱炭素経営のサービスを拡大していく予定です。
両社では協力関係を深め、脱炭素に関する現地の情報や技術、ノウハウを共有し、タイ全土での脱炭素経営支援を推進するとともに、タイの2050年カーボンニュートラル達成に向け、環境負荷と気候変動への影響低減にも寄与してまいります。