足を使ってドローンを操縦、実地試験、学科試験、身体検査のすべてに合格。16歳で一等無人航空機操縦士の技能証明を取得した最年少記録です。
2023年7月一般社団法人国際ドローン協会が運営するIDA無人航空機教習所で学んだヤングチャレンジド(障がいのある若者たち)である女子高校生ドローンパイロット宮崎美侑さんが最年少で国家資格である一等無人航空機操縦士の技能証明を取得しました。生まれつき両手が不自由なため両足を使ってドローンを操縦されています。
技能証明を取得した背景
日本で初めて、重度の障がいを持ちドローンの国家資格である一等無人航空機操縦士の技能証明を取得した女子高校生ドローンパイロットの宮崎美侑さんは、2020年よりユニバーサルドローン協会(本社:兵庫県神戸市、代表:竹中ナミ)が主催し、一般社団法人国際ドローン協会(本社:東京都江東区)の榎本 幸太郎 代表理事が教えるヤング・チャレンジド(障がいを持つ若者たち)向けのドローン講習会に参加して操縦の技術を高めていました。
そして、より高いレベルの操縦技術や知識を身につけるため、宮崎さんは一般社団法人国際ドローン協会が運営するIDAドローンスクール、同じくIDA無人航空機教習所に通われていました。
生まれつき両手が不自由な宮崎さんは、両足を使ってドローンの操縦を行いますがハンディキャップを感じさせない上手な操縦でIDAドローンスクールを卒業、続いて実地試験、学科試験、身体検査のすべてに合格して、一等無人航空機操縦士の技能証明も取得されました。
16歳での一等無人航空機操縦士の技能証明取得は最年少記録であり、また、重度の障がいを持つ方が技能証明を取得した日本初の事例でもあります。