(株)Parafeedとカンボジア王国のサンライズジャパン病院が「眼球運動検査装置 REEVEER-PitEye」で協業開始

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株式会社Parafeed(本社:東京都台東区、代表取締役:橋本徹也、以下当社)は、カンボジア王国の首都プノンペンにあるサンライズジャパン病院とサンライズメディカルセンター(健診クリニック)を運営するSunrise Healthcare Service Co., Ltd. ※1と、日本初※2の視線追跡型Virtual Reality機器(VR機器)を使用した「眼球運動検査装置REEVEER-Pit Eye」を用いた運用・協業を開始する事を2023年9月19日付けで合意しました。
※1 日揮株式会社および株式会社Kitahara Medical Strategies International
が出資する現地法人
※2眼球運動検査装置において(2023年10月現在、当社調べ)
このたび、株式会社Parafeed(本社:東京都台東区、代表取締役:橋本徹也、以下当社)と、日揮株式会社および株式会社KitaharaMedicalStrategiesInternationalの出資するSunriseHealthcareServiceCo.,Ltd.が、協業開始したことをお知らせします。

業務提携の背景と今後の展望

めまいは、65歳以上では人口1000人あたり男性では28.1人、女性では47.3人と、しばしばみられる症状です。(※1)しかし、これほど身近な病気にもかかわらず、めまいを診断できる専門医は少なく、診断機器も普及しておらず、認定されたリハビリ法もありません。
また、新型コロナウイルス感染症の影響によって医療の遠隔診療における規制緩和は続いており、さらに医療分野における医師不足・地域的な偏在、医師の長期労働や医療機関全体の効率化が課題となっている中、ICT(Information and Communication Technology)の活用推進により、非対面診療および越境診療はさらなる需要の高まりを見せると予測されます。(※2)

今回の協業により、海外での運用を通じて世界のめまいに悩む患者様に対してより一層のアプローチを行い、越境診療の共同検証・実運用のフィードバック収集を行うことで、世界全体のめまい患者様を減らす一助になると我々は考えています。今後も株式会社Parafeedは「ヒトと医療の未来のために、いつでも何度でも挑戦し、共創し続ける」というビジョンのもと、様々な医療機関との連携・協業を積極的に行っていくことで、医療の世界に“新しい常識”を創っていくべく社員一同、邁進して参ります。

※ 1(出典)厚生労働省(2010)「国民生活基礎調査」
※ 2(出典)厚生労働省(2021)「第15回オンライン診療の適切な実施に関する方針の見直しに関する検討会資料」

協業の内容について

・内耳、脳神経機能を起因としためまい症状を有する患者QOL向上に向けた協業施策の運用・検討

・上記に付随する検査及びリハビリに対して医療機器(PitEye)の臨床評価及び、実運用における共同での運用及びフィードバックの収集

・日本・カンボジア間の国境を跨いだ越境診療の共同検証・実運用のフィードバック収集

REEVEER-PitEyeについて

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