OTセキュリティをバンドルしたTXOne Networksソリューションの販売開始

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丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS 以下、MSYS)は、TXOne Networks Japan合同会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:近藤 禎夫)と販売代理店契約を締結し、生産現場におけるデバイス機器のサイバーセキュリティ対応策としてOperational Technology(以下、OT)セキュリティバンドルTXOneソリューションの販売を開始しました。
昨今、OT領域におけるセキュリティインシデントは増加傾向にあり、企業活動への直接的、間接的な攻撃は後を絶ちません。スマートファクトリー、インダストリー4.0、繋がるIoTなど、生産効率を向上させるデジタルトランスフォーメーションの推進によりOT環境とITシステムやアプリケーションが接続されたことで、工場などでは閉域網からインターネットへの接続に際してセキュリティが課題になっています。現場で運用されている機器は機械とアプリケーションが一体化していることから、セキュリティ対策が困難である場合が多く、アップデートやパッチ適用が叶わずレガシー環境での運用を余儀なくされています。

OTセキュリティバンドルTXOneソリューションは、OT環境特有のプロセスやプロトコルを理解し、運用継続と高度なセキュリティ対策という、相反する要件に対してOT環境に適した解決策を提供しています。また、FUD(Fully Undetectable)(※1)、LOTL(Living off the land)(※2)、BYOVD(Bring Your Own Vulnerable Driver)(※3)など、従来のセキュリティ対策を回避する新たな攻撃にも対処可能なCPSDR(Cyber-Physical System Detection and Response)(※4)をベースに開発されているため、さまざまな製品に実装することでOTゼロトラストの実現に貢献しています。
MSYSは、取り扱う3Dプリンターや計測機器などのセキュリティ対策としてTXOneソリューションを提案することからスタートし、従来では対策が難しかったOT機器への不正侵入やDDoS攻撃に対するセキュリティ対策を実現し、OTセキュリティの普及を通じてものづくり企業のデジタルトランスフォーメーション推進に貢献します。
製品サイト:https://www.marubeni-sys.com/txone/

(※1)FUD / Fully Undetectable:アンチウイルスやエンドポント挙動検知などの検知を無効化するもの
(※2)LOTL / Living off the land:攻撃者がシステムに侵入後、システム内の正規ツールを悪用して攻撃を継続するもの
(※3)BYOVD / Bring Your Own Vulnerable Driver:攻撃者が脆弱性を持つドライバを持ち込むことで悪用し、セキュリティを無効化するもの
(※4)CPSDR / Cyber-Physical System Detection and Response:サイバー攻撃や設定ミスによる、OT環境の予期せぬ変化や異常動作を理解し、オペレーションに影響を与える前に阻止することで、製造業の事業継続、運用の安定性に焦点を当てたセキュリティアプローチ。

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