アクセンチュア傘下の株式会社オープンストリーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:芝村 健太、以下「オープンストリーム」)は、医療用医薬品・医療機器業界向けのGS1標準バーコードに対応したスマートフォンアプリ開発・実行環境「Biz/Browser」を8月末にリリースします。この新しい環境は、これらの業界で高まっているバーコードを用いた業務のDX化のニーズに応え、スマートデバイスを活用した効率的なシステム構築・運用をサポートし、業務のデジタル化を一層推進します。
●背景医療用医薬品および医療機器は、薬機法に基づき2022年12月1日よりバーコードの表示が義務化され、食品や雑貨などの一般的な商品とは異なるバーコードの表示が行われています。国内でのバーコード表示のルールは厚生労働省通知により定められていますが、医療用医薬品と医療機器では、それぞれ異なるルールが適用されています。今後、これらの業界でバーコードによる業務のDX化のニーズが高まり、特にスマートフォンなどのスマートデバイスを用いたシステム構築が増えると考えられます。
●Biz/Browser のGS1標準バーコード対応スマートフォンのカメラを利用して、医療用医薬品・医療機器業界向けのGS1標準バーコードを読み取り、読み取ったデータを解析して商品コードや有効期限、製造年月日、ロットNo.などの情報を直接取得する機能を「Biz/Browser」に搭載します。これにより、医療用医薬品と医療機器業界向けのスマートフォンアプリが容易に開発できるようになります。
●Biz/Browser とは誕生から25年2,800社以上の導入実績を誇る「Biz/Browser」は、業務システム向け クライアントアプリ開発・実行環境です。様々なOS・端末で動作するリッチな業務システムの画面・アプリの高効率な開発と運用を実現します。
「Biz/Browser」で業務アプリを開発すれば、OSのバージョン差異を吸収します。そのためAndroidやiOSのバージョンアップごとの検証は不要で、OSに依存しないため、10年単位の長期的な安定稼働が実現します。開発用に1つのスクリプト言語を覚えてしまえば、AndroidやiOS用の言語を習得せずに、マルチデバイスに展開できます。業務アプリに求められる機能が豊富に提供されているにもかかわらず、低コスト、短期間での開発が可能です。