スマートエデュケーションがiPad70台を導入、園児向けIT教育プログラム「こどもモード Kits」の運用を開始

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国内外向けに「こどもモード」「Gocco」などの知育アプリブランドを展開する株式会社スマートエデュケーションは、幼稚園児・保育園児向けのIT教育プログラム「こどもモード Kits(キッツ)」を開発し、4月末から順次運用を開始することを発表した

このプログラム「こどもモード Kits(キッツ)」は、園児らが知育アプリやタブレット端末などを活用しながら、子どもたちの「創造力」「チームワーク力」「IT力」といった3つの「いきる力」を育むことを念頭に、構成されているという。

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同プログラムは、何人かの専門家とともに導入・実証、評価・検証を実施する。学習環境デザイン等の分野で知られる東京大学大学院情報学環 准教授兼NPO法人エデューステクノロジーズ代表理事の山内祐平氏。東京・千葉・埼玉を中心に認可園「コビープリスクール」および運営受託園を複数経営する社会福祉法人コビーソシオ理事長 小林照男氏。幼稚園団体でIT活用の講師を務めているほか、園でのiPad活用事例がメディアで紹介される学校法人聖愛学園 聖愛幼稚園園長 野口哲也氏といった人々だ。

スマートエデュケーションは、本年度では3つの施設で全70台のiPadを用いて「こどもモード Kits(キッツ)」を実証・運用する。教育研究機関と共同で園児らの発達状況の評価・検証を進め、パッケージ化した本プログラムを来年度から国内の各幼稚園・保育園・その他保育施設に提供する予定だ。

スマートエデュケーションは今年の2月に約5.5億円を資金調達している。

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