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「くらしのマーケット」運営のみんなのマーケット、ニッセイ・キャピタルなどから40億円を資金調達——ゼンリンデータコムとは業務提携も

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生活関連サービスのマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケットは21日、直近のラウンドで40億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。ニッセイ・キャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、Innovation Growth Ventures(ソニーと大和キャピタル・ホールディングスが運営)、ゼンリンデータコムからの出資と、日本政策金融公庫からのデットに…

みんなのマーケット代表取締役の浜野勇介氏(B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka で)

生活関連サービスのマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケットは21日、直近のラウンドで40億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明。ニッセイ・キャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、Innovation Growth Ventures(ソニーと大和キャピタル・ホールディングスが運営)、ゼンリンデータコムからの出資と、日本政策金融公庫からのデットによる。

2011年に創業したみんなのマーケットは、同年からサービスに特化したインターネット商店街として「くらしのマーケット」を提供。生活関連のサービスを中心とし、ハウスクリーニングや家事代行、出張カメラマン、家電の取り付け、リフォームを始めとする200以上のカテゴリの出張・訪問サービスを口コミや料金で比較しオンライン予約できる。2019年12月末時点における累計出店登録店舗数は33,000店舗超。

みんなのマーケットは、シリーズ A ラウンドとシリーズ B ラウンド(2017年実施)に今回のラウンドに参加したニッセイ・キャピタルが参加していたことを明らかにしている。累積調達総額は不明だが、本稿執筆段階で同社ウェブサイトには、資本金9億948万円(資本準備金含む)と記されている。

同社では今回調達した資金を使って、ブランドの認知向上、プロダクト開発、関連するスタートアップへの投資、グローバルにおける大量採用と人材教育に活用する。なお、チャットサービスを手掛けるスタートアップへの出資を完了したとのことだが、社名は明らかにしていない。ゼンリンデータコムとは業務提携を伴い、くらしのマーケットにおける新カテゴリの開発、出店者にとっての機能性とユーザ体験の向上、マーケティングの高度化などを加速するとしている。

BRIDGE が2018年に実施したインタビューで、代表取締役の浜野勇介氏はその時点で目立った競合はいないと話していた。現在では、サービス領域毎に特化して見れば、朝日新聞メディアラボのアクセラレータから輩出されたリフォームガイド、出張カメラマンのデータベース&予約システムを提供する aMi、近所で助けを必要とする人と仕事したい人とをつなぐエニタイムズ、遺品整理・退去清掃・害虫駆除などの事業者を紹介する「オコマリ」先頃上場したジモティーなども広義で競合と見ることができる。アメリカの同業ユニコーン Thumbtack は昨年、シリーズ H ラウンドで1億2,000万米ドルを調達した。

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年間の流通総額は50億円規模に到達ーーくらしのマーケット躍進、出資や企業買収による拡大も

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本稿は、福岡で開催中の B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka の取材の一部だ。 招待制カンファレンス「B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka」の取材で福岡の地を訪れている。IT系を中心とした企業幹部が集まるオフサイト勉強会で、本誌ではセッションやピッチアリーナの様子を含めてレポートをお届けする予定だ。会場には起業家諸兄が多くいることもあ…

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みんなのマーケット代表取締役の浜野勇介氏

本稿は、福岡で開催中の B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka の取材の一部だ。

招待制カンファレンス「B Dash Camp 2018 Spring in Fukuoka」の取材で福岡の地を訪れている。IT系を中心とした企業幹部が集まるオフサイト勉強会で、本誌ではセッションやピッチアリーナの様子を含めてレポートをお届けする予定だ。会場には起業家諸兄が多くいることもあり、近況を尋ねるよい機会でもあるのだが、今回もまたひとつ大きく拡大している話題を耳にすることができた。

生活関連サービスのマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営する、みんなのマーケット代表取締役、浜野勇介氏だ。前回前々回同様、たまたま近くにいるということで話を聞いたところ、月間の売上はすでに1億円近くに到達しているという。ショートインタビューを実施したので彼のアップデートをみなさんに共有したい。(太字の質問は全て筆者、回答は浜野氏)

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くらしのマーケットがすごく伸びてるという噂を聞きました。

月の売上は1億円に到達する規模に成長しました。登録してくれている事業社の数も1万5000社に拡大して、現在も毎月700社ずつ登録が増えている状況です。

流通総額はどれぐらいになっているんですか?

年間ベースですが、50から60億円ぐらいの規模になっています。業種についても以前、こちらで取材を受けた際はハウスクリーニングなどに偏りがありましたが、今はリフォームなど幅広い業種の方にご参加いただいてます。カテゴリは以前の取材時(3年前)に数十だったのが今は200以上あるんです。

くらしのマーケットを創業されて今年で8年ですが、ようやく何か見えてきた

そうですね。ようやく自分が何をやっているのか分かってきました。以前、10名ほどだったチームも70名までに拡大していて、出店対応などのカスタマーサポートや開発、マーケティングなどバランスのよい構成になっています。

開発者を採用するのはみなさん苦労されていると聞きます

実は海外の方が多く、ベトナムやネパール、中国などアジア圏の方が開発に多いんです。ただ、コストは特に日本の方と変わりはありません。

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以前の取材では店舗さんは月に多くて数百万円ぐらいの事業をここで売り上げていたということでしたが、それは変化ありましたか?

桁が上がっていますね。業種関係なく数千万円規模のビジネスされる方が増えました。

手数料モデルですよね

ウチが20%を頂いて、店舗さんには80%が支払われるモデルです。

使いこなせない店舗は何が問題なのですか?

スマホです。出店者のみなさんには専用のアプリを提供するのですが、スマホを持っていないと問い合わせ対応に遅れてしまうんです。

順調に拡大していますが、新たな資金調達や株式公開の予定は

実はシリーズBラウンドを昨年実施しまして、これまでリード投資家を務めてもらっていたニッセイキャピタルさんにフォローオンで増資を引き受けてもらっていました。ただ、予想以上に売上が伸びてしまって使う方が追いつかず、出資してもらった金額がそのまま銀行に残っている状態なのです。なので、新たな調達や株式公開については急いではいません。

出資金を使いきれない

なので、ちゃんと伸びてるので規模を大きくするのはもちろんですし、アプリ開発など間に合っていない状況がありますから人材の拡大も進めます。あと、周辺領域で活躍するスタートアップに出資したり、場合によっては買収みたいなこともやろうと思っています。

競合は?

目立ったところはないですね。サービスを模倣されることはあって、似たサイトを作って私たちの出店者に上から順番に電話営業しているようです。ただ、上位の出店者さんは仕事が埋まっているので、自然と仕事のあまりこない方が集まるサイトになってしまっているようです。

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前回と前々回のインタビューから比べて本当に伸びている話題を聞けてよかったです

私もよかったと思っています。

ありがとうございました

生活関連マーケットプレイス「くらしのマーケット」が登録1万店舗を突破

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生活関連サービスの予約プラットフォーム「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケットは5月10日、登録店舗数が10,000店舗を突破したことを発表した。 「くらしのマーケット」はハウスクリーニングや不用品回収など生活関連の出張・訪問サービスに特化したプラットフォームで、130カテゴリ以上の中から口コミや料金を比較して依頼したい業者にオンライン予約することができる。 予約可能エリアを全国に拡大し…

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生活関連サービスの予約プラットフォーム「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケットは5月10日、登録店舗数が10,000店舗を突破したことを発表した。

「くらしのマーケット」はハウスクリーニングや不用品回収など生活関連の出張・訪問サービスに特化したプラットフォームで、130カテゴリ以上の中から口コミや料金を比較して依頼したい業者にオンライン予約することができる。

予約可能エリアを全国に拡大したことや、昨年5月に開始した電話での出店相談の受付が好評で今回の数字に繋がった。今後は同サービスの中でも需要が高まるサービスの店舗数拡大やプロモーションを図っていく。

Source:PRTIMES

昨年12月に比較して流通総額は更に倍増、「くらしのマーケット」浜野氏に改めて成長の秘密を聞いた #bdash 

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本稿は、京都で開催中の B Dash Camp 2015 Fall in Kyoto の取材の一部だ。 昨日から二日間に渡って開催されている招待制カンファレンス、「B Dash Camp 2015 Fall in Kyoto」で取材を続けている。IT系を中心に企業幹部が集まるオフサイトでの勉強会で、会場の各所で商談や近況報告などの声が聞こえてきており、昨晩のミートアップ・パーティーでは多くの人たち…

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本稿は、京都で開催中の B Dash Camp 2015 Fall in Kyoto の取材の一部だ。

昨日から二日間に渡って開催されている招待制カンファレンス、「B Dash Camp 2015 Fall in Kyoto」で取材を続けている。IT系を中心に企業幹部が集まるオフサイトでの勉強会で、会場の各所で商談や近況報告などの声が聞こえてきており、昨晩のミートアップ・パーティーでは多くの人たちが京都の夜を堪能した模様だ。(大量にfacebookに写真が上がっていた)

さて、本誌はカンファレンスのセッション以外にも独自の取材を続けているのだが、また今回も一人、京都にて近況を報告したいとあるスタートアップがやってきてくれた。

生活関連サービスのマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営する、みんなのマーケット代表取締役、浜野勇介氏だ。

昨年、京都にたまたま来ていた浜野氏

実は浜野氏は昨年の年末も、京都で開催されていた別の招待制カンファレンスで、たまたま京都に来ていたところを取材し、その成長ぶりを教えてくれていた。今回もあるグラフを持参し、そこからの伸びについて説明をしてくれた。(以下、浜野氏へのインタビュー。太字の質問はすべて筆者)

浜野さんは今回「も」、京都にはたまたま?

はい。丁度、またある会合があってこちらに来てました。

くらしのマーケットは前回(2014年12月)に取材した際、年内には登録事業者数が2000件を突破すると言われてました。今の状況は?

宣言通り突破しました。今年は年内に7000社を見込んでいます。

売上げなどの数字も成長してるとか

2014年12月に取材してもらった際、20カ月で260倍になったとお伝えしたんですが、そこから実は一旦少し落ち込んで、その後、また倍に成長しました。なので、結果的にまた成長してます。

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浜野氏が持参した内部資料

要因は?

やっぱりよくわからないんですよね…。

くらしのマーケット_-_くらべておトク、プロのお仕事。

なるほど。ちなみに流通総額は全体でどれぐらいの規模になったのですか?

やはり今回も流通額は開示できないんですが、引き続きくらしのマーケット経由で数百万円を稼いでいる出店者も多くいらっしゃいます。

ちなみにどういった事業者さんが多いですか?やはりこういう成長ぶりだと、単価の高いお仕事が多くなりそうなんですが。

そういった傾向はないです。家事代行やハウスクリーニング、そして家の修理まで、業種や単価も様々です。

またこのままいくと、更に倍、もしかしたらもっと流通額が増えるかもしれません。資金調達などで一気に大きくなることは考えないんですか?

お金をかけて一気に伸びるモデルではないと考えているので、今いる出店者やユーザーの方々に向き合って、とにかく地道にコツコツとやっていきたいと考えています。

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前回の取材で「成長の秘密を聞いた」というタイトルにも関わらず、秘密がない、という指摘を一部読者からいただいたので、成長の秘密がどこにあるか、教えていただきたいのですが。

いや、それ私がタイトルつけたわけじゃないです…。

ありがとうございました。

ここ数カ月で流通総額は倍、急成長し始めた「くらしのマーケット」浜野氏に成長の秘密を聞く #IVS

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアッ…

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。

今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアップたちが一堂に会することにある。

THE BRIDGEでは今回も本誌だけに語ってくれた生の声を現地からお届けする。

最初の取材に応えてくれたのが生活関連サービスの提供する中小企業が出店するマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケット代表取締役、浜野勇介氏だ。

大型調達などで沸き立つスタートアップ・界隈とは無縁に、2011年の創業以来、地道にサービスを積み上げてきた。最近、好調という話題も聞いていたので、たまたまこのタイミングで京都の地に来ていた同氏に話を聞くことにした。

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…とその前に、くらしのマーケットについて少しご紹介しよう。同サービスはシンプルな生活密着小事業者のためのマーケットプレース。不用品回収やハウスクリーニング、格安引越しから配送 庭木の剪定に害虫・害獣駆除まで様々な「お手伝い」事業者が登録されている。2014年10月時点でその数は1500店に上る。

一般利用者の利用は無料で、サイトから出店者の予約ができ、各事業者が独自に加入してる損害保険に加えて、もし、その事業者に問題があった場合にも最大で10万円までの保証をしてくれる。

一方で出店側となる事業者の利用も完全な成果報酬型で登録などは無料でできる。

また、こういったオンラインサービス利用に慣れないユーザー向けにチャットサービスや、ユーザーに代行してサービスを探してくれる対応など、丁寧な運営を目指している。(以下、浜野氏へのインタビュー。太字の質問はすべて筆者)

浜野さんは今回、京都にはたまたま?

はい。丁度、ある会合があってこちらに来てました。

くらしのマーケットがようやく伸びてる兆しがあるというお話を聞いていたので一度、状況聞きたかったんですよね。登録事業者は今、1500件ほどと聞いてます。

2014年10月にようやく到達しました。年内には2000店を突破しそうです。

売上げなどの数字も成長してるとか

少し前に成長について検証していたのですが、2013年1月頃までは状況はそこまでよくありませんでした。けれど、そこから約1年で流通総額にして100倍とか、そういう成長をしました。さらにここ2カ月はさらに伸びて、初期の頃から比較すると、260倍とかそういう数字になってます。

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浜野氏が持っていた内部資料

要因は?

よくわからないんですよね…。

なるほど。ちなみに流通総額は全体でどれぐらいの規模になったのですか?

流通額は開示していませんが、毎月、くらしのマーケット経由で数百万円を稼いでいる出店者も多くいます。

少し話を変えますね。浜野さんは確か学生起業ですよね。

2010年に法政大学を卒業してその年の10月頃から働き始めました。この会社は2社目なんですが、2011年に入って創業してます。

どうしてくらしのマーケットというサービスに注目したのですか?

サイトにも書いてあるのですが、ある体験がきっかけなんです。実家の父がベランダ修理をしようとして馴染みの業者さんに依頼したんですね。そしたらその料金は10万円だったんですけど、違和感を感じたんです。

ほう

試しに私がネットで調べてみたら本当に料金ってまちまちで、安いけど安心できるのか、高くてもそれが適正なのかわからない。もし、この低料金と安心感が一緒に提供できれば、それが一番なのではないかなと。

ちなみに結構丁寧にサポート体制組んでるようですが、登録する事業者はどうやって選んでるんですか?

出店にあたっては、個人・法人確認書類の提出に加えて、独自の審査を行い、出店後にはセミナーに参加してもらっています。

丁寧にやるのはもちろんすばらしいことなんだけど、成長という意味でいうともっと早く大きくなる方法もあると思うのですが、そういうやり方はやはりあまり合わない?

「モノ」は楽天市場やAmazonで、「サービス」はくらしのマーケットでという世界を実現するため、大きな資金調達も検討しますが、今後もインターネットでサービスを売り買いする人が安心して利用できるプロダクトづくりに注力していきたいです。

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最後に質問。ソーシャルネットワークなどで浜野さんを見かけると一緒に猫が写ってるんですが、あれは「オフィス猫かわいい」とかそういう戦略なんですか?

はい、そうです。

ありがとうございました。