THE BRIDGE

タグ スマートエデュケーション

スマートエデュケーションがiPad70台を導入、園児向けIT教育プログラム「こどもモード Kits」の運用を開始

SHARE:

国内外向けに「こどもモード」「Gocco」などの知育アプリブランドを展開する株式会社スマートエデュケーションは、幼稚園児・保育園児向けのIT教育プログラム「こどもモード Kits(キッツ)」を開発し、4月末から順次運用を開始することを発表した。 このプログラム「こどもモード Kits(キッツ)」は、園児らが知育アプリやタブレット端末などを活用しながら、子どもたちの「創造力」「チームワーク力」「IT…

kits

国内外向けに「こどもモード」「Gocco」などの知育アプリブランドを展開する株式会社スマートエデュケーションは、幼稚園児・保育園児向けのIT教育プログラム「こどもモード Kits(キッツ)」を開発し、4月末から順次運用を開始することを発表した

このプログラム「こどもモード Kits(キッツ)」は、園児らが知育アプリやタブレット端末などを活用しながら、子どもたちの「創造力」「チームワーク力」「IT力」といった3つの「いきる力」を育むことを念頭に、構成されているという。

int_kobayashi_02

同プログラムは、何人かの専門家とともに導入・実証、評価・検証を実施する。学習環境デザイン等の分野で知られる東京大学大学院情報学環 准教授兼NPO法人エデューステクノロジーズ代表理事の山内祐平氏。東京・千葉・埼玉を中心に認可園「コビープリスクール」および運営受託園を複数経営する社会福祉法人コビーソシオ理事長 小林照男氏。幼稚園団体でIT活用の講師を務めているほか、園でのiPad活用事例がメディアで紹介される学校法人聖愛学園 聖愛幼稚園園長 野口哲也氏といった人々だ。

スマートエデュケーションは、本年度では3つの施設で全70台のiPadを用いて「こどもモード Kits(キッツ)」を実証・運用する。教育研究機関と共同で園児らの発達状況の評価・検証を進め、パッケージ化した本プログラムを来年度から国内の各幼稚園・保育園・その他保育施設に提供する予定だ。

スマートエデュケーションは今年の2月に約5.5億円を資金調達している。

----------[AD]----------

スマートエデュケーションが神奈川県庁と共同で県の魅力を伝える知育アプリを制作

SHARE:

スマートエデュケーションが神奈川県庁と共同で、同県の豊かな「環境&観光」資源を国内外に広くアピールする知育アプリ「みんなでつなげっと かながわけん」を制作し、3月19日にリリースした。 このアプリは累計ダウンロード数200万を超えるスマートエデュケーションのアプリ「おやこでスマほん」を通じ、日英に対応して提供され、世界の親子に対して神奈川県の魅力を発信する。 知育アプリ「みんなでつなげっと」のシス…

IMG_0088

スマートエデュケーションが神奈川県庁と共同で、同県の豊かな「環境&観光」資源を国内外に広くアピールする知育アプリ「みんなでつなげっと かながわけん」を制作し、3月19日にリリースした。

このアプリは累計ダウンロード数200万を超えるスマートエデュケーションのアプリ「おやこでスマほん」を通じ、日英に対応して提供され、世界の親子に対して神奈川県の魅力を発信する。

知育アプリ「みんなでつなげっと」のシステムを利用した自治体オリジナルの知育アプリは、広島県版に次いで二作目。同社は昨年の8月に、広島県観光プロモーション施策の一環として、観光集客用子ども向け・知育アプリの「みんなでつなげっと ひろしまけん(なつ)」をリリースしている。



----------[AD]----------

藤田ファンドが知育領域にも出資、スマートエデュケーションが約5.5億円を資金調達

SHARE:

知育アプリの開発を行うスマートエデュケーションが、2014年2月12日付で、サイバーエージェントとインフィニティ・ベンチャーズの2社を引き受け先とし、約5.5億の第三者割当増資を実施したことを本日発表した。 スマートエデュケーションは、シリーズBでは3.5億円を調達しており、それ以来の資金調達となる。サイバーエージェントは前回のラウンドでも出資を行っている。 知育とスマートデバイスの市場を開拓して…

知育アプリの開発を行うスマートエデュケーションが、2014年2月12日付で、サイバーエージェントとインフィニティ・ベンチャーズの2社を引き受け先とし、約5.5億の第三者割当増資を実施したことを本日発表した

スマートエデュケーションは、シリーズBでは3.5億円を調達しており、それ以来の資金調達となる。サイバーエージェントは前回のラウンドでも出資を行っている。

知育とスマートデバイスの市場を開拓してきた同社の動きについては、昨年10月に本誌でも紹介した。その際に触れた同社が提供するアプリのコンテンツ課金から月額課金へのシフトについてや、海外展開も順調に進んでいる。

そのスマートエデュケーションに出資を決めたのが「藤田ファンド」だ。

”藤田ファンド”が出資

昨年10月1日より、サイバーエージェントは本社内に「投資事業本部」を設置し、ミドル・レイターステージを対象に出資を行っている。スマートエデュケーション代表の池谷大吾氏は今回の出資について、

スマートエデュケーションのアプリを利用しているユーザの属性は、アメーバのユーザ属性に近い。そのため事業面のシナジーはゆくゆく出していけると考えています。

それ以上に、企業づくりの面が大きいと考えています。サイバーエージェントは、株主も従業員も顧客も満足してる会社。スマートエデュケーションもそうした企業にしていくためのアドバイスがもらえることが大きいですね。

と語っている。元・シーエー・モバイルであり、サイバーエージェントグループの出身である池谷氏は、藤田晋氏の存在についてこのように語ってくれた。

弊社への出資は、藤田さんだからこそできる出資だと考えています。市場も応援してくれるし、良い領域ではありますが、大きく儲かる領域ではありません。その領域に取り組む私たちに対して、「5〜10年後きっと伸びるから頑張れ」と言ってもらえるのは励みになります。

海外展開が順調なアプリたち

昨年海外向けに立ち上げたアプリのブランド「Gocco」は、海外での数字を伸ばしている。海外での数字が伸びたこともありスマートエデュケーションが提供するアプリの累計ダウンロード数は、現在640万ダウンロードとなっており、700万ダウンロードも間近だという。2014年中には国内と海外のダウンロード数の比率は半々、累計ダウンロード数は1000万になることを見込んでいる。

screen568x568

Google PlayやApp Storeからフィーチャーされ、ギアが変わってきました。最近出した「Gocco Fire Truck」はランキングでも上位に食い込んでいます。

これまでは日本テイストだと言われ、世界には受け入れられませんでしたが、世界に向けたブランドGoccoを立ち上げ、世界テイストに合わせたアプリは成果がでています。

この調子でいけば、スウェーデン拠点の「Toca Boca」など、他のプレイヤーに一気に追いつけるのではと考えています。

こちらはAppleからフィーチャーされ人気となっているアプリ「Gocco Fire Truck」の映像だ。



現在、同社が提供する海外向けのアプリはアプリ内課金でマネタイズを実施している。今後、これを国内と同様に月額課金制にシフトさせていく方針だ。これがうまくいけばダウンロード数でも、売上でも数字が大きく伸びることも考えられる。

業界のパイオニアとして

Principal

スマートエデュケーションは、ただアプリを開発して提供しているだけではない。昨年11月には教育関係者らと策定した「乳幼児の適切なスマートデバイス利用に関する「5つのポイント」」を発表するなど、乳幼児のアプリ利用の適正な環境整備にも注力している。

乳幼児のスマートデバイス利用について、よくお問い合わせをいただきます。人は突然親になります。初めて親になると、どうやって育てたらいいのかわからず、不安の中で過ごすことになります。積極的に提言を出していくことで、母親の方々が迷ったときに見てもらう場所を作っていきたいと考えています。

教育カリキュラムの共同開発

スマートエデュケーションが提供している知育アプリ「おやこでスマほん」は、今年の1月には約250か所の幼児教室にiPad教材として導入されることが発表されている。

同社はスマートデバイスと知育アプリを、絵本などの位置づけに持っていき、教育を変えたいと考えているという。

将来的には1人1台デバイスを持ち、それを活用して教育が行われるようにしていきたいと考えています。お絵かきアプリなどは自分が描きたいものを描くためにはルールを理解し、その通りに絵を描いていく必要があります。これはプログラミングやロジカルシンキングの要素と変わりません。

デジタルクリエイションのカリキュラムを整備し、子どもたちにお絵かきアプリを通じた教育を提供することで、ITを武器に、ITでモノづくりが可能な子どもたちを育てていきたいと思っています。

子どもたちは絵を描き、それをシェアすることで違う国の子どもからの反応にも触れることが可能になる。

コミュニケーションをとるのに、国境なんか関係ないんです。そう子どものころに体験してもらいたい。私たちは「地球人を育てる」、そういうつもりでやっていきます。

そう池谷氏は語る。教育カリキュラムの開発はマニュアル作りと効果検証を2014年かけて行い、2015年から販売を実施する予定だという。

目指すビジョンに向けて一つ一つのことを実現させてきたスマートエデュケーション。今回の出資を受け、さらにその動きは加速していく。

----------[AD]----------

スマートエデュケーションが提供する知育アプリ「おやこでスマほん」が約250か所の幼児教室にiPad教材として導入

SHARE:

スマートエデュケーションが提供している、知育アプリ「おやこでスマほん」が、約250か所ある小学館集英社プロダクションが展開する幼児教室の「ドラキッズ」全教室に、iPad教材として導入されることを発表した。 小学館集英社プロダクションでは、日本全国約250か所で展開している幼児教室「ドラキッズ」において、iPadを活用したカリキュラム導入を決定した。今月から順次各教室へ…

childrenスマートエデュケーションが提供している、知育アプリ「おやこでスマほん」が、約250か所ある小学館集英社プロダクションが展開する幼児教室の「ドラキッズ」全教室に、iPad教材として導入されることを発表した

小学館集英社プロダクションでは、日本全国約250か所で展開している幼児教室「ドラキッズ」において、iPadを活用したカリキュラム導入を決定した。今月から順次各教室へのiPadの配置を進めていき、3月末までに全教室への配置を完了させる予定となっている。

この配置されるiPadには幼児向け教材として、スマートエデュケーションが提供する知育アプリ「おやこでスマほん」と、アプリに付随する「かさじぞう」などの作品が、導入される。

screen568x568

今後、スマートエデュケーションは小学館集英社プロダクションと各教室でのイベント開催やマーケティング調査等を、共同で展開することも検討しているという。

昨年、教育とITの領域は注目を集めた。今回の事例のように2014年はスタートアップや大手企業が共同で何かを始めることも増えることが考えられる。

----------[AD]----------

国内で500万ダウンロードを突破したスマートエデュケーションが、知育アプリの新ブランドで10倍規模の海外市場に挑む

SHARE:

知育アプリの企画、開発、販売を手がけるスタートアップ、スマートエデュケーションがこれまでにリリースしてきたアプリの累計ダウンロード数が11月17日に500万ダウンロードを突破した。 10月8日に450万ダウンロードを突破して、1ヶ月で50万ダウンロードを突破するなど、大きな伸びを見せた。500万ダウンロードという数字は、2011年に同社初の知育アプリとなる「おやこでリズムえほん」をリリースして以来…

130605_smarteducation_184x138知育アプリの企画、開発、販売を手がけるスタートアップ、スマートエデュケーションがこれまでにリリースしてきたアプリの累計ダウンロード数が11月17日に500万ダウンロードを突破した

10月8日に450万ダウンロードを突破して、1ヶ月で50万ダウンロードを突破するなど、大きな伸びを見せた。500万ダウンロードという数字は、2011年に同社初の知育アプリとなる「おやこでリズムえほん」をリリースして以来、約2年での達成となる。

スマートエデュケーションは、500万ダウンロード達成に合わせ、以前から述べていた海外展開を本格化させる。同社は全世界展開を念頭においた知育アプリの新ブランド「Gocco(ゴッコ)」を立ち上げ、11月21日には第一作目となる「Gocco Zoo/Goccoどうぶつえん」をリリースした。同アプリは北米を中心に全世界のApp Storeにて配信される。

今回、新ブランド「Gocco(ゴッコ)」の立ち上げにあたり、スマートエデュケーション代表取締役の池谷大吾氏と新規ブランドの担当者である太田垣慶氏に話を伺った。

子ども向けのモノづくりを

新ブランドの「Gocco(ゴッコ)」を担当している太田垣氏は、2006年にDeNAに入社し、2009年からプロジェクトのリーダーとしてソーシャルゲーム事業を立ち上げた人物。2011年からは、サンフランシスコを始めとした世界各地の拠点にてProducer / Game Design Advisorを務めた後、今年の5月にスマートエデュケーションに入社した。

太田垣氏はサンフランシスコ時代、子どものいる同僚の家に遊びに行くことがしばしばあった。元々子ども好きだったこともあって、次第に30代相手のモノづくりではなく、子ども相手のモノづくりがしたいと考えるようになったという。

子ども向けのアプリについてぼんやりと考えていて、色々な選択肢があったのですが、一番優先したかったのは早く作ること。池谷とは元々知り合いだったので、一度話をし、自分のやりたいことが実現できそうだったのでジョインしました。

海外マーケットの大きさ

池谷氏は海外と日本の市場を比較して、このように語った。

私たちは日本の知育アプリ市場においてナンバーワンのシェアを持っていますが、世界における教育の市場の中で日本が持つシェアは5%ほど。ナンバーワンといっても5%の中だけなのです。グローバルにはさらに上のプレイヤーがおり、AppAnnieのデータなども見ていると、日本市場の伸びよりも世界市場の伸びのほうが大きい。

私たちがずっとウォッチしているスウェーデンのToca Bocaは5000万ダウンロードを突破した、というリリースを出していました。月の売上も私たちが1500万〜2000万なのに対し、Toca Bocaはその10倍ほどの1.5億から2億に達しています。

市場の差がそのまま現れているのですが、まだそれほど寡占化が進んでいるわけでもないですし、コンテンツも穴だらけという状況。いくらでも狙うことができる市場だと考え、日本国内では質の高いアプリ、月額課金制、NHKなど有力コンテンツとの提携を通じてサービスを提供しつつ、世界で大きい戦いに出ていこうと考えています。

海外に打って出るにあたって、プロダクトが必要になる。そのプロダクトが今回11月21日にリリースしたばかりの「Gocco(ゴッコ)」シリーズのアプリだ。

同アプリを担当する太田垣氏は、

DeNA時代にいろんなスタジオを世界中に作りました。その時、細部にこだわってモノづくりをする日本人の強さを海外で感じることができました。日本人の強さはどこでも通じると感じましたが、その強さを十分に発信できていないことも同時に感じたので、Gocco(ゴッコ)では日本人であるということをきちんと発信していきたいと考えています。

と、新ブランドに込める想いを語ってくれた。

海外向けブランド「Gocco(ゴッコ)」のアプリ

ZOO01_iPad_E2

海外向けのブランド名となった「Gocco(ゴッコ)」の由来について、太田垣氏は以下のように語る。

ブランド名もいろんなアイデアがあったのですが、ごっこ遊びの「ごっこ」になりました。響きがいい、印象に残るものにしたいと考え、サンフランシスコの知人にもヒアリングしたり、たまたまスペインに同名の子ども服メーカーもあったことから、「Gocco(ゴッコ)」に。USでもトレードマークの申請をしています。

一番最初にリリースしたアプリは、「Gocco ZOO」。動物園をテーマにしたお絵かきアプリだ。フリーミアムモデルで提供されるこのアプリは、まず動物を選択する。お世話ルームと呼ばれる最初の部屋では、動物に餌をあげ、餌をあげると動物の色が変化する。実際には存在しないような色に変化したりもするのだが、これは太田垣氏が知人から、最近の子どもたちは「ゾウの絵を描いて」と言われるとみんなねずみ色で色を塗る、話を聞いたことから発想したそうだ。

なんでもありなんだ、という認識を子どもにしてもらい、次の部屋へと移動してもらい、そこでは自由に動物に色を塗ることができる。ツールをタップし、自由にスクラッチするだけで色を塗ることができるようになっており、これによって子どもたちには自分も上手に色を塗ることができるという自信を持ってほしいと考えているという。

ZOO02_iPad_E

別の画面に移動すると色を塗り終えた絵を撮影する機能が用意されている。ソーシャルメディアなどでシェアする機能はないが、ポラロイドのように端末に保存できるので、実際に友達に会ったときに見せたり、親が自分の友人に見せたりすることができる。

動物の種類や色を塗る際のツールなどを増やすときはアプリ内で購入することになる。このとき、子どもが間違って購入してしまうことがないように、購入のボタンを3秒間長押ししなくてはならないようにしているなどの対策を施している。

ZOO03_iPad_E

iOS7から新しくキッズカテゴリが新設され、そこにアプライしています。Appleもキッズカテゴリに力を入れているのですが、当然、課金やプライバシーポリシーをしっかり明記するなど、審査のポイントがあります。今回私たちはそれもクリアしています。

と太田垣氏は語る。彼が同アプリで目指したのはテキストレスな世界。同アプリにはテキストが一切ない。

開発当初よりUIが非常に重要だと考えていて、まずはこうしたら迷わず操作してくれるだろうと想定した状態でアプリを設計しました。途中、子どもたちに実際に遊んでもらって、どこで躓くのか、どこはスムーズに操作できるのかを観察し、ブラッシュアップしていきました。

左右の画面移動が可能なことに子どもたちが気づくかどうかが課題の1つだったが、なかなか気づかなかったため、一定時間ごとに木が動くようにした。そうすることで、子どもが木が気になってタップすると画面が移動し、木を触ると画面が遷移することに子どもに気づいてもらえるように改良した、というエピソードも。

一度子どもが使いやすいインターフェースにできれば、国が変わってもインターフェースの違いはそれほど大きなものではないという。それよりも、海外の子どもたちに向けてアプリを開発する際に考えなくては「タブレットの操作にどれくらい慣れているのか」と「絵のテイスト」の2つだと太田垣氏は語る。絵のテイストは途中何度かアメリカの友人にヒアリングをし、改良を重ねながら「Gocco ZOO」は開発された。

rakugaKIDS_1

「Gocco ZOO」以外にも、スマートエデュケーションは「Gocco Doodle(日本タイトル:らくがキッズ!)」を開発しており、今月末に公開を予定しているアプリもある。このアプリでは、子どもが素材をもとに絵を描き、その絵が動いたり、絵を描いた順番を見ることができるようになっている。

描いた絵はインターネットを通じて公開することができ、世界中の子どもたちがどんな絵を描いたのか閲覧することが可能になっている。これは幼稚園や保育園などで後ろの壁にクラスの子どもたちが描いた絵を見ることができるようになっているようなイメージだ。

この他にも、「Gocco(ゴッコ)」シリーズでは医者や消防士などをテーマにしたアプリのリリースを予定している。

世の中のネタを題材に、子どもに疑似体験をしてもらいたいと考えています。遊びを通じて何かを体験し、クリエイティブに表現をしてもらいたいですね。

と太田垣氏は語る。

rakugaKIDS_2

四半期に1、2本のリリースペース

「Gocco(ゴッコ)」は、英語圏をカバーして提供していく。アメリカのオーディエンスの反応を気にしつつ、コンスタントにアプリをリリースしていく予定だ。Gocco Zooは月に50万は狙えるのでは、とスマートエデュケーションは考えている。

この数字目標については上振れもあると池谷氏は考えている。

最初、日本で「おやこでリズムえほん」をリリースしたときも、想定以上のダウンロード数を記録しました。また、継続的に新しいアプリをリリースしていくことで相乗効果を生み出すことができればさらにダウンロード数を伸ばすことができます。日本ではこの手法でノンプロモーションで数字を伸ばすことができましたし、Toca Bocaも同様の手法を実施しているためん、同じような生態系ができると思っています。

四半期に2本、月に1本くらい新たなアプリをリリースできるようになれば、サブスクリプション型のモデルも視野に入れることができると考えています。現在はAppleがゲームに関してサブスクリプション型を認めていないため現段階では構造上はできないのですが、Gocco(ゴッコ)というブランドが確立されていけば、リーズナブルなモデルになると考えています。

国内で成果を出しているサブスクリプション型や、「こどもモード」のような入り口を抑えるプラットフォームの構築なども将来的には考えていると太田垣氏は語ってくれた。

知育はシリコンバレーでも加熱しているワード。だが、そこからもまだグローバルに活躍するプレイヤーは出てきていない。日本を見ても同様だ。「知育のリーディングプレイヤーとして海外へ」、スマートエデュケーションの挑戦は次のステージに入った。

----------[AD]----------

知育×スマートデバイス市場を開拓してきたパイオニアーースマートエデュケーションが次に目指す先

SHARE:

スマートフォン、タブレット型端末の世帯への普及率が年々上昇している。TechCrunchに掲載された記事では、英国情報通信庁(Office of Communications, Ofcom)が行った調査によれば、子どもたちによるタブレットの利用が増加しており、とりわけ、ますます多くの低年齢児童が、タブレットでビデオを見たりゲームをプレイしたりインターネットにアクセスするようになっていることが紹介さ…

スマートフォン、タブレット型端末の世帯への普及率が年々上昇している。TechCrunchに掲載された記事では、英国情報通信庁(Office of Communications, Ofcom)が行った調査によれば、子どもたちによるタブレットの利用が増加しており、とりわけ、ますます多くの低年齢児童が、タブレットでビデオを見たりゲームをプレイしたりインターネットにアクセスするようになっていることが紹介されていた。

ベネッセ教育総合研究所のサイトに掲載されていた「子どもの探究力を伸ばすタブレット端末の可能性」 という識者インタビューでは、紙やPCと比較して、スマホやタブレットのユーザーインターフェイスの違いが学習効果に影響を与えることについて触れられている。曰く、形がイメージしやすい、写真が数えやすい、写真を思い出しやすい、写真のイメージを思い出しやすい、色を思い出しやすい、退屈しないといった効果が期待されるそうだ。

スマートエデュケーション・池谷氏

今後、伸びが期待されるこのマーケットにおいて、いち早く取り組みをはじめていたスタートアップが、スマートデバイスで幼児向けに知育アプリを展開するスマートエデュケーションだ。本誌でも何度か取り上げてきたスマートエデュケーションについて、同社の代表取締役社長池谷大吾氏に話を伺った。

スマートエデュケーションのこれまで

スマートエデュケーションは2011年6月に創業、今年の6月にシリーズBの資金調達を実施しており、シリーズBでの調達総額は3.5億円となっている。同社の経営陣は元シーエー・モバイルのメンバー。なぜ、この分野の事業に取り組もうと考えたのだろうか。

まず起業したいという想いが先にあり、ガラケーからスマホへシフトすることを予測していたタイミングでした。スマホの領域で何か新しいことにトライしようと考えていて、ソーシャルゲームの事業も候補に上がったのですが、現在はない市場を作ることが面白いのでは、という話になり、教育というキーワードに着目しました。

教育というフィールドを選んだ池谷氏、その中でも幼児向けの知育を選んだ理由については、以下のように語ってくれた。

「教育」はガラケーではなかったテーマでしたが、スマホでしたら十分にユーザーは学習することが可能です。私自身にも子どもがおり、よくiPhoneを触っている様子を見ていました。スマホはインタラクティブ性が高く、幼児や高齢者などこれまでITに弱かった人々向けのデバイスです。そのため、幼児に向けたサービスを提供しようと考えました。北米ではすでにプレイヤーがいたこともあり、この分野に決めました」

親子で共に遊ぶというライフスタイルを提案

smarteducation

こうした経緯でスタートしたスマートエデュケーションのアプリ「おやこでリズムえほん」は大ヒットを記録する。

これは音に合わせて、楽器を鳴らして遊ぶことができるアプリだ。子どもだけが遊ぶのではなく、親子で一緒に遊ぶことができるアプリとなっており、スマートエデュケーションはこれにより親子で共に遊ぶというライフスタイルを提案した。

さらに当時教育アプリにはほとんどなかったフリーミアムモデル。無料でアプリをダウンロードしてもらい、その後有料の音楽などで課金するというモデルをとっていたこともあり、多くのユーザーが同アプリをダウンロードした。

今では、同社がリリースしたアプリの累計ダウンロード数は440万に達している。

コンテンツ課金から月額課金へのシフト

スマートエデュケーションがリリースしているアプリは、高い月間のアクティブユーザー数を誇っている。80万人の月間アクティブユーザー数を誇り、ダウンロードしたアプリを翌月にプレイする人数も60%を超えるという。スマートエデュケーションではこのMAUを高く評価している。

スマートエデュケーションのビジネスはこれまで、アプリをダウンロードしてもらい、その中でコンテンツを購入してもらうコマース的なビジネスだった。これではビジネス的な広がりを持つことは難しい。

この課題を解決するために、同社は現在月額課金制へのシフトを図っている。ベネッセなどをみればわかるように、教育系サービスは月額課金が向いている。さらに、Google Playではキャリア決済に対応しており、クレジットカードの登録がなくとも月額課金が可能になる。キャリア決済は、ガラケーでも使われていた仕組みでもあり、アプリを子どもに使わせようと考える母親層にとっても馴染みのあるものだ。

以前まで、アプリの平均単価は1000円ほど。月額500円ですべての楽曲を使用可能にし、ユーザーが2ヶ月以上アプリを利用してくれれば良い計算だ。高いMAUに、キャリア決済の対応という後押しもあって、月額会員の数を増やしている。

世界での展開

ビジネス面での広がりも見えてきたスマートエデュケーション。その目は海外にも向いている。現在同社は海外マーケットに向けたアプリを開発しているところだという。日本マーケット向けに開発したものではなく、海外に向けたアプリを一から開発しているそうだ。

ビジュアルの面で日本は独特な傾向があることがわかりました。日本の場合、平面的デザインを好みます。海外ではピクサーなどを見ればわかるように、3Dを好む傾向があります。

以前、同社は韓国でのローカライズ展開でもまずまずの成功を収めていると語ってくれたが、現状は北米に狙いを定め、いずれASEAN諸国への展開も考えているという。日本には競合はいないと語る同社も、海外には北欧拠点の「Toca Boca」という競合がいる。Toca Bocaはスマートエデュケーションよりも10倍ほどダウンロード数。だが、その数字が海外マーケットの大きさを証明している。

「会社のモノづくりも、海外を見据えたモノづくりに変えていきます」

と、池谷氏は今後のビジョンを語ってくれた。スマートエデュケーションは、現在取り組んでいる市場をレッドオーシャンだとは考えていない。

世界を見ても、競合が100社もいないような黎明期。差別化するには、先行するのが一番です。きちっとクオリティのプロダクトを、ベンチャーならではのスピード感で提供していきます。

この1年でダウンロード数は1000万の大台を超えたいと考えています。売上に関しても、月1000万〜1500万ほどの数字を、1年以内に月商1億までは持っていきたいと考えています。

スマートエデュケーションは今後、知育のプラットフォームとなるようなアプリのリリースも控えていると語ってくれた。知育×スマートデバイスというマーケットがあることを証明してきた同社は、今後どこまでその市場の広さを示してくれるのだろうか。

----------[AD]----------

知育アプリのスマートエデュケーションが第三者割当増資実施ーーシリーズBの調達額が3.5億円に

SHARE:

スマートデバイスで幼児向けに知育アプリを展開するスマートエデュケーションは6月3日、新生企業投資(以下SCI)を引き受け先とする5月28日付けの第三者割当増資実施を発表した。調達額は7532万円でSCIの投資一号案件となる。 同社は昨年12月からシリーズBとなるラウンドの資金調達を進めており、これまでに三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合とインフィニティ・ベンチャーズLLPから2012年1…

スマートデバイスで幼児向けに知育アプリを展開するスマートエデュケーションは6月3日、新生企業投資(以下SCI)を引き受け先とする5月28日付けの第三者割当増資実施を発表した。調達額は7532万円でSCIの投資一号案件となる。

同社は昨年12月からシリーズBとなるラウンドの資金調達を進めており、これまでに三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合とインフィニティ・ベンチャーズLLPから2012年12月に約2億円、翌年の4月にはフジ・スタートアップ・ベンチャーズとサイバーエージェント から約7500万円の資金調達を終えている。シリーズBの調達総額は3.5億円となる。

P1120061
スマートエデュケーションのアプリで学習する幼稚園児たち。幼稚園8園に25台のタブレットを提供して実験中。iOS版は実に70%のユーザーがiPadでの利用になっているのだそうだ

投資家の期待を集める「スマートデバイス+知育アプリ」

スマートエデュケーションの取り組みについてはいくつかお伝えしているが、改めて簡単にまとめると、同社はスマートデバイスに特化した幼児向けの知育アプリケーションを提供しており、同社に最新の情報を確認したところ、現在のDL数は370万、月間アクティブユーザーは80万人となっている。

同社の説明によればこの数字はスマートデバイスを持つ母親の二人に一人の割合になるという。

ビジネスモデルはアプリ内課金で、絵本コンテンツや音楽コンテンツを追加で購入する形式を取っている。また月額課金モデルへの移行も進んでおり、アンドロイド版ではこの「月謝」モデルが好調なのだそうだ。

海外展開も進めており、「韓国でのローカライズ展開はまずまずの成功を納めている」(同社取締役日下部祐介氏)という。

先日教育サービス市場のまとめを書いたが、他のテーマと違って幼児向け知育というカテゴリは競合が少ない。まわりは大手ばかりが並ぶ。

経営陣の顔ぶれも特徴的だ。この市場を新しく作ろうとしているのは元シーエー・モバイルの経営陣という、モバイルビジネスのスペシャリストたちだ。逆に言えば、彼らのようなベテランのスタートアップでなければなかなか手を付けられないテーマなのかもしれない。

ひとまずの調達を終えて、リリースでは世界展開の加速と人材拡充に務めるとしているが、以前取材で話を聞いた際、アンドロイド版のホームアプリについて言及があった。現在提供しているような単体アプリだけでなく、今後はプラットフォームへの展開も強く視野にいれているという話もあったので、そちらの展開にも注目したい。

----------[AD]----------