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日本のソーシャルゲーム業界は規制されるか?セルカントトによる分析と見解

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 日本のソーシャルゲーム業界は一般に、具体的に言ってしまえばGREEという巨大企業は多くの悪評に見舞われている。そもそもこの国ではソーシャルゲームが良い面から語られることは全くなかったのだが、数ヶ月前から事態は実にひどくなり始めた。 私はこの経過について個人的に3つの理由を考えている。すなわち: a)GREEもDeNAも最近になって巨額の利益を生み出していると…

【翻訳 by Conyac】 【原文】
日本のソーシャルゲーム業界は一般に、具体的に言ってしまえばGREEという巨大企業は多くの悪評に見舞われている。そもそもこの国ではソーシャルゲームが良い面から語られることは全くなかったのだが、数ヶ月前から事態は実にひどくなり始めた。

私はこの経過について個人的に3つの理由を考えている。すなわち:
a)GREEDeNAも最近になって巨額の利益を生み出しているという事実
b)実際のお金をやり取りするプラットフォーム外でのバーチャルアイテム取引の出現
c)多くの日本製ソーシャルゲームで使われているガチャメカニズム
である。

a) についての個人的な見解だが、特に保守的なメディアはDeNAとGREEの急速な成長に不信感を持っている。問題はこれらの企業が莫大な金額を稼いでいるということではなく(日本では携帯電話会社や他の無数のインターネット企業やモバイル企業も似たようなものだ)、設立間もないのにあまりに急速にあまりに多くの金額を稼ぎ出しているということだ。そのため胡散臭く、裏に何か犯罪でも潜んでいるのではないかと推論されている。

この点についての関連情報は以下を確認してほしい。
GREEの最新の会計報告
DeNAの最新の会計報告

b) について。バーチャルアイテムのプラットフォーム外での取引は、最近の日本のマスコミが示唆するほど深刻な問題ではない。売り手が手持ちのレアなアイテムを、その品を欲しがる買い手に対してGREEやMobage以外(例えばヤフオクなどで)でオークション販売しリアルマネーを受け取るという仕組みだ。支払いが完了した後、売り手と買い手は特定のゲーム内で「会い」、取引を施行する。(アイテムの交換)

聞こえはドラマチックであるが、この「闇経済」は昨今World of Warcraftなどのオンラインゲームが築き上げた数百万米ドル規模の商品取引やオークション経済とは比較の対象にもならない。

しかし、DeNAとGREEに対してゲーム内での商品取引を制限もしくは取り消される規制がなされるかもしれない。いくつかの方法があるが、多くのゲームに実在する社会的要素は消えてなくなる可能性もある。

c) についてだが、ガチャの規制はプラットフォームとゲームプロバイダーに少なくとも短期間は大きな打撃を与えるものとなるだろう。以前私が述べたように、この業界の企業数社はこのサービスだけで50%以上もの売上を得ている。規制機関はガチャの排除、もしくは「ラッキー要素」の制限を要請する可能性があり、これによってガチャのメカニズムが有するギャンブル要素を押し下げたいと考えている。

政府の役割:

b)とc)は、日本政府おそらく消費者庁が最も可能性の高い機関であるが、その規制の対象となるだろう。こういった現象に対応する機関で、例を挙げるなら昨年Groupon Japanに公的に警告し同社の事業体制を調査した。

規制は行われないとする理由:

否定的なプレス報告のほとんどは、GREEとその他の企業がリアルマネー取引のための対応策をいくつか挙げる前、また実際にソーシャルゲーム内での課金を自己規制(これこれこちら参照)する前に公表されている。

さらに、消費者庁が受けたオンラインゲーム(ソーシャルと非ソーシャルゲーム合わせて)から請求のあった高額請求のケースに関する苦情の数は、何千万というソーシャルゲーム登録ユーザーがいる国において過去12ヶ月で数百件だった。

上記のとおり、バーチャルアイテムのリアルマネー取引は全体で見れば小さな現象に過ぎないのだ(そしてこれは規制可能な現象なのである)。

それでも規制は行われるとする理由:

ゲー ムプロバイダーにより、ゲームのデザインに関する部分(昨今、日本におけるほぼ全てのソーシャルゲームにはガチャ機能がある)において、ガチャに大きく置かれた焦点と、否定し難いそのメカニズム内に秘められたギャンブル要素は近い将来問題となるかもしれない。(いくつかのメディア媒体は、 規制は近月中にも施行されるのではと示唆している。)

ソーシャルゲーム業界に対する反対運動を日本政府が見過ごすことはないと考えている。あまりにも多くの、そしてあまりにも否定的な報告がオンラインと(「有力な」雑誌も含む)紙媒体に溢れかえっているのだから。

私なりの視点としては、政府は強いプレッシャーを感じているが、これまでこの業界に対しては非常に好意的であった。日本では通常、遅かれ早かれ、出る杭(急激に多くの収益を得た若い企業)は打たれるとされている。

この規制の可能性についていつまでも語り続けることができるが、(上記は氷山の一角に過ぎない)、同業界がいずれ近いうちに規制を受けるかどうかの問いに対する短い答えを出すとすれば、その可能性は恐らく非常に高い、である。

【via Dr. Serkan Toto – Japan Web Consulting And Advisory】 @serkantoto