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建設工事契約のオンライン化を目指し、ツクリンク運営と弁護士ドットコムが提携

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工務店などの建設業者をマッチングする「ツクリンク」を運営するハンズシェアは2月28日、弁護士ドットコム(東証マザーズ:6027)と提携し、建設工事における電子契約の普及に取り組むと発表している。 具体的にはハンズシェアが弁護士ドットコムの提供するオンライン契約サービス「クラウドサイン」の販売代理店として、ツクリンクに登録されている2万社の建設関連事業者に同サービスの販売を推進する。ツクリンクでは建…

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工務店などの建設業者をマッチングする「ツクリンク」を運営するハンズシェアは2月28日、弁護士ドットコム(東証マザーズ:6027)と提携し、建設工事における電子契約の普及に取り組むと発表している。

具体的にはハンズシェアが弁護士ドットコムの提供するオンライン契約サービス「クラウドサイン」の販売代理店として、ツクリンクに登録されている2万社の建設関連事業者に同サービスの販売を推進する。ツクリンクでは建設工事の案件が8000件ほど登録されており、ここで交わされる契約書の電子化を推進することで効率化が望めるとした。将来的にはAPIなどでシステム連携することで、ツクリンク内で契約締結が完結することも検討している。

なお、建築工事請負におけるオンライン契約の適法性については、弁護士ドットコム側で経済産業省に照会済みで問題ないとの回答が出ている。

via 弁護士ドットコム

建設業界マッチングの「ツクリンク」8500万円調達、元食べログの石丸氏が経営陣に参加ーー取引額は28億円規模に

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工務店などの建設業者をマッチングする「ツクリンク」を運営するハンズシェアは7月26日、アコード・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。調達した資金は8500万円で、払込日程や増資後株式比率などの詳細は非公開。 同社はこれに伴いアコード・ベンチャーズ代表取締役、カカクコムで食べログなどの新規事業立ち上げに携わった石丸文彦氏が社外取締役に就任したことも伝えている。 ツクリンクは…

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ツクリンク運営・ハンズシェア経営陣

工務店などの建設業者をマッチングする「ツクリンク」を運営するハンズシェアは7月26日、アコード・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。調達した資金は8500万円で、払込日程や増資後株式比率などの詳細は非公開。

同社はこれに伴いアコード・ベンチャーズ代表取締役、カカクコムで食べログなどの新規事業立ち上げに携わった石丸文彦氏が社外取締役に就任したことも伝えている。

ツクリンクはリフォームや内装、塗装といった施工・工事に関する案件情報を登録するとその仕事を必要とする別の事業者から取引連絡が届き、個別のコミュニケーションで受発注のマッチングをするプラットフォームサービス。

案件だけでなく、各事業者の人材空き情報なども閲覧できるので、人手が足りない場合の「助っ人依頼」に同サービスを利用することもできる。利用は無料で、同業者の交流会や掲載情報の異なる有料課金サービスは現在テストで一部事業者に提供されている。

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登録する建設業者の社数は1万5000社で、前回取材時の2016年12月から約7カ月で6500社を上乗せした。投稿されている案件数は累計で5400件に上っており、これまでの想定取引金額(投稿された案件情報に掲載されている依頼金額)は28億円に到達している。

とび職と学生、開発者の3人はツイッターで出会い、起業してツクリンクを立ち上げた

同社では今回の増資で営業人材の強化、建設業界内認知を進めるためのマーケティング施策を推進する。

ハンズシェア代表取締役の内山達雄氏によれば、現在も毎月1200件ほどの事業者登録があり、これを着実に積み上げていくと同時に、現在テストで進めている有料課金サービスを今後推進していくということだった。また、2020年東京オリンピックに向けた工事で発生している深刻な人手不足解消にも同サービスが果たす役割は大きいとも語っていた。

 

建設業マッチング「ツクリンク」半年で会員倍増の8500社に、急成長の理由とこれからの課題

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クラウドやスマートデバイスの普及で、オンラインゲームやシンプルな情報メディア以外のネット活用が広がっている。特に興味深いと感じるのがこれまで情報化が進んでこなかった産業だ。飲食や理美容などのサービス業、農業や水産業などの食糧に関連する話題、そして都市インフラを支える不動産や建設業などもそのひとつに挙げられる。 先日開催された招待制カンファレンスのスタートアップ・ピッチ部門で入賞した Photruc…

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提供:ハンズシェア

クラウドやスマートデバイスの普及で、オンラインゲームやシンプルな情報メディア以外のネット活用が広がっている。特に興味深いと感じるのがこれまで情報化が進んでこなかった産業だ。飲食や理美容などのサービス業、農業や水産業などの食糧に関連する話題、そして都市インフラを支える不動産や建設業などもそのひとつに挙げられる。

先日開催された招待制カンファレンスのスタートアップ・ピッチ部門で入賞した Photruction は建設現場の記録写真をスマートデバイスとクラウドで効率化しているし、個人間のマンション売買をマッチングさせる Housmart は手のかかる仲介事業をシンプルにすることでビジネスチャンスを見つけようとしている。

そして同じくマッチングサービスで建設事業の効率化を狙う「ツクリンク」もここ数カ月、順調な伸びを示しているらしい。現場で何が起こっているのか、運営するハンズシェア代表取締役の内山達雄氏に状況を聞いた。なお、ツクリンクについてのサービス概要はこちらの記事、彼らのちょっと変わった起業ストーリーについてはこちらの記事をご参照いただきたい。

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ツクリンクサイトトップ

現在、彼らのサービスに登録している建設関連事業者の数は8500社ほど。内山氏によれば、500万円以上の事業受注に必要な認可を受けた建設業許可取得業者数が約47万社ということなので、山全体から言えばまだ1合目あたり。認可の必要がない500万円以下の受注業社を合わせると国内で100万社が登録対象になるそうだ。

順調に数字は伸びているが、登録促進はやはりそう簡単ではない様子だった。

「ツクリンクは現在、月に800社程の登録があって大手ゼネコンさんや、大手ハウスメーカーさん等の活用も進んでいます。ただここまでは楽な道のりではなく、サービスリリース当初は建設業時代の友人にお願いして使ってもらい、無理言って仕事案件を出してもらったり、紹介してもらったりしていました。

リリース当初は仕事の案件数も少なく、また建設業は業種が多種あって、対応可能地域と業種でマッチングしなくてはいけませんので、仕事を掲載してもマッチングしないことも多々ありました。現在は案件数も月に400件以上掲載があり、また会員数も増えてほとんどの案件に対してリアクションが起こるようになっています」(内山氏)。

サービスリリース当初のサイト。私も当時、取材をためらった覚えがある。

気になったのがいわゆる「ITリテラシ」問題だ。伝統的な業種は新しい手法への転換を嫌う傾向にあり、ここをどうやって乗り越えるかがいつも課題になる。ツクリンクはどうやって乗り越えたのだろうか。

「まず導入が進まない理由として IT に対する不信感やリテラシーの低さがあります。不信感に関しては登録していただいた会員さんに電話をかけ、実際に足を運んで色々とお話を聞かせていただいたり、サービスを利用していただくだけではなく、名刺のデザインやウェブサイト制作、会社のパソコンの設定や、メールの設定など、困ってることは何でも解決しようとして必死に信頼関係を築きあげてきた結果が今です」。

これは内山氏が元々建設業界の現場にいたことも大きなポイントになるだろうが、それでもパソコンの設定までしてしまうのはやはりすごい。リテラシについては他のレストランなどの業種でも聞いていたが、やはりスマートフォン、特にゲームの役割が大きく影響している。

「リテラシーの低さに関しては、LINEやゲームなどを頻繁に活用しているのはわかっていたので、スマホに関する障壁は低いと思い、アプリも含め、スマホ対応を最初からしていたところは大きいなと思ってます」。

写真:代表取締役の内山達雄氏は元鳶職人(撮影は2015年2月、前オフィスにて)
写真:代表取締役の内山達雄氏は元鳶職人(撮影は2015年2月、前オフィスにて)

一方でネガティブな反応もまだ多く残っている。内山氏の話では、顔の見えない事業者、特に与信関連に不安のある事業者とマッチングしてしまった際のリスクは大きく影響しているという。確かに発注・受注したはいいが、支払い額が大きい傾向にあるだけにトンズラされては悲惨だ。

また、ゼネコン関連や公共工事については書類等の手続きが多く、こういったフローに乗らないマッチングはハードルが高くなるのだという。

これ以外にも例えば建設業の人材不足や労働時間の課題など、実は建設業界にはまだまだ解決すべき課題がたくさんあるそうだ。彼の話からネットの進化で活用する事業者が拡大する一方、そこに適切なソリューションがまだ見つかっていない様子も見えてくる。

課題があれば解決するのがスタートアップの仕事だ。冒頭の Photoruction やツクリンクも含めて、ここに挑戦するスタートアップはまだまだ増えるのではないだろうか。

とび職と学生、開発者の3人はツイッターで出会い、起業してツクリンクを立ち上げた

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「このツイートが2000回以上RTされたら抽選で3名と勝手に共同起業します」ーー2012年4月、エイプリルフールの真っ只中にこんなツイートがネット上を駆け巡った。 ツイートの発信主はおなじみのこの人、家入一真氏だ。 結果的に1万3000回もRTされたこのツイートをきっかけに、彼は「春の起業家祭り」という、これまた某製パンメーカーのキャンペーンとよく似た名前のニコ生イベントを開催する。 それから3年…

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ハンズシェアのメンバー

「このツイートが2000回以上RTされたら抽選で3名と勝手に共同起業します」ーー2012年4月、エイプリルフールの真っ只中にこんなツイートがネット上を駆け巡った。

ツイートの発信主はおなじみのこの人、家入一真氏だ。

結果的に1万3000回もRTされたこのツイートをきっかけに、彼は「春の起業家祭り」という、これまた某製パンメーカーのキャンペーンとよく似た名前のニコ生イベントを開催する。

それから3年。

建築業界のためのマッチングプラットフォーム「ツクリンク」は登録社数約1000社を獲得。数多くの個人投資家から支援を受け、2014年4月にはニッセイキャピタルから5000万円の出資も取り付けた。最近ではクラウドワークスや弁護士ドットコムなどと事業提携も実施、注目株のスタートアップに成長しつつある。

学生と鳶職と新卒の開発者。ーーこれからお話する、出会うはずのない、少しちぐはぐした三人が出会い、起業というチャレンジに一歩を踏み出したストーリーは決して綺麗なサクセスストーリーでも、泥臭い根性話でもない。

ただ、もしかして何かチャレンジすることに躊躇している人がいるなら、ちょっぴり勇気を貰えるものになるかもしれない。

ハンズシェアの生みの親、家入一真氏

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ハンズシェアの共同代表取締役、内山達雄氏

「2012年の春に起業家祭りっていうのがあって、僕らそこに出たんですが当選しなかったんですよ」

こう語るのは建設業向けマッチングプラットフォーム「ツクリンク」を運営するハンズシェアの共同代表取締役、内山達雄氏だ。1500人ほどが冒頭の奇妙な起業企画に応募、家入一真氏と一緒に起業できるという「クジ」は残念ながら彼らの手元には届かなかった。

「で、そのあぶれた人たちが有志で負け組のFacebookグループを作ってたんです。家入さんには責任を取って貰おうって(笑」(内山氏)

時間が合う人間が渋谷に集まり、当時、工学院大学の大学院で2年生だった斎藤実氏(ハンズシェアの共同代表取締役) と新卒でエンジニアをやっていた湯本明信氏(同社取締役)の3人が起業を決意する。当時の様子を湯本氏はこう振り返る。

「新卒でweb系のエンジニアになって2年目で出会ってハンズシェアやり始めた感じですね。最初集まったノリでそのまま会社立ち上げてたんで意気投合できてたんじゃないかなあと思います(笑」。

とにかくきっかけを作った家入一真氏が当選した人と起業する前に、会社を作って持ち込んでやろう、そう決めた3人が最初に用意したのがノベルティの交換サービスだった。

Wizzm_ウィズム__-_ステッカーを貼ってサポーターになろう

「当時、スタートアップでステッカーを作るのが流行ってて、大量に作るけど配りきれない。それで余ってたんですよね。家入さんも自分のMacにステッカーを貼って広告にする実験をやったりして。それでステッカーを作った人とほしい人をつなぐサービスがあったらいいなってWizzmを作ったのが最初でした」(内山氏)。

意外な持ち込みを受けて家入氏は彼らを温かく迎え入れる。

「家入さんは君たちが当選したことにできないかなって言ってました。開発は2カ月ぐらいですかね。いや、当時ノベルティーマーケットって他にもやってる人いたのであると思ってたんですよ(笑」(内山氏)。

しかし、当然のことながらこの手のサービスはそう簡単に上手くはいかない。家入氏も温かく迎え入れるが、彼のことをよく知ってる人であれば理解できると思うが、彼はあまり産んだ後に手をかける方ではない。

ここからハンズシェアの3人の本当の起業航海が始まる。

ハンズシェアの育ての親、須田仁之氏

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ハンズシェア取締役も務める、須田仁之氏

ネット系ビジネス、特にスタートアップや起業まわりで活動している方であれば須田仁之氏のことを聞いたことがあるかもしれない。上場請負人、スタートアップの守り神と呼ばれる人物で、昨年は関連したクラウドワークス、弁護士ドットコムの2社が上場を果たした。

一緒にお酒を飲むと大変楽しい方で私も大好きな人のひとりだ。

このハンズシェアの内山氏は須田氏と知り合いだったのも、彼らの成長に大きく関係していると言えるだろう。現在、須田氏は数多くの支援先と同様にハンズシェアの取締役も務めている。

「サイトキャッチャーっていうサイト売買のサービスがあって、そこを眺めてたらなんか凄そうなサイトがあったんです。それでコンタクトを取ってみたら、とび職の格好をした人がやってきまして。それが内山さんでした」(須田氏)。

内山氏は当時、とび職で働く傍ら、アフィリエイターとしても月間100万円近く稼いだことのある腕利きだったらしい。須田氏も興味があったのだろう、アフィリエイトのコツを内山氏に教えてもらう勉強会を開催していたということだった。

2007年頃に出会った2人はこの家入一真氏のイベントで再度急接近することになる。ただ、折角起業祭りで立ち上げたサービスだったが、全く伸びない。須田氏もアドバイスを送ろうと知り合いの会社彼らを連れて行ったりしたそうだ。

「須田さんがあるゲーム開発の会社さんを紹介してくれて一緒に行ってもらったんですが、すごい渋い顔されてました。須田さんなに連れてきてんだっていう…(苦笑」(内山氏)。

ノリで集まって、会社も作り、サービスも作ってみたけど全く伸びない。ここまではよくある話だ。さらによくある話だと、ここで仲違い、解散へと突き進むのだが彼らは全く違う方向で生き延びる策を見いだす。

丁度当時、国内にも出てきたシードアクレラレーションプログラムへの応募だ。

「MOVIDA JAPANの3期募集を見つけたんです。なんかお金を貰えるらしいぞ、と。投資とか全くよくわかんないけど、とりあえず応募しようぜって」(内山氏)。

動機はさておき、ここで彼らは今までやっていたノベルティマーケットを捨て、新しいアイデアでチャレンジすることになる。

そうして生まれたのがツクリンクのアイデアだった。内山氏は建築関連の仕事をしていてノウハウや課題などの知識もある。12月に彼らはアイデアを提出し、見事採択されることになる。

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ハンズシェア共同代表取締役の斎藤実氏

「家入さんに通っちゃいました!って言いにいったんです。そしたらいいねぇ、よかったねぇって一緒に喜んでくれて。嬉しかったですね。それで、その話をしてたレストランに丁度、早さん(美人時計の創業者で現在ファンアプリ代表取締役の早剛史氏)がいらっしゃって、その場で紹介してくれたんです」(斎藤氏)。

早氏はまたそこから現在の監査役、三根一仁氏や彼らの株主として参加している個人投資家たちを紹介してくれることになる。

「結果的に、この界隈で他の方と話をするとああ、須田さんがいるんだって知ってもらえるようになって。お守りみたいな存在ですね」(内山氏)。

須田氏はネット系のチャラチャラしたイベントなんか行かないで、建設業の方をしっかり向けとアドバイス。上場は人の5倍頑張ればできると彼らを叱咤激励し続ける。

そして2013年5月にα版となるツクリンクが公開される。

信頼を得たニッセイキャピタルからの出資

建築会社マッチングプラットフォームTSUKULINK【ツクリンク】

サービス公開から約1年、地味にテストを繰り返してきたハンズシェアは初めての大きめな資金調達を経験する。

「ある方経由でいい起業家がいるということで紹介してもらったのがきっかけです。2013年10月ぐらいのことですね。ぱっと見た感想は会社の投資スタンスと相性がいいなって」。

ハンズシェアとの出会いをこう語るのはニッセイキャピタルで現在彼らを担当する安藤鉄平氏だ。

ニッセイキャピタルは当時、あまり早いステージへの企業に対する支援はそこまで注力していなかった。そこで紹介してもらった安藤氏はその時期に開催していたコンテストへの応募を勧める。

「準優勝でした。50件ほど応募があったのですが、他にないサービスで、建築業ですから市場も大きいです。時間かかりそうだけど、面を取れればいけるよね、ということで評価されたんです」(安藤氏)。

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ニッセイキャピタルの安藤鉄平氏

そしてこのコンテスト入賞をきっかけに、ツクリンクを本物のサービスに成長させようとニッセイキャピタルは2014年7月、5000万円の出資を決める。ニッセイキャピタルが支援側入った結果、彼らのターゲットとする伝統的な建築系企業にも話をスムーズに聞いてもらえることが多くなったという。

「サイトの上のところにほら、ニッセイキャピタルさんの名前いれたんです。フル活用ですよ(笑。メンバーも呼べるようになったし」(内山氏)。

支援してもらった結果、コツコツと積み上げた登録会社数は1000社になった。仕事の数は500件とまだまだ少ないが、PDCAを回す検証フェーズとしては十分な規模だろう。

「昔、建設業をやってた時よりもスマートフォンの所持率があがったこともあって、ネット関連サービスの認知率は相当上がってますよ。ただ、営業でインターネットの、というとまだまだ拒否反応は強いです。

でも、過去の経験から直接聞いてテストで売ることができるのは大きいです。知り合いでも買ってくれないものを知らない人が買ってくれるわけ、ないですよね」(内山氏)。

ーー起業は本当に簡単になった。何かを立ち上げて始めました、といえばスタートアップしたことになる。

問題はそこから空気の薄いこの場所で、いかに息切れせず、ねばり強く打席に立ち続けることができるかどうかだ。起業家として打席に立つことを許されず、退場していたった同志も多い。

でも不思議とこのチームは私の想像を越えた方法で、これからやってくる難関を乗り越えるような気もしている。何かに躊躇してる人がもしいるなら、彼らのやり方は参考になるかも…しれないね。

建設仕事のマッチングサービス「ツクリンク」が約5000万円の資金調達、ニッセイ・キャピタルから

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建設業界に特化した案件のマッチングプラットフォーム「ツクリンク」を運営するハンズシェアは7月11日、ニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。調達した金額は約5000万円で払込日は7月11日、その他の詳細は非公開。 ツクリンクは建設業界の仕事(大工や建築、インテリアなど)案件を掲載して、それを実施できる業者、フリーの人材が応募できるサービス。業者として登録されている会員…

建築会社マッチングプラットフォームTSUKULINK【ツクリンク】

建設業界に特化した案件のマッチングプラットフォーム「ツクリンク」を運営するハンズシェアは7月11日、ニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。調達した金額は約5000万円で払込日は7月11日、その他の詳細は非公開。

ツクリンクは建設業界の仕事(大工や建築、インテリアなど)案件を掲載して、それを実施できる業者、フリーの人材が応募できるサービス。業者として登録されている会員数(個人事業主、事業社)は約650社、仕事案件は300件ほどが登録されている。

現時点では単なる案件の掲示板のような状態(興味ある案件があれば直接事業者同士で連絡を取り合う仕組み)だが、今回の資金調達を元に開発を進め、ツクリンク上で工事事業者がマーケティングできる仕組みやその他の機能拡充に対応していきたい(ハンズシェア代表取締役の斎藤実氏)としている。

サービスの公開(β版)は2013年5月。実は私、この公開のタイミングで一度このサービス(というより、ハンズシェアは以前、企業ステッカーの共有というサービスを提供していた)を拝見しており、正直に言うとその際に「難しいだろうな」という感想を持ったのを覚えている。

リアル系のビジネス(飲食や小規模事業、今回のような建設など)はまず、なにより対象となる利用者のITリテラシーという壁にぶつかる。簡単に言えば使えないのだ。

それでも斎藤氏たちがこの分野を手がけるのは、建設業界の案件数に対する人材のバランスがあまりにも悪いという状況を解決したいという強い思いがあるからだ。ハンズシェア取締役のひとり、内山達雄氏は10年以上鳶職の経験があることから、この現場の様子をよく知っている。

「内山には(建設業の)知り合いを過労で亡くした経験があります。案件と人材のバランスがすごく悪くて過労で倒れる人間がいる一方、職人をやっている私の友人は仕事がなく、コンビニでレジを打っているほうが給料がいい、なんていっている時期もありました」(斎藤氏)。

また、リテラシの問題についてはやはりここでもスマートフォンシフトの恩恵が追い風になっているそうだ。パソコンは難しくともスマホなら使える、という状況が建設業にも徐々に広がっているらしい。

リアル系のビジネスのIT化というのは、ここ数年の大きなトレンドのひとつだと思う。飲食業ではトレタが紙予約という店内オペレーションを変えようとしているし、クリーニングのリネットや印刷のラクスルの集客と発注の効率化、小規模プライベートスクールのマッチングを提供するCyta.jpなど、これまで紙中心だった業界が徐々にIT化されつつある状況は注目すべきだろう。