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カード決済手数料も無料、“ニュースなショッピングモール”「Cart」が出店費用ゼロのECプラットフォームに

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キュレーションメディア型のショッピングモール「Cart」。2014年12月末に取材した時点では1,200店だったショップ数は、現在では約5,000店舗に。また、雑誌を読むような感覚でショッピングが楽しめるというコンセプトに共感し、著名人を含むキュレーターの数は170名にまで増えています。 この度、Cartは、コスト負担ゼロで出店できるショッピングモールとしてリニューアルしました。月額費用や売上ロイ…

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キュレーションメディア型のショッピングモール「Cart」。2014年12月末に取材した時点では1,200店だったショップ数は、現在では約5,000店舗に。また、雑誌を読むような感覚でショッピングが楽しめるというコンセプトに共感し、著名人を含むキュレーターの数は170名にまで増えています。

この度、Cartは、コスト負担ゼロで出店できるショッピングモールとしてリニューアルしました。月額費用や売上ロイヤリティのみならず、カード決済手数料も無料。販売事業者は、一切のコスト負担なくネットショップを開設することができます。

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ネットコンシェルジェが集計した国内ネットショップ数の推移

簡単にネットショップを開設できるサービスが登場し始めたのは2013年頃のこと。多額の初期費用や人員コストの低下などをうけ、ネット販売事業者数は右肩上がりで増え続けています。大手ECサイトなども無料化を実施したことで、2016年には店舗数が100万店を超えることが見込まれているそう。

このEC市場の競争の激化に伴い、重要性を増しているのがプロモーションの機能です。ショップを立ち上げてみたのはいいものの、集客ができずに困っている販売事業者に対して、Cartはそのプロモーション機能を強化。LINE や Facebook などのソーシャルメディアを活用することで、簡単に集客できるように。またキュレーションの側面を活かし、著名人キュレーターにメッセー ジを送ることで商品紹介を促すことも可能です。

「ニュースなショッピングモール」をコンセプトにするCartは、今後もネット通販の活性化を通じて、日本中に隠れた良いモノを届けていくとのことです。

ショッピング情報まとめ読みSNS「#Cart」を運営するネットコンシェルジェが、総額2億円を資金調達

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2014年12月末に取材記事をお届けした「#Cart(カート)」(旧「People & Store」)を運営するネットコンシェルジェは、総額約2億円を調達したことを発表しました。今回の資金調達の割当先は、フューチャーアーキテクトの投資子会社であるフューチャーインベストメントとアーキタイプベンチャーズです。 昨今、大小様々な規模のネットショップが増え続けています。その数があまりにも多すぎて、…

People & Storeが#Cartに生まれ変わって登場
People & Storeが#Cartに生まれ変わって登場

2014年12月末に取材記事をお届けした「#Cart(カート)」(旧「People & Store」)を運営するネットコンシェルジェは、総額約2億円を調達したことを発表しました。今回の資金調達の割当先は、フューチャーアーキテクトの投資子会社であるフューチャーインベストメントとアーキタイプベンチャーズです。

昨今、大小様々な規模のネットショップが増え続けています。その数があまりにも多すぎて、欲しいものがあっても、ユーザーはそれにたどり着けない状態が生まれています。一方のECサイトは大型モールなどの陰で集客に苦戦しており、お店と消費者のマッチングがきちんと行われていない現状があります。

有名アパレルブランドや小さい地方のネットショップに至るまで大小2,000店以上の商品から、一人ひとりのユーザーに合わせてショッピング情報をレコメンドしてくれる#Cart。登録店舗数は、昨年取材時の1,200からここ4ヶ月で800ブランド増加。ユーザーはお店を「フォロー」することで、好きなブランドの最新ニュースなどをいち早く取得することができます。

また、#Cartに参加するタレントやクリエイターの数は100名以上。有名人をフォローすることでお買い物の参考にできることもサービスの特徴の一つです。近いうちに、インフルエンサーとECサイトを結びつけるような企画も開始する予定です。

参加店舗にも、新たな集客ツールとしての手応えを感じてもらえていると話すネットコンシェルジェの小尾勇太さん。

「地方の小さなスイーツ店が、主婦モデルの滝沢眞規子さんにクリップされて大量のアクセスを得るなど、今まで埋もれてしまっていたECサイトが認知される場として機能し初めています。インフルエンサーとしてご参加いただいている公式ユーザーも増えており、今回のリニューアルでさらにこうした動きを加速させていきたいと考えています」

類似したキュレーションコマースは複数存在しますが、既存のECコンサルティング事業に基づいた「ECサイトの集客を支援する」というゴールをどうサポートし差別化してくのか。今回の調達で人材獲得やマーケティング強化に力を入れていく#Cartの今後の展開を見守りたいと思います。

ECサイトと消費者を繋ぐ:1,200超のブランドが参加する雑誌風ショッピング情報まとめアプリ「People & Store」

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様々なECサイトの情報を雑誌風に読める ショッピング情報まとめ読みツール「People & Store(ピープル&ストア)」。今年2月に先行してリリースされたiPadアプリに加えて、6月にはiPhoneアプリを追加。その後、Webブラウザ版もリリースし、12月頭時点のユーザー数は10万人、参加するストア(ブランド)の数は1,200店を超えています。主なユーザーは、30代の男女です。 Peo…

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ショッピング情報まとめ読みアプリ「People & Store」

様々なECサイトの情報を雑誌風に読める ショッピング情報まとめ読みツール「People & Store(ピープル&ストア)」。今年2月に先行してリリースされたiPadアプリに加えて、6月にはiPhoneアプリを追加。その後、Webブラウザ版もリリースし、12月頭時点のユーザー数は10万人、参加するストア(ブランド)の数は1,200店を超えています。主なユーザーは、30代の男女です。

People & Store はECサイトのための集客ツール

美しい写真を全面に出したキュレーション系のサービスには、「Fancy」、「Sumally」、「Origami」などが存在します。People & Storeを運営するのは、ECサイトへのコンサルティングサービスを提供して10年が経つネットコンシェルジェ。同社の篠原さんは、People & Storeは「ECサイトに集客するためのツール」だと明言します。

「様々なECサイトとお付き合いする中で、集客や、既存顧客とのコミュニケーションを課題に感じているサイトが多いことを感じていました。昔なら、メールマガジンを配信してサイトに誘導できていたものも、今ではGmailなどフリーメールを使う人が増えて、そもそもメールが受信箱に届かないケースも増えています。そんなECサイトが抱える課題を解決するようなツールを開発しようと考えました」(篠原)

参加する1,200店舗の中で最も多いのは、ファッション系のブランド。他にも、家具、生活雑貨、グルメなど扱うのは多ジャンルで、また、BASEやSTORES.jpなどの個人店舗から、大手ECサイトまで出店ストアの規模も様々です。あくまでECサイトへの集客ツールであるPeople & Storeでは、全ての商品が必ず元のサイトの商品ページにリンク。ストアを持つ費用は一切発生せず、多いサイトだと、既に3万ほどのトラフィックを送客できているそう。

ユーザー好みに進化していくPeople & Store

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People & Store で、ユーザーは商品情報を雑誌のように閲覧するだけでなく、公式ユーザーやストアをフォローしたり、気になるアイテムをクリップ保存することができます。また、クリップ保存しているアイテムに応じて、各ユーザーの趣味趣向を学習し、タイムラインに流れるアイテムが自分好みのものになっていくのだと言います。

「アマゾンや楽天でキーワード検索をすると、誰にも同じ結果が返って来ます。でも、People & Storeの場合は、人やユーザーのフォローと商品クリップから生成される嗜好データをもとに、人それぞれに異なる商品を提案する仕組みになっています。検 索というより未知の商品との遭遇を提供するサービスです」(篠原)

今後は、独自コンテンツの発信にも力を入れていく予定ですが、既に公式ユーザーには、藤原ヒロシさん(音楽プロデューサー)、滝沢伸介さん(NEIGHBORHOODデザイナー)、滝沢眞規子さん(VERY専属モデル)、イルマリさん(RIP SLYME)などが参加しており、憧れの人が選んだアイテムをチェックすることもできます。現在、会員登録しているユーザーによる1日の商品閲覧数は20万点を超えています。

ユーザーは、買える場所が増えたとは感じていない

楽天やアマゾンなどのメジャーどころはもちろんのこと、今では個人でも簡単にネットショップが開設できるようになり、買える場所が溢れてる。これに対して、ネットコンシェルジェの小尾さんはこう話します。

「ネットショップを始めるハードルは下がったことで、国内のネットショップの数は50万店、2年前の2倍以上となっています。でも、一般消費者からすると、買える場所が増えたとは感じていないようです。なぜなら、ネットショップがこんなに増えていることを、そもそも消費者は知らないからです。知らないネットショップは信用できないため、買いません」(小尾)

という負のスパイラルで、未だに片手で数えられるほどの大型オンラインモールしか利用されず、お店と消費者のマッチングが進んでいない状態。People & Storeでは、既に国内外のデザイナーズ家具を販売する「Rigna」に、1週間で1万人以上を送客。お店の認知度や信頼性の向上に早くも貢献しています。

現在は完全に無料で提供していますが、今後、購入傾向などのデータを活用して、プラスアルファのマーケティングを行うことを検討しているそう。また、将来的にはインフルエンサーとストアを繋げるような取り組みも予定しており、中小規模のお店にとって強い見方になってくれるかもしれません。