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次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.5/インド編【NYT&CBI調査】

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ピックアップ:50 Future Unicorns ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.1/米国編【NYT&CBI調査】)で終了したアメリカ編から国を変え、インドにおける5社をみていこう。 CarDekho (Auto, 2007年創業)…

person sitting in front of the taj mahal
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ピックアップ50 Future Unicorns

ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.1/米国編【NYT&CBI調査】)で終了したアメリカ編から国を変え、インドにおける5社をみていこう。

CarDekho (Auto, 2007年創業)

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主な投資家:Axis Bank, Aquila
主な競合:CarTrade, Carwale

CarDehkoは2007年創業。インド国内で車に登録されている事故履歴や保険の状態などのチェック・売買を可能とするプラットフォームを提供している。

ClearTax(Accounting & FinTech, 2011年創業)

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主な投資家:FF Angel, Founders Fund
主な競合:GSTSTAR

ClearTaxは2011年創業。インドにおける納税を自動で手続き可能なプラットフォームを運営する。同社はY Combinatorにも出資を受けており、同VCが初めてインド国内市場をターゲットとしたスタートアップに投資したことでも話題になっている。

DailyHunt(News App, 2009年創業)

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主な投資家:Bytedance, Arun Sarin
主な競合:Hotify Technologies

同社は2009年創業。インドの現地語ニュース、その他コンテンツを配信している。Dailyhunt は2016年時点で、ニュースや e ブック、雑誌、コミック、動画などを一日当たり3万5000アイテム提供しており、ページビューは毎月45億件。英語が読めない層に向けて、インド各地の言語に合わせた形で提供しているのが特徴(11のインドで使われている言語に対応)。

Practo Technologies (Healthcare, 2008年創業)

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主な投資家:Altimeter Capital, Recruit Holdings
主な競合:1mg, Healthenablr

同社は2008年創業。ヘルスケアの専門家を比較したり、そのまま診察予約を取ることもできる。また医師はこのアプリで患者や臨床試験の予約や管理をすることも可能で、関連するスパやサロン、ジムの予約などもサービスの対象になっている。日本のリクルートも出資している。

Razorpay(Payments, 2014年)

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主な投資家:Amit Gupta, Justin Kan
主な競合:Pine Labs, Payoneer

Razopayは2014年創業。インドにおいてペイメントゲートウェイを提供している。同サービスの特徴は、即時決済や導入の簡単さなどに加え、モバイルペイメントアプリ・銀行引き落とし・クレジットカード・デビットカードなど100種類以上のペイメント方式に対応可能という利便性を有している点だ。インドの利用者が多いPaytmやMibikwikのウォレットにも対応している。

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創業2年で評価は26億ドル(2800億円)ーースタートアップ限定法人カード「Brex」の差別化要因はどこに

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ピックアップ:Two-Year Old Startup Brex Now Has A $2.6 Billion Valuation ニュースサマリー:サンフランシスコ発フィンテック・スタートアップ「Brex」は11日、新たにシリーズCにて1億ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はKleiner Perkins Growth Fundが務める。その他にもY Combinator Cont…

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ピックアップTwo-Year Old Startup Brex Now Has A $2.6 Billion Valuation

ニュースサマリー:サンフランシスコ発フィンテック・スタートアップ「Brex」は11日、新たにシリーズCにて1億ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はKleiner Perkins Growth Fundが務める。その他にもY Combinator Continuity、Ribbit Capital、DST Global、Greenoaks Capital、IVPが参加した。

同社はスタートアップ向けに独自のリワードプログラムや、クレジットスコアを必要としない独自の審査方法にて法人向けクレジットカードを運用するスタートアップ。今年4月にも、同社は1億ドルの資金をBarclay Investment Bankから調達していた。今回のラウンドにて、同社のバリュエーションは26億ドルと報じられている。

話題のポイント:1週間ほど前から噂されていた、BrexのシリーズCにおける資金調達がようやく公開に至りました。同社がなぜ単なるフィンテック企業ではなくここまで注目され、またYCにも選出されているのかは以前の調達時にお伝えしました。

<参考記事>

同社はクレジットスコアがなく、クレジットカードを発行出来ないスタートアップの課題を解決しようとしています。

同社のサイトに記載されている説明によれば、通常米国では、スタートアップが法人カードを作る際個人のクレジットスコアやSSN(Social Security Number)が求められるそうです。2017年にFRBが公開したデータによれば、全米の87%の経営者は、個人のクレジットスコアを利用した資金の調達を実施していると報じています

一方で同社のライバルには、独自の発行判断を元にスタートアップを支援しているアメックスやBento for Business、Divvyなどがいます。しかし、Brexはその中でもスタートアップに特化したリワードプログラムを導入し、そのブランド力を底上げしているのが特徴です。

もう少し掘り下げてみましょう。なぜ彼らが大手を出し抜けたのでしょうか?

法人カードを個人のクレジットスコアで作成する理論は一見、誰にでもフェアに対応しているように見えますが実はそこに大きな落とし穴が潜んでいます。下図は、Brexが指摘している既存システムの問題点。法人カード作成の際の契約書に、小さい文字で「Jointly and Severally Liable(連帯責任)」が記載されており、これはカード発行時点で個人資産が担保になされていることを意味しています。

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American Express Terms & Conditions

Brexによれば、この条項により60%ほどのスタートアップ創業者がクレジットカードの借金により最大5万1000ドルに相当する個人資産を差し押さえられる結末を迎えていると公表しています。

その面Brexでは個人ではなく、企業のキャッシュフローや従業員の詳細、銀行状態をベースに独自の手法で発行判断をすることで差別化を果たしました。

同じ信用情報であってもスタートアップというのは不安定な状態が続きがちです。つまり、より実態に即した形で資金提供をするというスタンスが彼らをしてここまで急成長させた、ともいえそうです。期待値が大きいだけに今後、どのような伸びを示すのか注目したいと思います。

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イグジットやユニコーンは投資家の言葉

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名刺管理の「Sansan」が上場承認されました。いわゆるアクセラレーションプログラムなど「起業の科学」云々のずっと前、まだまだ起業自体の生存確率が低かった2007年の創業組です。 <参考記事> 法人向け名刺管理サービス「Sansan」がマザーズ上場へ、企業評価額は1200億円規模 インキュベイトファンドのジェネラル・パートナーであり、日本投資界のレジェンド、赤浦徹さんがSansanの共…

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名刺管理の「Sansan」が上場承認されました。いわゆるアクセラレーションプログラムなど「起業の科学」云々のずっと前、まだまだ起業自体の生存確率が低かった2007年の創業組です。

<参考記事>

インキュベイトファンドのジェネラル・パートナーであり、日本投資界のレジェンド、赤浦徹さんがSansanの共同創業者、寺田親弘さんと二人三脚でこの企業を1000億円規模の評価にまで高めていったこちらのストーリーなどは大変胸が熱くなります。

時価総額も昨年末に1,000億円を超え、「次のユニコーン」との声も聞こえてくる。そんなSansanだが、実は創業は2007年と案外古い。2007年といえば、今のようなスタートアップブームの前夜で、リスクマネーの提供は今とは比較にならないほど少なかった。むしろネットバブルがはじけて、リーマンショックが起こる直前でもあった(創業前からの二人三脚、起業家Sansan寺田氏とVC赤浦氏の12年間のハードシングスより引用)

さて、メルカリの上場時もそうですが、国内でも「ユニコーン」という呼称を耳にすることが多くなりました。米国のスタートアップ市場が「10億ドルの株式評価を持つ未公開企業」を表現したものなんですが、これについてiSGS代表の五嶋一人さんがある意見をポストしていました(お友達限定公開)。

ベンチャーキャピタルが「ユニコーンの創出を目指す」というのは、ファンドリターンの観点から、まあアリかなあとは思うんですが、‬ユニコーン=「未公開企業の発行済株式数×投資家が評価した株価>1,000億」っていう意味でしかなくて、これを起業家が「目標」とか、プレゼンの場だけであっても言ってほしくはないなあ、と感じてます。

イジワルな言い方をすると、「あなた投資家から評価されるために起業したんですか?」と。

イグジット(企業株式の売却)という行為もそうなのですが、株の売買に関する経済的な活動は基本、投資家サイドのものです。彼らは早いタイミングで株式を購入し、高くなったら売却します。一方、起業家や経営者はその根源となる経済活動に携わります。社会に対して生み出す「利益」に関する考え方が少し違うんですよね。

ややこしいのは創業者はそうはいっても大株主である、という点です。つまり、企業価値を上げることイコール保有する資産も膨らむ、という側面のことです。

起業家の方でやたらとこの株で生まれる利ざや、つまり株式の売却益や保有する株の価値のことを意識する人がいます。五嶋さんが直感的に感じている違和感はそういう点じゃないのかなと。

経営の観点からみた企業価値の根本はキャッシュフローの創出だし、キャッシュフローの創出は顧客への価値提供の結果なわけだから、普通に「顧客への価値提供の最大化」みたいな目標にむかって堂々と粛々と邁進していけばよくて、その過程で資金調達をする際の株式価値がどうなんだ、っていうのは、調達に関わる要素のひとつでしかないと思ってます。

‪そういう面倒くさいこと考えないで無邪気にユニコーンとか言っちゃってる人がほとんどすべてだとわかってはいるんだけど、これベンチャーキャピタルや行政がユニコーンの創出を目指す、と言ってるから起きるミスリードなような気もしてて、しかしベンチャーキャピタルは投資先の株式価値向上のわかりやすい基準のひとつとして言っているだけだし、行政はベンチャー振興の進捗の可視化のわかりやすい手段のひとつとして言ってるわけで、起業家にユニコーンを目的にしてほしいのではないはずなのでw‬

私もスタートアップシーンを伝える一人として、ユニコーンのようなわかりやすい「バズワード」は大変便利です。あの企業がユニコーンになった!すごい!日本もシリコンバレーに追いつけるゥ!みたいな。読んだ人は明日には忘れてる話題です。

一方でこのワードが一人歩きすることの懸念もあります。前述した通り、これは投資家サイドの経済活動です。これを目的にするということは、自分も株を売って儲けたいと言ってるのと大差ありません。実際、手早く事業作って手金を作りたいという方もいらっしゃいます。これはこれでその人の人生の戦略なので異論ないですが、やはり大きな事業にはなりづらい。

五嶋さんもそうですが、国内トップのベンチャーキャピタリストの方々の多くは、純粋に次の大きな経済活動を生み出す企業・起業家を探しています。

株の話は確かに大切ですが、起業家の方(特に五嶋さんが言う「無邪気な方」)にはそれよりも大切なことがある、ということを胸に、私たちメディアなどの喧騒に惑わされないことを祈るばかりです。

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次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.4/米国編【NYT&CBI調査】

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ピックアップ:50 Future Unicorns ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された、「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.3/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート4。 RigUp(Collaboration & Project Manage…

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ピックアップ50 Future Unicorns

ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された、「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.3/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート4。

RigUp(Collaboration & Project Management Software, 2014年創業)

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主な投資家:BoxGroup, Founders Fund
主な競合:NA

RigUpは2014年創業。エネルギー業界に特化した人材派遣サービスを提供している。石油と天然ガスの業界における労働力不足に特化し、請負業者と油田作業員をマッチングするサービスを展開。人件費を25%削減し、最大3倍の速さで人材を見つけることができるという。

SalesLoft(Customer Relationship Management, 2011年創業)

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主な投資家:David Cummings, High Alpha
主な競合:InsideSales.com, Yesware

SalesLoftは2011年創業。Salesforceやその他のCRMツールにて利用できるインテリジェンスソフトウェアを開発する。セールス担当者が意味のある顧客とのやり取りを促進させることが可能。

Segment(Application & Data Integration, 2011年創業)

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主な投資家:Y Combinator, Google Ventures
主な競合:Lytics, Tealium

Segmentは2011年創業(2011年にYCを卒業)。アプリなどにおけるユーザーデータを集積し、データをGoogle Analyticsなどの情報解析分析ツール向けに自動で変換してくれるサービスを提供。Segmentのサービスはシステム構築やデータトラッキングに対するコストを格段に下げるソリューションとして提供されている。

SiSense(Business Intelligence, Analytics, 2010年創業)

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主な投資家:DFJ, Battery Ventures
主な競合:Tableau Software, Vertica Systems

SiSenseは2010年創業。ERPやCRM、その他企業で保持している様々なデータベースから意思決定に必要な経営データを集約し、分析に活用できるサービスを提供している。

Sonder (Travel, 2014年創業)

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主な投資家:BCG Capital, FounderFuel
主な競合:Airbnb, VRBO

Sonderは2014年創業。Airbnbのように旅人がアパート、一軒家、コンドミニアム、別荘やロフトなどあらゆる種類の宿泊施設に泊まれるプラットフォームを提供している。施設は登録の際に、Sonderによって厳しい審査が行われる。

Standard Cognition(Point of Sales & Retail Computer System, 2017年創業)

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主な投資家:Draper Associates, Nextech Ventures
主な競合:NA

Standard Cognitionは2017年創業。小売店に向けてAmazonGoのような無人店舗を導入することが可能となるシステムを開発・販売している。独自店舗の拡大というよりは、システムを販売することにフォーカスしている。

Upgrade(Finance, 2016年創業)

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主な投資家:CreditEase, Apoletto
主な競合:SoFi, LendUp

Upgradeは2016年創業。個人向けのローンと無料でクレジットモニタリングを提供し、即座に資金の貸し付けをしてくれる。返金プランなども基本的には長期的に設定されており、ユーザーはクレジットを失うことなく計画的な資金繰りが可能。

Zola(Multi-Product, 2013年創業)

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主な投資家:BBG Ventures, Female Founders Fund
主な競合:XD Group, iDoGifts

Zolaは2013年創業。ミレニアル世代向けに、結婚に関わる全ての準備(結婚後の家具や結婚式の招待状やWebSite作成など)が整うサービスを提供している。新婚旅行の資金ローンに関してもサービス提供しているため、オールインワンで様々な目的に利用できるのが特徴。

 

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次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.3/米国編【NYT&CBI調査】

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ピックアップ:50 Future Unicorns ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された、「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.2/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート3。 Front(業界:E-mail, 2013年創業) 主な投資家:Aaron Ha…

bengal tiger half soak body on water during daytime
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ピックアップ50 Future Unicorns

ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズ共同リサーチにて発表された、「50 Future Unicorn」。今回は前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.2/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート3。

Front(業界:E-mail, 2013年創業)

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主な投資家:Aaron Haris, Box
主な競合:Gorgias, Reamaze

Frontは2013年創業。同社はE-mailを始めライブチャットやSNS、そしてSMSを一カ所に統合し管理できるプラットフォームを提供。各メッセージを一つの場所に集め、透明化を図ることで社内における情報共有の活性化を図る。

Glossier (Retail, 2014年創業)

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主な投資家:14W, Howard Schultz
主な競合:BeautyCounter, Milk Makeup

Glossierは2014年創業。同社は、D2Cのコスメブランドプラットフォームを提供し、主に米国のミレニアル世代に人気を博している。InstagramやYouTubeを巧みに駆使したマーケティングが特徴的。また、コスメはパラベンとアルコール不使用で肌本来の美しさを引き出すといわれている。

HackerOne(Monitoring & Security, 2012年創業)

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主な投資家:Benchmark, Brandon Beck
主な競合:NA

HackerOneは2012年創業。同社は、企業のプロダクトにおけるバグや脆弱性を発見した際に報告することで報酬がもらえるバグバウンティープラットフォームを提供している。

Mapbox(Location-Based & Navigation, 2010年創業)

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主な投資家:In-Q-Tel, DBL Partners
主な競合:eeGeo, Wuanergy Systems

Mapboxは2010年創業。各アプリ向けにユーザーごとの位置情報に基づいたデータの即時作成サービスをメインサービスとして提供している。同社のサービスは、自動運転車の正確性向上のためのデータ収集にも大きく役立てられているとされている。

Marqeta (E-Commerce Enablement, 2010年創業)

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主な投資家:83North, CreditEase
主な競合:Pine Labs, Payoneer

Marqetaは2010年創業。金融機関やスタートアップ向けに、決済カードを発行可能なオープンAPIプラットフォームを提供している。同プラットフォームは、カード発行からペイメント処理、支出の管理など全てを網羅可能なシステムとなっている。

Onshape (Scientific, Engineering Software, 2012年創業)

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主な投資家:Andreesen Horowitzm, North Bridge Venture Partners
主な競合:NA

Onshapeは2012年創業。同社はクラウドベースで動作するCADソフトウェアを開発している。ブラウザ上で動作し、スマートフォンやタブレットでも操作可能。コラボレーション機能やデータ管理を行えるバージョン管理も特徴で、既存のCADソフトより高い操作性が特徴となっている。

Outreach(Business Inteligence & Performance Management, 2013年創業)

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主な投資家:DFJ, Ellen Levy
主な競合:SalesLoft, InsideSales.com

OutreachはCRM(Customer Relationship Management)などへの入力作業を自動化させ、企業における営業活動の最適化・効率化を図るプラットフォームを提供している。あらゆる作業の自動化に取り組んでおり、例えばe-mailでの連絡なども自動化可能なほか、顧客との関係性に応じた最適な営業手法を明確にする分析も行ってくれる。

 

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次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.2/米国編【NYT&CBI調査】

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ピックアップ:50 Future Unicorns ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズが共同でリサーチした「50 Future Unicorn」、前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.1/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート2をお送りします。 DeepMap (業界:Scientific, Engineering Soft…

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ピックアップ50 Future Unicorns

ニュースサマリー:CB Insughtsとニューヨークタイムズが共同でリサーチした「50 Future Unicorn」、前回(次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.1/米国編【NYT&CBI調査】)に引き続き、アメリカ編パート2をお送りします。

DeepMap (業界:Scientific, Engineering Software, 2016年創業)

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主な投資家:Accel, GSR Ventures
主な競合:GeoDigital International, Mapillary

DeepMapは2016年創業。自動運転車向けに3Dマップを提供している。GPSを使った地図作成ではなく、レーザーライダー「LiDAR」を搭載した車を走らせることで高い精度と大量のマッピングデータを収集可能とした。

Domino Data Lab(業界:Business Intelligence, Analytics, & Performance Management, 2013年創業)

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主な投資家:Bloomberg Beta, Sequoia Capital
主な競合:NA

Domino Data Labは2013年創業。データサイエンティスト向けにリサーチ環境を提供するSaaS企業。データサイエンティストは同社のプラットフォームを使ってモデルを構築し、チームでシェアしたり、あらゆるツールやプログラミング言語を使ってDomino内でリサーチを実行することができるほか、これらの情報を組織が一元管理できる。

Dominoは典型的なSaaS企業で料金はシートごとにライセンスを付与しており、プランは無料から月額499ドルまで様々なニーズに対応している。

Earnin (業界:Accounting & Finance, 2012年創業)

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主な投資家:DST Global, Andreessen Horowitz
主な競合:PayActive, FlexWage Solutions

Earninは2012年創業。元々、Activehoursという企業名でスタートし、2018年に現在の名称に変更している。同社は、あらゆる従業員が自身の給与に即座にアクセスできるようにすることを目指すスタートアップ。一見ペイデイローンと変わらないように感じるが、同社は金利・手数料共にユーザーから全く徴収していない。収益はユーザーによる自主的な「チップ」のみという「THE・アメリカン」な性質だ。

Embark Trucks (Supply Chain & Logistics, 2016年創業)

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主な投資家:SV Angel, Fundersclub
主な競合:Peloton Technologies, Automa Systems

Embark Trucksは2016年創業。同社は、完全自動運転型のトラックを開発している。いわゆる米国におけるフリーウェイの自動走行に特化して開発を進めている。昨年2月には、西海岸カリフォルニア州から東海岸のフロリダ州まで自動運転で横断に成功している(安全面を考慮しドライバーも同乗)。

Expanse(Monitoring & Security, 2012年創業)

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主な投資家:Founders Fund, Centerview Capital
主な競合:N/A

Expanseは2012年創業。同社はインターネットに接続されている企業の資産を、包括的に安全管理またモニタリングできるセキュリティー監査企業。”Security Begins With Knowing What to Protect”をモットーに、あらゆる企業のデジタルトランスフォーメーションをセキュリティー面でサポートしている。

Faire (Retail and Inventory, 2017年創業)

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主な投資家:DST Global, Lightspeed Venture Partner
主な競合:Minted

Faireは2017年創業。小売りやセレクトショップが商品を仕入れることができるB2Bマーケットプレイスを提供している。AIが利用企業のウェブサイトの画像解析をして、各企業のコンセプトに合った最適な商品の提案をしてくれる。販売予測および在庫管理効率から選定する仕組みで、企業は商品のA/Bテストを実際に出来ることに加えて無料での返品も可能。まさにリスクフリーな形態となっている。

Farmers Business Network(Business Inteligence Analytics & Performance Management, 2014年創業)

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主な投資家:Google Ventures, DBL Partners
主な競合:AgVend

Farmers Business Networkは2014年創業。同社は農業関係者にプラットフォームを提供し、ツール間の統合によるシナジー、データの蓄積、資材や金融サービスの共同購入によるコスト削減を追求する。さまざまなプラットフォームを統合して、農作物の管理に必要なツールの共同購入を支援することが可能となる。

Flywire (Payments, 2009年創業)

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主な投資家:500 Startups, Accel
主な競合:Payoneer, Pine Labs

Flywireは2009年創業。グローバルに決済・集金が可能なプラットフォームを提供している。銀行振込から、オンラインバンク、クレジット・デビットカードなどいずれの決済手段にも対応しており個人に留まらず企業・教育機関などの導入も数多く進んでいる。

顧客に対しては電話、eメール、チャットでの複数言語によるサービスだけでなく1日24時間利用できるオンラインでの決済追跡を含むサポート業務も行っている。

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次のユニコーン企業「50社リスト」保存版・vol.1/米国編【NYT&CBI調査】

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ピックアップ:50 Future Unicorns ニュースサマリー:テック系スタートアップやVCの独自データベース構築するCB Insightsが2月10日、将来性の高いスタートアップを「50 Future Unicorns」にて発表した。同レポートはニューヨークタイムズとの共同リサーチとなる。 企業価値がいつか10億ドルを超えると予想されるスタートアップを選出している。選出された50企業の内、…

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ピックアップ50 Future Unicorns

ニュースサマリー:テック系スタートアップやVCの独自データベース構築するCB Insightsが2月10日、将来性の高いスタートアップを「50 Future Unicorns」にて発表した。同レポートはニューヨークタイムズとの共同リサーチとなる。

企業価値がいつか10億ドルを超えると予想されるスタートアップを選出している。選出された50企業の内、米国が33社、インドが5社、中国が4社、ラテンアメリカが3社、ヨーロッパが3社、オーストラリアが2社となった。米国が全体の6割以上を占める。

話題のポイント:以下のランキングは国別、アルファベット順に並べています。創業期や業界はCB Insightsを参照しています。また、過去にTHE BRIDGE内にてピックアップした記事があった場合は関連記事のURLを参照しています。

Alto Pharmacy(業界:e-Comerce/Pharmacy, 2015年創業)

主な投資家:Craig Sherman, Daniel Kan, E-MEERGE
主な競合:PillBack, CareZone, etc…

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Alto Pharmacyは2015年創業。パーソナライズされた薬品の即時・無償配達。ユーザーがアプリから依頼した薬を無料で配達してくれる。また治療にかかった費用を透明性高く知ることができるほか、リアルタイムで医者や保険会社とコーディネートもしてくれる。

Amplitude業界:IT, 2011年創業)

主な投資家:Adam Draper, Alex Lin
主な競合:LaunchDarkly, Optimizely, etc…

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Amplitudeは2011年創業。Y Combinator出身でモバイルアプリケーションのアナリティクスをアプリ運営者向けに提供。ユーザーの「行動」に最も重点を置いている。プロダクトにおけるユーザー行動の分析を通し、グロースに際し具体的なソリューションを提示してくれる。

Benchling (業界:Healthcare, 2012年創業)

主な投資家:Y-Combinator, Benchmark, etc…
主な競合:Transcriptic

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Benchlingは2012年創業。バイオテクノロジーリサーチャー向けに設計された、クラウド型の遺伝子解析プラットフォームを提供している。既に2000を超える大学に導入されており、専門研究機関へのサービス提供も行っている。特筆すべき点には、やはり遺伝子などの情報がクラウドで管理できる点があるが、何より基本的な機能は無料で利用できるところは大きい。

BetterCloud (業界:IT, 2011年創業)

主な投資家:Accel, Bain Capital
主な競合:Backupify, Spanning Cloud Apps

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BetterCloudは2011年創業。元々はG Suiteユーザー向けの管理サービス。2016年よりプラットフォームのアップデートを開始し、Google以外のSaaSアプリケーションも同様に一元管理・制御可能となり、活用の幅が広がった。

Blend Labs(業界:Accounting and Finance, 2012年創業)

主な投資家:8VC, Allen and Company, etc…
主な競合:Better Mortgage, LendingHomeBlend

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Labsは2012年創業。あらゆるユーザー層(個人・ビジネス)に対しレンディングサービスのプラットフォームを提供している。AI等テクノロジーを織り交ぜてプラットフォームはシンプルに設計している。そのため貸し出しまでにかかる期間は平均7から10日と極めて短かい。資金を貸す側・借りる側両者間におけるフランクなやり取りを促進させたり、透明性をもたらす仕組みを導入していることなども特徴の一つ。

Braze(業界:Customer Relationship Management, 2011年創業)

主な投資家:Citi Ventures, Accelerate Ventures, etc…
主な競合:Urban Airship, Mixpanel

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Brazeは2011年創業。前身はAppboy。モバイルアプリ向けのマーケティングツールプラットフォームをアプリ運営者向けに提供。消費者一人一人を細かく詳細に分析することで、ユーザーごとに適した、かつオリジナリティーを持たせたプッシュ通知や情報を届けることができる。新規ユーザー獲得ではなく、既存ユーザーのエンゲージメント・長期ユーザーへの定着に対しソリューションを提供してくれる。

C2FO (業界:Accounting and Finance, 2008年創業)

主な投資家:Citi Ventures, Allianz X
主な競合:Tradeshift, Kabbage

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C2FOは2008年創業。C2FOは「Collaborative Cash Flow Optimization」の略。未払い、また数か月先の請求書を元手に投資家から資金を企業が調達することが可能なプラットフォーム。企業は請求書に記載の額面より低い資金を投資家から受け取り、投資家側は支払い完了後に満額を受け取ることが出来るため、その差額が利益となる。

金額よりも、キャッシュフローの関係などでスピーディーに資金を得たい企業にとって有益なサービス。また、投資家にとってはほぼリスクゼロで利益を確保することが可能なスキームといえる。

Carta (業界:Compliance, 2012年創業)

主な投資家:Meritech, Tribe Capital, etc…
主な競合:Sharespost, Certent

Cartaは2012年創業。スタートアップなどの非上場企業における、株式やストックオプションなどに透明性を持たせ、管理可能なデジタルプラットフォームを提供。また、キャップテーブルなど資本構成やバリュエーションの管理についても取り扱える。近年は、上場企業向けにも同様のサービスを提供しはじめている。

Checkr(業界:HR and Workforce Management, 2014年創業)

主な投資家:Accel, Cota Capital
主な競合:Inflection, Hirease

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Checkrは2014年創業。スタートアップやエンタープライズ企業に向けて、人材のバックグラウンドチェック(犯罪歴など)のAPIを提供するサービス。身近な例では、UberやLyftなどのシェアリングサービス提供側(ドライバー)の身元確認などにも採用されている。

Datrium (業界:Data Strage and Securities, 2011年創業)

主な投資家:ICON Ventures, Samsung Catalyst Fund, etc…
主な競合:NA

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Datriumはプライベートクラウド向けに、ハイパーコンバージドインフラを提供している企業。創業は2011年で、これまでの累計調達額は1億7000万ドルに到達している。

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国際物流の改革者「デジタルフォワーダー」とはーーFlexPortがSoftbank Vision Fundなどから1100億円を調達

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ピックアップ:Freight Startup Flexport Hits $3.2 Billion Valuation After $1 Billion Investment Led By SoftBank  ニュースサマリー:ソフトウェアを利用した国際物流フォワーダーのFlexportが22日、10億ドル(110円換算で1100億円)の資金調達に成功した。米テックメディアなどが伝えている。 出資…

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ピックアップFreight Startup Flexport Hits $3.2 Billion Valuation After $1 Billion Investment Led By SoftBank 

ニュースサマリー:ソフトウェアを利用した国際物流フォワーダーのFlexportが22日、10億ドル(110円換算で1100億円)の資金調達に成功した。米テックメディアなどが伝えている。

出資したのはSoftbank Vision Fundを中心に、DST Global、Cherubic Ventures、Susa Ventures、SF Express。報じているForbesによると、今回の資金調達によって同社のバリュエーションは32億ドルに到達している。

Flexportの創業は2013年。国際物流に関わるプラットフォームをクラウドベースで構築しており、同サービスのカテゴリは「デジタルフォワーダー」と呼ばれている。

同プラットフォームを用いれば、航空、列車、車、海上などあらゆる輸送手段からベストな組み合わせを選び出し、最適な輸送ルートを利用することができる。また、支払いや累積データ管理、貨物のトラッキングサービスなどのサービスも提供する。

話題のポイント:Flexport(デジタルフォワーダー)は一体なぜ、革新的なプロジェクトとして高評価を得ているのでしょうか。

この背景には、既存物流業界にて問題と指摘されているフォワーダーの極度な「アナログ」的な環境問題がありました。数値管理にはエクセル、契約業務などにはEメールやファックスを用いた紙ベースでの業務フローが当たり前だったようです。

これをクラウドで改革したのがFlexportです。全てのサービスをクラウド化することに成功したため、迅速かつ効率的に、そして24時間いつでもサービスの利用をすることが可能になりました。

NRIが2017年に公開したレポート「物流業界は第四次産業革命にどう迎え撃つべきか」では、物流業界における荷主のニーズ変化と業界トレンドが以下図のように比較されています。

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Credit: NRI Report

物流業界における特筆的なトレンドは「アナログから生じる煩わしさと生産性の低さ」です。拡大する「E-コマース市場」に対して真逆の課題がまだ残っていると言えるでしょう。ここに目をつけたデジタルフォワーダーたちがテクノロジーを用いて市場参入しているのです。

ただ、NRIによると既存フォワーダー(厳密にはUPSなど実際に運送する企業はクーリエと呼ばれる。フォワーダーはそれらをアレンジする役割)もFlexportなどの登場を黙っているわけではありません。以下図のように、各企業がそれぞれデジタル化への戦略を講じています。

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Credit: NRI Report

個人的に面白いなと感じたのは、UPSによる3Dプリンティング代行事業です。世界各国に分散して存在するUPS店舗にて3Dプリントすることで、運送費の削減につなげようという取り組みです。実店舗がある事業者ならではの強みと言えるでしょう。

一方のFlexportも独自の配送網を構築しており、2017年末ごろから同社は香港からロサンジェルスへの航空機をチャーターし、同社が保有する空輸サービスを開始したことを発表しています。これは、UPSやFedExなどに戦いを挑むうえで、大きな一歩なことに間違いありません。

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そして日本にも同様のビジョンを持ったスタートアップがいます。それが「Shippio(シッピオ)」です。同社代表取締役の佐藤孝徳さんもFlexportの大型調達についてツイートしていました。

ShippioはもFlexport同様、全ての物流に関わる作業を効率化し、かつ物流トラッキングや決済の見える化を実現させています。また2月6日よりANA Cargoらとタッグを組み、国際航空貨物輸送の実証実験を開始しました。

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普段生活しているとなかなか見つけづらい課題ですが、クラウドサービスが一般化する中で、まだこういったバーティカルでのチャンスはあるのではないでしょうか。

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