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リクルート「TECH LAB PAAK」のデモデイが開催、第4期参加チームが半年の成果を披露

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、2014年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。同施設はリクルートの R&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。 入居チームは、開発するサービスの…

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、2014年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。同施設はリクルートの R&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。

入居チームは、開発するサービスの成熟度などに応じて「コミュニティ会員」と「プロジェクト会員」に大別されている。コミュニティ会員8チーム、プロジェクト会員4チーム(うち、1チームは欠席)が TECH LAB PAAK 入居からの半年間の成果を披露するデモデイが28日、開催された。

入賞したチームの顔ぶれを中心に、TECH LAB PAAK からどのようなサービスが生まれたか、生まれようとしているかをみてみたい。なお、デモデイのピッチにおいて、入賞者の審査を行ったのは次の方々だ。

  • TechCrunch Japan 編集長 西村賢氏
  • 日本マイクロソフト エバンジェリスト 砂金信一郎氏
  • 元 楽天 取締役常務執行役員 安武弘晃氏(関連記事
  • LIG Founder / LIG International CEO 岩上貴洋氏
  • リクルートホールディングスR&D本部 Media Technology Lab. 室長 麻生要一氏

【TECH LAB PAAK 賞】 STYLY by Psychic VR Lab

副賞:松坂牛 焼肉セット

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Psychic VR Lab は、ファッションに特化したバーチャルリアリティ(VR)上のオンライン・ショッピングモールを構築。ファッションブランドの世界観を VR で表現し、商品本来が持っている魅力を効果的に伝え、消費者の購買につなげる。

商品の画像データを 3D で作成したり、ショップのデザインを 3D で作成するのは、依然として手間とコストがかかるため、ファッションブランドは容易に導入することができない。STYLY ではそれを可能にするため、アパレルに特化した 3D スキャナや 3D ショップの構築を容易にするショップビルダーの機能を開発した。3月には、ファッション関連スタートアップのイベント Fashion Tech Summit の開催にも携わっている。

7月〜9月の3ヶ月間で、約30程度のファッションブランドに利用してもらいテストを行う予定。一般ユーザも STYLY を試せるイベントを開催する予定で、詳細については追って発表とのこと。

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【メンター特別賞】Residence

副賞:Ritz Carlton Azure 45 2名様ディナーコース食事券

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ペルーで生まれた岡村アルベルト氏は以前、友人が日本のビザの取得不備でペルーへ強制送還されたのを目の当たりにした。これを契機に、ビザの問題を解決しようという衝動に駆り立てられる。日本の入国管理局にいるのは公務員であるため基本的には日本語しか話せず、ビザ申請書類も日本語であるため、ビザを申請する日本語を母国語としない外国人にとっては、コミュニケーションのハードルが高い。

岡村氏は自ら品川の東京入国管理局に勤務し、3万人に上る外国人のビザ発給業務に従事。このときの経験を生かして、Residence を開発した。Residence ではビザ申請に必要な項目を、外国人向けに母国語で質問を表示し、それに応えていくだけで申請に必要な日本語の様式を出力できる。さらに Skype で本人確認を実施し、行政書士がビザを代理申請、現住所に発給されたビザを郵送してくれるまでのサービスを 3,000 円という安価で提供する(申請書類の作成のみで、代理申請を依頼しない場合は無料)。

現在、700人の個人ユーザと35人の法人ユーザがいる。6年後の2022年には、日本の働き盛り人口の30人に1人は外国籍になると言われている。Residence では、ビザに関する情報をベースに、日本における仕事の紹介、銀行でローンを借りる際の与信、さらに、日本以外のアジア各国へのビザ取得支援サービスなどを提供していきたいとしている。

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【TechCrunch 賞】in app translation

副賞:アマゾンギフトカード 3万円分

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in app translation は、iOS のアプリ開発者向けに、アプリの多国語リリースを容易にする環境を提供。アプリ上に表示されるメニュー内容を、ウェブベースのダッシュボードで制御することにより、アプリをビルドし直して Apple のアプリ審査にかける手間が省ける。アプリのリリース後に翻訳の誤りに気付いた場合の対応がスムーズに行えるのがメリット。

加えて、ダッシュボードを通じて、アプリ開発者は、どの言語のユーザ需要が多いかのアナリティクスや、翻訳の修正を含むユーザからのフィードバックを受けられるので、アプリを多国語展開する際の言語別の優先順位を決める上で参考にすることができる。ダッシュボードからは、翻訳対処箇所のデータのエクスポートのほか、gengo への翻訳発注に対応。将来的には、頻出する翻訳内容を機械学習で自動化するようにしたり、Android 向けに Native Java 対応したりする計画。

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【マイクロソフト賞】FlickFit

副賞:Apple Store ギフト券 3万円分

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FlickFit は、靴(特に現在はパンプスにフォーカスしているとのこと)に特化して、インターネットで試着ができるサービスだ。ユーザは予め自分の足形を 3D データで登録しておき、FlickFit に対応した靴販売サイトでは、靴にひもづけられた 3D データを照らし合わせることで、購入前にフィット感を確認できるしくみ。

靴のラスト(木型)ではなく発泡剤を使った型取りで靴の3Dデータを取得しており、足と靴の3Dデータをマッチングするアルゴリズムは千葉大学との共同研究で開発している。現在は、サードパーティー2社との共同実験により、マッチングアルゴリズムをさらに改善中。足の形の 3D データの取得には専用のスキャナを用いるため、データの登録時にはユーザを市中のスキャンニングポイントへ誘導する必要になるが、並行して画像撮影により足形のデータが簡易的に取得できるモバイルアプリを開発中。オムニチャネル需要、グローバル展開の可能性を模索している。

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【LIG賞】embot

副賞:東京ヴァンテアンクルーズ 2名様 トワイライトゴールドコース

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embot の名前は、emotional robot に由来。スマートフォンが普及しても、掛け時計や壁掛けのカレンダーが世の中から無くならないことにヒントを得、タンジブルなもの、ダンボールで簡単に作れるロボットを開発した。アプリからの指示やセンシングデータをもとに、ロボットのポーズを変えることができる。

ユースケースを検討した結果、現在は子供向けの教材としての embot を開発している。文科省による中高生向けのプログラミング教育制度が施行されたこともあり、私立中高などからの問い合わせが寄せられており、教材ニーズの B2B 用途からサービスを立ち上げたい考え。操作についてサーバでログを蓄積しているので生徒の学習進捗状況を捕捉でき、それに応じてカスタマイズされた学習内容を提供するプラットフォームも用意している。

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【オーディエンス賞】Residence および in app translation

副賞:TECH LAB PAAK プロジェクト会員権(半年入居権)

(Residence および in app translation の両方については既出であるため、説明は省略)

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なお、TECH LAB PAAK では第5期の入居が開始されており、第6期の会員募集はまもなく開始されるようだ。第6期からは、メディア・ファンド・メーカー各社との提携により、バーチャルリアリティ(VR)に特化したインキュベーション・コースも新設される見込みで、今回のデモデイではこれを記念して、gumi 代表取締役の國光宏尚氏、PANORA VIRTUAL REALITY JAPAN 編集長の広田稔氏、Oculus 専門サイト「桜花一門」の高橋建滋氏を招いてのパネルディスカッションも行われた。

第6期プログラムにもこれまでと同じく、法人・個人、プロダクトの有無にかかわらず申し込めるとのことなので、詳細は TECH LAB PAAK のウェブサイトをチェックしてほしい。

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リクルート「TECH LAB PAAK」のデモデイが開催、第3期参加チームが半年の成果を披露

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、2014年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。同施設はリクルートの R&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。 入居チームは、開発するサービスの…

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、2014年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。同施設はリクルートの R&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。

入居チームは、開発するサービスの成熟度などに応じて「コミュニティ会員」と「プロジェクト会員」に大別されている。コミュニティ会員4チーム、プロジェクト会員6チームが TECH LAB PAAK 入居からの半年間の成果を披露するデモデイが28日、開催された。

入賞したチームの顔ぶれを中心に、TECH LAB PAAK からどのようなサービスが生まれたか、生まれようとしているかをみてみたい。なお、デモデイのピッチにおいて、入賞者の審査を行ったのは次の方々だ。

  • 500 Startups Japan 澤山陽平氏
  • コロプラ 共同創業者兼取締役 千葉功太郎氏
  • TechCrunch Japan 編集長 西村賢氏
  • 日本マイクロソフト エバンジェリスト 砂金信一郎氏
  • リクルートホールディングスR&D本部 Media Technology Lab. 室長 麻生要一氏

【TECH LAB PAAK 賞】 RE:GAIN

副賞:Amazon ギフトカード 3万円分

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RE:GAIN は、オンラインでリハビリテーションを提供するプラットフォーム。企業における従業員の診断情報やヘルスケア情報を集約し、疾患のある人と理学療法士をマッチングする。アメリカで10月に起業、サービスローンチから2ヶ月間で、既に6,000ドルの純利益を上げており、170人のリハビリスペシャリストが登録している。

アメリカではヘルスプランを持つ従業員1,000人以上の企業4,000社、また、日本では社内に健保組合を持つ1,500社以上の企業がターゲットとした B2B2E ビジネスモデル。アメリカでは Hawaii Pacific Health、カリフォルニア大学などで運動部の選手を中心に利用が開始されており、日本では3月から DeNA が導入しているほか、他にもITやヘルスケア分野の企業が導入を検討中だ。

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【日本マイクロソフト賞】LandSkip

副賞:近江牛 特選ロース焼肉セット、Microsoft Azure 12万ドル分のクレジット

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LandSkip は、世界の風景を4Kの高精細映像で配信提供するサービス。地方自治体やリゾートなど、観光産業が持つコンテンツをオンラインで流通させる。2,000カ所以上の4K動画を集めており、ユーザである企業は、はシームレスにつながれた3分間のエンドレス動画を、オフィスなどで大画面ディスプレイなどを使って表示し、インテリアとして利用できる。

アドネットワークである Microad Digital Signage(MADS)と提携し、風景動画を30,000カ所以上に配信できる体制を整える予定だ。コンテンツの多くは、映像作家などからの買い切り。C 向けには HD 映像配信は無料で 4K 映像配信は有料、B 向けには、4K 映像配信のみで月額3万円を利用料として徴収する。今後は、海外の風景動画も集めていく計画だ。

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【TechCrunch Japan 賞】Lifilm by aba

副賞:Ritz Carlton Azure 45 2名様ディナーコース食事券、TechCrunch Tokyo 2016 出展権

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Lifilm は、介護を必要とする高齢者や障害者向けに設計された、排泄を検知するセンサーデバイス。寝たきりで介護を受けている人はオムツをしていることが多いが、介護者は被介護者の排泄タイミングがわからないため、必要随時のオムツ交換ができず、排泄の有無にかかわらず定時交換で対応している。定時交換においては概ね2割の確率で排泄されておらず(空振り)、この時間ロスは介護者にとって負担の大きいものになっている。

Lifilm は、空気清浄機などで使われている、臭いや気体中の成分変化によって電気抵抗が変化する安価なセンサーを活用、独自のアルゴリズムで排泄の有無を検知し、介護者にタブレットなどで通知するしくみを開発した。これまでに、James Dyson Award Top 20、経済産業省の第1回IoT先進プロジェクト選考会議「IoT Lab Selection」に選ばれている。既に製造メーカーと提携を結んでおり、2017年初頭をメドに製品販売を開始する予定(現時点での検討価格は、5〜6万円程度)。

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【500 Startups Japan 賞】 DAncing Einstein

副賞:船清3名様 屋形船同乗食事権(4月に実施される Geeks on a Plane 一行との同乗)

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DAncing Einstein は神経科学(ニューロサイエンス)をテーマとするスタートアップで、脳のしくみを解明することで、より効果的な学習方法を開発しようとしている。メモリ・プラットフォーム・システム(MPS)をベースに、企業や教育者向けに学習に関するセミナーを実施している。

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【コロプラ賞】MagicPrice

副賞:天然ほんまぐろとろ & ボイルずわいがに 頒布会2回お届け

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MagicPrice は、ホテルや航空会社が、高過ぎず安すぎない、その時点で最適な価格を顧客に提示できるようにする価格戦略人工知能プラットフォームだ。予約履歴などの自社データをインポート、周辺ホテルなどの競合データをクローリングし、機械学習で最適な価格をリアリタイム計算する。計算された価格は、自社サイトのほかサイトコントローラを経由して、旅行予約サイトや OTA にも反映させるしくみだ。

ホテルや航空会社の現場は多忙であるため、操作にあたってリテラシーを必要とする機能は実装せず、運用を限りなく自動化できるように設計し、創業者が前職で従事したアドテクの知識をベースに API の形式で提供する。現在、4社が導入を検討しているとのことだ。

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【オーディエンス賞】MagicPrice および Subot

副賞:TECH LAB PAAK プロジェクト会員権(半年入居権) & AppleStore ギフトカード1万円分

(MagicPrice については既出であるため省略)

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Subot は、ビジネス向けのコミュニケーションツール Slack と連携できる、スケジューリングロボットだ。ミーティングのスケジューリングが必要なとき、参加するメンバーの Google Calendar から空き時間を見つけ、選択肢を提示してくれる。人間が Google Calendar を見ながらスケジューリングする場合の 2〜10倍の作業効率化が可能だ。

4月上旬にβ版を公開予定。当面は Google Calendar と Slack の組み合わせのみ連携できるが、将来的には、他のカレンダーツールやコミュニケーションツールとの連携も予定している。

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なお、TECH LAB PAAK では第4期の入居が開始されており、第5期の会員募集はまもなく開始されるようだ。法人・個人、プロダクトの有無にかかわらず申し込めるとのことなので、詳細はTECH LAB PAAK のウェブサイトをチェックしてほしい。

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孫泰蔵氏・伊地知天氏・麻生要一氏が語る、オープンイノベーションの現在と未来〜SENSORS IGNITION 2016

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26日、日本テレビの情報番組「SENSORS(センサーズ)」のイベント「SENSORS IGNITION 2016」が東京・虎ノ門で開かれた。一般的なスタートアップ・イベントに比べると、テクノロジーやハードウェアを使って〝体験で魅せるサービス〟を披露するチームが多く集まっていたように思える。 本稿では、イベントの終盤に設けられたパネルディスカッション「大企業×スタートアップ オープンイノベーション…

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左から:佐々木紀彦氏(NewsPicks 編集長)、孫泰蔵氏(Mistletoe 代表取締役兼 CEO)、伊地知天氏(Creww ファウンダー兼 CEO)、麻生要一氏(リクルート Media Technology Lab)

26日、日本テレビの情報番組「SENSORS(センサーズ)」のイベント「SENSORS IGNITION 2016」が東京・虎ノ門で開かれた。一般的なスタートアップ・イベントに比べると、テクノロジーやハードウェアを使って〝体験で魅せるサービス〟を披露するチームが多く集まっていたように思える。

本稿では、イベントの終盤に設けられたパネルディスカッション「大企業×スタートアップ オープンイノベーションがもたらすインパクト」を取り上げる。気鋭のプレーヤーを招いたこのセッションは、SENSORS や SENSORS IGNITION が追っている、ものづくりにフォーカスしたスタートアップ・エコシステムの形成に軸足を置いたものとなった。

このセッションのパネリストは(登壇順)

また、モデレータは、ニューズピックス取締役で NewsPicks 編集長の佐々木紀彦氏が務めた。


アクセラレータか VC か——これまで全容がわからなかった Mistletoe だが、先ごろ今後の運営方針を孫氏自らが発表。東京・青山を拠点に、「1.5歩〜2歩くらい先を行く」スタートアップの起業を共同創業という形で支援していくことを明らかにしている。

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オープンイノベーション・コミュニティを運営する Creww は、大企業とスタートアップをつなぐ3ヶ月間の協業プログラムを現在進行中のものを含め、これまでに60本程度運用しており、伊地知氏によれば、これまでにプログラムから日の目を見た共同プロジェクトの総数は150件ほどになるという。

リクルートの新規事業部門である MTL(Media Technology Lab)室長を務める麻生氏は、渋谷の会員コミュニティスペース TECH LAB PAAK、今年10年目を迎えるハッカソン・イベント「MashUp Awards」、三井不動産や千葉県柏市と共に取り組む Smart City Innovation Program など、同社が手がけるオープンイノベーションに向けた活動の事例を説明した。

オープンイノベーションの今と昔

佐々木氏は日本のオープンイノベーションの置かれている状況を3人のパネリストに尋ねた。

麻生氏は、MashUp Awards を手がけてきた10年を振り返り、当初はハッカソン参加者が自由に使える API を提供してくれる協力企業が少なく、MashUp Awards から出てきたアウトプットは「Google Map の上に何かを置いたくらい」のものが多かったが、回を重ねるごとに使える API の数が増え、さまざまなサービスとの連携が可能になり、行政との取り組みも増えてきたと語る。特に大企業側の姿勢として、元来、新規事業開発というのは外部秘であることが一般的だったが、最近ではプロジェクト着手当初から情報をオープンにし、スタートアップとの組み方を探すアプローチが増えているのだという。

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伊地知氏は、Creww を創業した当初はマネタイズ方法を考えていなかったこともあり、「オープンイノベーションでマネタイズします」と宣言したところ、周囲からはブーイングの嵐だったと数年前を振り返る。2013年以降、安倍政権の後押しにより、銀行・監査法人・証券会社らが表立ってベンチャーを育てようという活動を行うようになり、これが日本でオープンイノベーションに火がつく契機になったと語る。昨年末以降は、フィンテックブームの影響で金融機関、さらにはメーカーや公共交通機関などからの問い合わせが増えているのだという。

孫氏は、オープンイノベーションの概念は新しいものではなく、インターネットを構成するオープンソースがオープンイノベーションを具現化した形の一つであり、その視点に立てば、インターネットの歴史は、オープンイノベーションの歴史そのものだと述べた。ただし、ここ数年、本質は変わらないものの、オープンイノベーションのあり方がラディカル(急進的)になってきていて、例えば、Google Glass や Oculus などもそうであるように、完成度は高くない段階でもプロダクトを披露してしまい、協業の可能性を模索しながら開発を進めていく、というアプローチが増えているという。

孫氏はセッションの冒頭、Mistletoe が関わる「1.5歩〜2歩くらい先を行く」スタートアップのことについては多くのことを開示できないと述べたが、前出の Google Glass や Oculus のラディカルなアプローチの事例から「一切の情報はコンフィデンシャル…というようなことではダメ」と自戒し、情報を出すことによるリスクよりもコラボレーションの可能性のメリットに視点を置いて、情報を全部出せるようにしたいと述べ、聴衆の笑いを誘った。

オープンイノベーションのポテンシャル(可能性)とハードル(困難)

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伊地知氏は、オープンイノベーションにおけるハードルとして、

  1. 大企業が自社に適したパートナー(スタートアップ)をどう見つけるか(ソーシング)
  2. 発注側/下請けの関係ではなく、両者にとってメリットのあるモデルをどうやって作るか
  3. そのモデルをどのようにエグゼキューションするか

…という3つの課題があると述べた。特にエグゼキューションのプロセスにおいては、大企業側で中長期的に窓口になるのは経営企画室や新規事業室だが、ここから実際にアクションをする現場部門にどうつなぎこむか、実施にあたってスモールテストをどう重ねるかなど、さまざまな困難が伴うという。

麻生氏は、スタートアップを受け止める側の立場として、自社のアセットと組み合わることでどういう価値が生み出せるのか、スタートアップとコラボレーションすることで生まれるプロジェクトを、自社にとっての価値に変換して社内に説明することが重要だと主張。説明できる価値を思いつくのが難しく、一方で、まずはコラボレーションを始めてみたいと価値を思いつけないという、〝にわたま〟的なハードルがあるという。しかし、何よりも大企業の担当者は、社内でコミュニケーションを粘り強く続けることが肝要であると述べた。

孫氏は、シリコンバレーには世界の叡智が集まっていることは事実だが、IoT (Internet of Things)分野では、日本に大きなアドバンテージがあり、インターネット産業のみならず、建築・土木・自動車産業・農業技術など、IoT がつながるあらゆるセクターでイノベーションを起こす契機になるだろう、と述べた。

特に再生医療の分野では、薬事法の改正により承認までの期間が最短2年にまで短縮され(孫氏の話によれば、多くの先進国では10年)、このことが拍車となって、世界中の再生医療の企業が日本に本社を移し始めたのだそうだ。孫氏は最近会った再生医療分野の企業経営者との話を引用し、例えば、再生医療の応用事例の一つである美容の新しいアプローチを、一般の女性消費者にうまく伝えられるように、再生医療の企業にとってモバイルアプリの開発が得意なスタートアップとの協業が求められると述べ、多くのビジネスチャンスが存在することを示唆した。

<参考文献>

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リクルート「TECH LAB PAAK」のデモデイが開催、第2期参加チームが半年の成果を披露

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、昨年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。同施設はリクルートのR&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。

入居チームは、開発するサービスの成熟度などに応じて「コミュニティ会員」と「プロジェクト会員」に大別されている。コミュニティ会員12チーム、プロジェクト会員7チームが TECH LAB PAAK 入居からの半年間の成果を披露するデモデイが18日、開催された。

入賞したチームの顔ぶれを中心に、TECH LAB PAAK からどのようなサービスが生まれたか、生まれようとしているかをみてみたい。なお、デモデイのピッチにおいて、入賞者の審査を行ったのは次の方々だ。

  • 500 Startups Japan 澤山陽平氏
  • デジタルハリウッド大学 学長 杉山知之氏
  • クラウドワークス CTO 大場光一郎氏
  • リクルートストラテジックパートナーズ マネージング・パートナー 岡本彰彦氏
  • リクルートホールディングスR&D本部 Media Technology Lab. 室長 麻生要一氏

<関連記事>

【TECH LAB PAAK 賞】SPOT〜スポーツの常識を変える〜 吉田拓真氏

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SPOT が実現しようとするのは、アスリート向けのスポーツ可視化ソリューションだ。勘や常識に頼りがちなスポーツにおいて、データドリブンな練習アプローチを支援する。

例えば、バスケットボールにおいては、目まぐるしいスピードでゲームが展開していくので、克明にその流れを記録することは難しい。SPOT を使えばタブレットデバイスを使ってゲームを簡単に撮影でき、流れるようなジェスチャーでリアルタイムにデータを記録・入力をできる。ゲーム展開を分析するアシスタント機能も提供され、プレイのハイライト動画のようなものも作成可能だ。

SPOT は、2014年の Imagine Cup 2014 日本大会でグランプリを獲得している。

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【Media Technology Lab. 賞】#SnSnap(エスエヌスナップ)SNSフォトプリントサービス 西垣雄太氏

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今年6月に東京で開催された、PayPal_Braintree のハッカソンツアー BattleHack で2位に入賞した SnShot だったが、サービス名を「#SnSnap(エスエヌスナップ)」に改めての登場。人々がマスメディアではなく SNS を通じて情報を摂取する今日において、SNS を使って、ブランドのオンサイト・マーケティングに利用してもらおうというサービスだ。

ユーザは SNS にイベントなどのハッシュタグをつけて写真をアップロードすることにより、イベント会場などに設置した写真プリントマシンで簡単に印刷することができる。Facebook、Twitter、Instagram に加え、Google Plus や Weibo(微博)に投稿された写真からも取り出すことができる。写真を印刷している間は、ブランドが動画 CM をプリンタ画面に流すこともできる。

これまでに SnSnap を利用した事例は、大手ファッションブランドを通じて89事例以上。タワーレコードでは、One Direction の新作発売イベントのマーケティングに採用された。今後は、大手インスタント写真会社との協業、管理用のダッシュボードの開発に予定。観光業、テーマパーク、ライブ産業などをターゲットにし、SNS や O2O マーケティングのエンゲージメント向上に注力する。

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【500 Startups Japan 賞】PILE Project

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PILE Project は、子供たちにプログラミングの楽しさを体得してもらおうというプロジェクトだ。プログラミングを経験することにより論理的思考が身につき、将来の人生において役立ててほしい、という試み。

Visual Programming の思想を取り入れ、アプリを使って子供が簡単なフローチャートを組むことができ、それに応じて、ロボットが動作するしくみを作り上げている。TECH LAB PAAK で合計5回にわたって小学生向けにプログラミング教室を開催したほか、東京・青山の技術展示施設「TEPIA(テピア」にも PILE Project のシステムが導入され、プログラミング教室が開催されている。

Visual Programming と実際のコーディングには大きな違いがあるので、今後は、Visual Programming から実際のコードに変換できたり、コードの記述が Visual Programming に反映されるようなしくみを作りたいとのこと。また、子供が楽しめる魅力的なカリキュラムの作成に注力し、2016年夏には、ソフトウェア、プログラミング教室で利用したロボットのようなハードウェア、カリキュラムなどのすべてをオープンソース化する計画だ。

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【クラウドワークス賞】 社内情報&実績共有ツール「Kibela」 井原正博氏

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以前、クックパッドで技術部長を務めていた井原氏は、日本のスタートアップ・シーンでは有名な人物だが、彼が現在傾倒しているのは、社内情報の共有により、強い組織を作れるようにするプラットフォームだ。

社内で誰がどのプロジェクトに参加していたか、どのメンバーがどの分野に強かったかなど、業務を通じて得られた知見や経験は社内に残らないことがしばしば。LinkedIn を使えば同じようなことが可能だが、社内に情報を残すという視点でのプラットフォームは世の中に存在しないのが現状だ。そのような問題の解決を目指す社内情報&実績共有ツールが、井原氏が開発を進める「Kibela」である。

現在、アルファ版を数社を対象に提供中で、GitHub の write 権限をサービスを利用するユーザの一部に渡して開発を進めるという、面白い開発手法をとっている。まるで、皿洗いをしてくれるなら上代はいただきません、という食堂のような、コミッタをやってくれるならサービスは無料で使えます的アプローチ。現在、アルファ版公開先の5〜6名のエンジニアに GitHub の write 権限を渡し、ユーザの立場から「ここをこのようにした方が使い易い」という意見を自らコーディングしてもらい、半オープンソース的に開発を進めている。

【デジタルハリウッド賞】Team IcARus 長谷川陸央氏

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今回のバッチに参加した最年少のコンビ(17歳とのこと)が開発したのは、ライブカメラのドローン版だ。自らドローンを開発し、その前部には単眼カメラが装着されている。ドローンにはスティック PC が載せられ〝空飛ぶサーバ〟として機能する。ユーザがインターネットを通じてこの〝空飛ぶサーバ〟にアクセスすると、3D のコックピット風景と合成されて、あたかも飛行機を操縦しているような風景がインタラクティブかつライブで楽しめるというものだ。

メンバーは、日本各地にある閑散期のスキー場などに、このドローンを設置するアイデアを持っているようで、まさに世界中のライブカメラを見て回る感覚で、各地の空で遠隔操縦を楽しめることになる。おそらく、通信に関しては SORACOM のようなしくみが使えるし、人口密集地域でなければ改正航空法の適用も免れるので、彼らのアイデアは現実的なエンターテイメントビジネスになるかもしれない。

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【オーディエンス賞】Digital Hospital Art 吉岡純希氏

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プロジェクション・マッパーの集まり vvvv Japan Community のエバンジェリストであり、訪問看護を行う看護師でもある吉岡氏は、病気や障害により自由に移動ができない人々、身体可動制限がある人々にも自由な表現ができる環境を提供したいと考え、医療現場や介護施設でアート作品の展示やイベントを開催をしている。車椅子の人に Wii のセンサーを使ってダンスに参加してもらったり、入院患者に Leap Motion を使ってパフォーマンスに参加してもらったりするなどだ。

今後は、吉岡氏個人による活動が多かった Digital Hospital Art をより組織的な動きにし、医療現場にアートを身近なものにしたり、臨床医療の現場により実用的なソリューションをフィードバックしたりできるよう注力したいとのことだ。

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【オーディエンス賞】アマテラス 松田光秀氏

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3DCG コンテンツが JQuery だけで簡単に作成できるライブラリ「jThree」の開発者として知られる松田氏は、この半年間の活動内容を披露した。

6月に三菱東京UFJ銀行が開催した「Fintech Challenge 2015」には、銀行の支店の待ち時間を顧客に楽しんでもらうため、3D&VR を活用したコンテンツとして「どこでもタイムマシン」をエントリ、審査委員特別賞を獲得し、銀行店頭に設置されることが決まった。8月には、オリンピックロゴ風の画像作成ジェネレータ「TOKYO 2020 Generator」がネット界で評判を呼び、その後もいくつかのプロダクトを発表し、複数のハッカソンで入賞している。

松田氏らが今年アメリカに設立したスタートアップ AMATELUS では従来の jThree をリメイクしたソリューションを企業向けにライセンス提供する予定で、すでに複数社から資金調達を実施。さらに、彼が作成した jThree の開発作業を他のメンバーらが継承し、機能追加された ver. 3 が2016年春にベータ公開される見込みとのことだ。


なお、TECH LAB PAAK では第3期の入居が開始されており、第4期の会員募集はまもなく開始されるようだ。法人・個人、プロダクトの有無にかかわらず申し込めるとのことなので、詳細はTECH LAB PAAK のウェブサイトをチェックしてほしい。

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オープンイノベーションの新しいカタチ〜三井不動産とリクルートらが市民参加型「柏の葉ッカソン」を開催

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8月の最終土曜日、柏の葉スマートシティのイノベーション拠点「KOIL」で、市民参加型のハッカソン・プログラム「柏の葉ッカソン」が開催された。 このイベントにはリクルート・ホールディングス傘下各社(以下、リクルートと略す)の社員80名、三井不動産の社員4名、柏市の市職員5名、市民活動団体から8名が参加。リクルートの社内新規事業制度 Recruit Ventures で集まった30件のビジネスアイデア…

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8月の最終土曜日、柏の葉スマートシティのイノベーション拠点「KOIL」で、市民参加型のハッカソン・プログラム「柏の葉ッカソン」が開催された。

このイベントにはリクルート・ホールディングス傘下各社(以下、リクルートと略す)の社員80名、三井不動産の社員4名、柏市の市職員5名、市民活動団体から8名が参加。リクルートの社内新規事業制度 Recruit Ventures で集まった30件のビジネスアイデアを、アイデア考案を考案したリクルートの社員自らが街へ出て披露、市民にアイデアを叩いてもらおうという試みだ。

このイベントに先立ち、一般応募(リクルート社内以外の一般市民からの応募)から最優秀賞、優秀賞の受賞者表彰が行われた。

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  • 最優秀賞「子育てコンシェルジュチルドレンズセンターの開設」 加藤裕希氏
  • 優秀賞 「Kids Scout(キッズ・スカウト)—学びの基地—」 水上哲也氏
  • 優秀賞 「ルイーダの酒場」 大串寿人氏
  • 優秀賞 「柏の葉ベビランプロジェクト」 平岡健次氏

一般応募の受賞者表彰の後、ワールドカフェの方式により、リクルートのアイデア考案者がアイデアを聞いてくれる人のテーブルをまわる形でハッカソンが開始された。各テーブルにはグラフィックレコーダーが待機し、考案者とテーブルホストの間の対話を迅速にまとめていった。

先にも書いた通り、Recruit Ventures のプログラムからは30件のアイデアが披露されたが、そのすべてをここで紹介するのは難しいので、興味深かったアイデアを5つばかりピックアップしてみたい。

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大病院に通う「軽症患者」と、経験豊富な「大病院出身のクリニック医師」をつなぐサービス

  • 大病院が混雑し、重症患者の対応が遅れている。
  • 姉妹病院制度で、大病院から軽症患者を地域のクリニックへ送客する。
  • 紹介状を書くのが手間。医師が簡単に紹介状を作れる仕組みが必要。

カシポ

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空き時間を何かに使ってもいいよという人が福祉をお手伝いし、Rポイントや柏の葉ポイントを得るサービス

  • 人材不足、社会保障に関わる財政不足の解消が目的。
  • 介護に求められるのは排泄と入浴。それをやってもらうことができるのか?

リクルートエナジー

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再生可能エネルギー設備または再生可能エネルギーの一括購入、および、そのシェアを提供するサービス

  • 再生エネルギーを導入するためにかかるコストが高く踏み切れない。興味はあるが価格がボトルネック。
  • 1軒の屋根でできる発電量で分配までできるか?

OpenKids

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子供を学童保育に通わせられない家庭と、近隣住民で時間を提供できるカスタマ(シニアや専業主婦)を結びつけ、子供の学童保育を地域で代替するプラットフォーム

  • シニア層が子供と付き合いが増えることで、アクティブなまちづくりができる。
  • 共働き世帯は学童保育に支払う費用の増加に悩む。

every delivery

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新聞配達業者によるITサービスと連動した日常的な消費財の配送サービス
(例えば、Cookpad で検索した料理の食材を予約すると、翌朝届けてくれる)

  • 一人で住んでいる人の確認連絡サービスは提供できるか?
  • 新聞を読む人が減っているとは言え、さらに荷物を持てるか?
  • ネットスーパーと戦えるのか?

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今回の市民らからのフィードバックを受けて考案者はアイデアをブラッシュアップ、リクルートでは9月16日に一次審査会を実施し、実証実験を経て2016年4月1日に事業化の可否が決定される。晴れて事業化が決定されたときには、考案者はそのビジネスに異動・配属となる見込みだ。

比較的よく見かけるオープン・イノベーションの形としては、大企業が持つアセットとリソースを拠出し、そこにスタートアップが持つアイデアを掛け合わせるというものだ。リクルートは大企業ながらもアイデア創出の社風を伝統的に持っている組織であるため、今回のような試みが可能だったのかもしれない。市民から先進的なアイデアに活発な意見が上がったのも、東京と学研都市つくばの中間に造された、柏の葉という街の土地柄が深く関与しているのだろう。今後このような試みがが、日本各地からも生まれてくるのを楽しみにしたい。

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リクルートが展開する「TECH LAB PAAK」のデモデイが開催、第1期参加チームが半年の成果を披露

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、昨年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。筆者自身は TECH LAB PAAK でいくつかのイベントで登壇させてもらったことがあり、コミュニティ・スペースとしてのみ認識していたのだが、実のところ、同施設はリクルートのイノベ…

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リクルートホールディングス(東証:6098。以下、リクルートと略す)が渋谷で展開する「TECH LAB PAAK(テック・ラボ・パーク)」は、昨年11月に開設されたITクリエイター向けの会員制コミュニティ・スペースだ。筆者自身は TECH LAB PAAK でいくつかのイベントで登壇させてもらったことがあり、コミュニティ・スペースとしてのみ認識していたのだが、実のところ、同施設はリクルートのイノベーション創発機関「メディアテクノロジーラボ(MTL)」が主体となりR&D本部により運営されていて、入居するスタートアップ・チームを育成するインキュベータとしての機能も持っている。

入居チームは、開発するサービスの成熟度などに応じて「プロジェクト会員」「コミュニティ会員」に大別されるが、8月30日、それぞれの10チームが TECH LAB PAAK 入居からの半年間の成果を披露するデモデイが開催された。入賞したチームの顔ぶれを中心に、TECH LAB PAAK からどのようなサービスが生まれたか、生まれようとしているかをみてみたい。なお、デモデイのピッチにおいて、入賞者の審査を行ったのは次の方々だ。

  • TechCrunch Japan 編集長 西村賢氏
  • Truffle Capital ベンチャーパートナー Mark Bivens 氏(過去の寄稿
  • 日本マイクロソフト エバンジェリスト 砂金信一郎氏
  • C CHANNEL 代表取締役 森川亮氏
  • リクルートストラテジックパートナーズ マネージング・パートナー 岡本彰彦氏
  • リクルートホールディングスR&D本部 Media Technology Lab. 室長 麻生要一氏

【TECH LAB PAAK 賞】cognitive science × computer science project 上野道彦氏

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上野氏が開発するのは、代替現実(Substitutional Reality)という領域だ。目の前の風景が仮に今のものではない場合、人間の心理状態はどのような影響を受けるかという研究。予めある地点の映像を360度カメラで録画しておき、ヘッドマウント・ディスプレイでは、視界の方向にあわせて録画した映像を再生することで、被験者は過去の映像を、あたかも現在の様子のように見渡すことができる。

例えば、ライブ・パフォーマンスを録画しておき、追って被験者にあたかもライブ会場にいるような臨場感を味あわせることができるだろう。仮想現実が現在の状態の延長であるのに対し、時間差を超えて現在のような感覚をユーザに体験させられる点で、応用の可能性も広がる。

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【Media Technology Lab. 賞】DeployGate デプロイゲート

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DeployGate は、モバイルアプリの開発をする上で、開発チームなどテストユーザに対し、アプリを簡単に配布できるプラットフォームを提供。2012年9月にミクシィ社内のプロジェクトとしてローンチし、2015年3月にはスピンオフした。4月には AppBroadCast と共同でスマホゲーム向けのテストマーケティング特化サービス「サキプレ」を、また5月には DeployGate エンタープライズ版をリリースし、黒字化を果たした。

アメリカでのサービス利用拡大も念頭に置いており、モバイルアプリのパフォーマンス計測プラットフォームを提供するスタートアップ Crittercism などと共同でミートアップを開催している。

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【C Channel 賞】Chef’s Hippocampus 喜多唯氏

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さまざまなレシピサイトから料理の食材要素を取得し、食材の持つ構成要素をマッピング。特性の相反する食材を組み合わせることで、これまでになかったレシピを考案し、新しい料理を創発する。具体的には、海老・オレンジ・チーズ・カシューナッツの組み合わせ、エシャロット・ポルチーニ・チョコレートの組み合わせは成功、反対に、オリーブ・人参・マヨネーズの事例は失敗など。

Chef’s Hippocampus を開発した東京大学の喜多氏は、2012年には未踏プログラマに選ばれ、この際には、食事中の味の変化をプログラム可能にする「プログラマブルフードの開発」を披露するなど、食と IT の技術連携にまつわるしくみを開発し続けている。

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【TechCrunch Japan 賞】ファーストレスポンダーシステム「AED FR」 Coaido 玄正慎氏

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心停止が発生した患者にとって、救命のための最も有効な手段は AED(自動体外式除細動器)であるが、多くの場合、周りにいる人ができるのは救急車を呼ぶまでで、AED を使った心臓蘇生が行われないため救命率が低いものとなってしまう。Coaido は厚生労働省、地方自治体、AED メーカーなどが持つ AED 配置場所の情報をデータベース化。消防署にかかってきた119番への通話内容をもとに、オペレータが心臓蘇生が必要とは判断すると、救急車の急行要請とともに、救護者の発信場所から患者の近くにいる消防署員や消防団員のスマートフォンにプッシュ通知する「AED FR」を開発した。連絡を受けた、消防署員や消防団員は、スマートフォン 上の地図に表示された最寄りの AED をピックアップし、最短ルートで患者の救護に向かうことができる。

当初はコンシューマ向けのサービ スとしてスタートしたが、京都大学での実証実験の後、消防機関向けのサービスとしてピボット。経済産業省のソーシャルビジネスモデル実証事業の認定を受け た。Coaido、愛知県尾張旭市、京都大学で三者協定を結び、今秋からは愛知県尾張旭市でシステムの実証実験が始まる予定だ。

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【Microsoft Japan 賞】VISTouch 安本匡佑氏

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VISTouch は iPod に導電体ケースを取り付け iPad 上に置くことで、iPad 上に3次元映像の断面を見ることができるテクノロジーだ。Google Map 上に垂直に立てることで、進行方向の風景を Street View で見ることができたり、平面の上に三次元の風景を再現したり、CTスキャンで輪切りされた人間の身体を三次元表示したり、用途はさまざま。

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【Truffle Capital 賞】Chef’s Hippocampus 喜多唯氏

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前出のため、説明は省略。

【オーディエンス賞】ファーストレスポンダーシステム「AED FR」  Coaido 玄正慎氏

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前出のため、説明は省略。

【オーディエンス賞】HAND IN HAND ウエアラブルデバイス研究所 久田智之氏

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我々はインターネットやスマートフォンの恩恵に預かることが多いが、このようなメディアの利便性から取り残されているのは障害者の人々だ。視覚障害者は音声で情報を聞くことができるし、聴覚障害者は情報を目で見て把握することができるが、視覚と聴覚の両方を失った盲ろう者向けのインターフェイスは、これまで開発されてこなかった。

久田氏は昨年の MashupAward で視覚障害者のためのウエアラブルデバイス「ミミミル」で入賞。この経験をバネに、盲ろう者向けのコミュニケーション・デバイス「HAND IN HAND」を考案。このデバイスを身につけた状態で盲ろう者が指点字の動きをすることで、センサーで読み取った指の動きを文字に変換して健常者に伝えたり、健常者がスマホで入力した文字を指点字に変換して盲ろう者に伝えたりすることができる。

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【オーディエンス賞】filme コトコト 門松信吾氏

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filme は、ママが子供の「成長シネマ」を制作できるサービス。ママが撮影した30秒動画が20日分貯まると、コトコトが開発した独自の動画編集エンジンにより、一本の動画を自動制作。完成した「成長シネマ」は DVD に焼くことができる。

ユーザからのフィードバックでは、顧客満足度は5点満点中4点と高い成績。また、動画を制作した後に DVD に焼き出す顧客は52%と、マネタイズも順調に進んでいる模様。他社との差別化要素として、今後も子供の動画を制作するプラットフォームに特化し、9月中旬にはサービスを新たにリニューアルする予定だ。

(「成長シネマ」は、コトコトの登録商標。)


なお、TECH LAB PAAK では第2期の入居が開始されており、8月30日からは第3期の会員募集が開始された。法人・個人、プロダクトの有無にかかわらず申し込めるとのことなので、興味のある人はお早めに。

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リクルートホールディングスが、ベルリン拠点のレストラン予約サイトQuandooを2.2億ドルで買収

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 リクルートホールディングス(東証:6098)は今日、ベルリン拠点のオンラインレストラン予約サイト Quandoo を265億円で買収したと発表した。 2013年4月にベルリンで創業した Quandoo は、13カ国6,000店舗以上のレストランにサービスを提供している。この買収に先立ち、リクルートホールディングスは2…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

リクルートホールディングス(東証:6098)は今日、ベルリン拠点のオンラインレストラン予約サイト Quandoo を265億円で買収したと発表した

2013年4月にベルリンで創業した Quandoo は、13カ国6,000店舗以上のレストランにサービスを提供している。この買収に先立ち、リクルートホールディングスは2014年10月のラウンドでも出資している。なお、この際の出資金額など詳細については明らかにされていない。

リクルートホールディングスのシステムエンジニアリング子会社であるリクルートテクノロジーズは、ベルリンのスタートコミュニティとエンゲージメントを行なっており、これはリクルートホールディングスが活発にこの地域の有望なスタートアップへの投資機会を模索していることを示唆している。

<関連記事>

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鮮魚流通スタートアップの八面六臂が、リクルート、ヤフー、DeNA、マネックスなどから約4.5億円を調達

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから iPad を使った革新的な発注方式で、飲食店向けの鮮魚流通を提供するスタートアップ「八面六臂(はちめんろっぴ)」は今日、リクルートホールディングス、YJキャピタル、DeNA 共同創業者の川田尚吾氏、DeNA(東証:2432)、マネックスベンチャーズから約4.5億円を調達したと発表した。[1] これは八面六臂にとって、昨…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

iPad を使った革新的な発注方式で、飲食店向けの鮮魚流通を提供するスタートアップ「八面六臂(はちめんろっぴ)」は今日、リクルートホールディングスYJキャピタル、DeNA 共同創業者の川田尚吾氏DeNA(東証:2432)、マネックスベンチャーズから約4.5億円を調達したと発表した[1] これは八面六臂にとって、昨年10月の1.5億円の調達に続くものだ。

2011年4月のローンチ以降、八面六臂は1,000店舗以上の飲食店をユーザとして獲得した。今回調達した資金を使って、同社は営業やシステム開発のチームを強化するほか、物流設備を拡大したいとしている。

今回の調達と併せ、八面六臂はリクルートホールディングス傘下のインターネット・サービス専業会社リクルートライフスタイルとの提携も発表した。この提携を通じて、八面六臂は自社ソリューションをリクルートのタブレット型POSシステム「エアレジ」との連携させ、エアレジを使う2万店舗以上の飲食店が八面六臂に魚発注システムにアクセスしやすいようにするとしている。


  1. YJキャピタルは、ヤフージャパン(東証:4689)の投資子会社である。マネックスベンチャーズは、日本のオンライン証券会社マネックスグループ(東証:8698)の投資子会社である。
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「元・リクルート最強の母」堂薗稚子さんをゲストに迎え、女性のキャリアを考える「LiB Role Model Cafe」初開催

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ハイキャリアに特化した会員制転職サイトを運営するLiBが、自分らしく働き続けるためにキャリアについて考える「LiB Role Model Cafe」を7月24日(木)に開催します。 ゲストは「元・リクルート最強の母」、堂薗稚子さん これから待ち受けるライフイベントと向き合いながら働くことについて、また長く自分らしく働き続けることを見据えて20代をどう働くのか。こうした女性ならではの悩みをテーマにし…

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ハイキャリアに特化した会員制転職サイトを運営するLiBが、自分らしく働き続けるためにキャリアについて考える「LiB Role Model Cafe」を7月24日(木)に開催します。

ゲストは「元・リクルート最強の母」、堂薗稚子さん

Wakako-Douzono-bookこれから待ち受けるライフイベントと向き合いながら働くことについて、また長く自分らしく働き続けることを見据えて20代をどう働くのか。こうした女性ならではの悩みをテーマにして、今後、定期的な開催が予定される「LiB Role Model Cafe」。

開催第1回目では、7月1日に出版された「「元・リクルート最強の母」の仕事も家庭も100%の働き方」の著書であるACT3 代表取締役 堂薗稚子さんをゲストに迎えます。

ワーキングマザーでありながら、当時の組織で最年少にして女性唯一のカンパニー・オフィサー(事業部長)にまで出世した堂薗さん。そこにたどり着くまでに、育休明けの降格やリーマンショックの影響、不妊といったさまざまな道を乗り越えたと言います。

また当日は、LiB代表 松本洋介さんとのトークセッションも予定されています。

50歳になっても働き続けたい女性が約80%

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6月12日にLiBが発表した調査結果によると、50歳以上になっても働き続けたいハイキャリア女性は約80%に及びました。さらに、働く上で大事にする条件としては、「年収」よりも「やりがい」や「人間関係」を重視する女性が約90%であることも判明しています。

LiB Role Model Cafeの開催は7月24日(木)、参加費は無料です。参加申し込みは、イベントページから行えます。女性の人生における様々なライフイベントを迎えながらも長くキャリアを育むためのヒントが聞けるかもしれません。

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スマホの通知を知らせてくれるアクセサリー「Lily」でリクルートもウェアラブルへ

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3月25日〜26日の2日間、東京都内でウエラブル・デバイスをテーマにした国内初のイベント「Wearable Tech Expo 2014 in Tokyo」が開催された。 同イベント内においてリクルートテクノロジーズが開発中のウェアラブルデバイス「Lily」のお披露目を行った。Lilyはユーザが持っているスマートフォンをサポートするアクセサリーだ。 Lilyはスマートフォンと連携し、電話の着信やチ…


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3月25日〜26日の2日間、東京都内でウエラブル・デバイスをテーマにした国内初のイベント「Wearable Tech Expo 2014 in Tokyo」が開催された。

同イベント内においてリクルートテクノロジーズが開発中のウェアラブルデバイス「Lily」のお披露目を行った。Lilyはユーザが持っているスマートフォンをサポートするアクセサリーだ。

Lilyはスマートフォンと連携し、電話の着信やチャットメッセージを通知したり、付近の友人の存在を知らせたり、スマホの置き忘れを防ぐ機能を備えるようだ。

これまで発表されてきたリスト型のウェアラブルデバイスは、スマートバンドと呼ばれる「Pebble」や「Xperia™Style」、「GALAXY Gear」などのスマートウォッチか、「Nike FuelBand」や「UP by Jawbone」のような活動量、睡眠計のことを指すベーシックバンドと呼ばれるものに別れる。

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スマートバンドは機能が多く付いているがそのほとんどはスマートフォンに備わっている機能のため使いどころが難しく、ベーシックバンドではデータを取得してスマートフォンに送信する機能などはついていたが、スマートフォンへの通知などを知らせる機能はなかった。

Lilyは機能数をかなり抑えて、これまでのリスト型ウェアラブルデバイスが取り組んでいなかった領域に取り組んでいるとも考えられる。スマートフォンへの通知をアクセサリーで知ることができる機能に便利さを感じる人がどれほどいるかはわからないが、Lilyのファッション性が高ければ、アクセサリー目的で購入するユーザはいるかもしれない。

Lilyだが、発売時期や商品化については未定となっているそうだ。Lilyを発表することで、リクルートが今後ハードウェアの開発にも取り組むつもりであることを示した、と考えられる。



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