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上海市政府、ブロックチェーンを使った貿易金融推進に向け銀行6行と提携

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上海市政府は中国の中央銀行にあたる中国人民銀行や他の5つの金融機関と提携、ブロックチェーンを使った貿易金融のためのアライアンスを設立する。 重要視すべき理由:これは中国当局がブロックチェーン開発を加速するための新たな決定の一部であり、最も直近の動きとなる。 環球時報が上海税関副所長の Ye Jian(叶建)氏の発言を引用して報じたところによれば、このブロックチェーンアライアンスは、税関における初の…

Image credit: Pixabay

上海市政府は中国の中央銀行にあたる中国人民銀行や他の5つの金融機関と提携、ブロックチェーンを使った貿易金融のためのアライアンスを設立する。

重要視すべき理由:これは中国当局がブロックチェーン開発を加速するための新たな決定の一部であり、最も直近の動きとなる。

  • 環球時報が上海税関副所長の Ye Jian(叶建)氏の発言を引用して報じたところによれば、このブロックチェーンアライアンスは、税関における初のブロックチェーンプロジェクトであり、中国国際進口博覧会(進口は輸入の意)にとって最初のサービスプロジェクトとなる。

詳細情報:上海税関、上海市商務委員会、中国人民銀行や交通銀行など6行の代表は7日、中国国際進口博覧会の開催期間中、上海の電子口岸区(自由貿易試験区、通関証明書をペーパーレス化しているエリア)に関するブロックチェーンアライアンスの提案に調印したと、国営の環球時報が報道した

  • ロイターによれば、中国人民銀行上海支店と上海市商務委員会は7日共同声明を発表し、その中で両者は、ブロックチェーンが貿易金融における情報非対称を解決し、貿易に関する信憑性確認に役立つことを期待すると述べている。規制当局もまた、ブロックチェーンを用いることで、貿易機関に関わるコストが下がることを期待している。
  • 中国建設銀行上海支店のディレクター Qi Hong 氏は、中国のブロックチェーンの金融におけるユースケースはまだ初期段階にあると述べている。

ブロックチェーンは現在、金融業界全体のチェーンではなく散発的な金融商品でのみ利用されている(Qi 氏)

  • しかし彼女は、政府によるブロックチェーン開発の推進によって、ブロックチェーンがより包括的に適用されることを期待している。

背景:10月下旬、習近平主席はブロックチェーン開発を公に支持することを表明し、これにより多くの政府主導イニシアティブが展開されることとなった。

  • 習氏がブロックチェーンに関する発言を行った数日後、中国当局は仮想通貨法を承認した。この新法は2020年1月1日から施行され、中国が計画するデジタル法定通貨などブロックチェーン活用例の導入に向けた礎となることが期待される。
  • 中国人民銀行は、上海と周辺の長江デルタ地域でブロックチェーンを含むフィンテック開発の促進を目的として新たな措置を導入した

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

今月末開幕のTechCrunch上海2017、無人販売コンビニ・自動運転・ブロックチェーンなど注目の未来技術が集結へ

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東京では今週 TechCrunch Tokyo が開催されるが、Thanks Giving Day 後のクリスマス休暇を前に、この時期になると世界中でスタートアップ・カンファレンスは追い込みの時期に入る(ちなみに日本はあまりクリスマス休暇は関係しないので、12月にも Infinity Venture Summit や Global Brain Alliance Forum などのスタートアップ・イ…

TechNode(動点科技)の設立者兼 CEO Gang Lu(盧剛)氏
Image credit: Technode

東京では今週 TechCrunch Tokyo が開催されるが、Thanks Giving Day 後のクリスマス休暇を前に、この時期になると世界中でスタートアップ・カンファレンスは追い込みの時期に入る(ちなみに日本はあまりクリスマス休暇は関係しないので、12月にも Infinity Venture SummitGlobal Brain Alliance Forum などのスタートアップ・イベントや、アクセラレータ各社のデモデイが数多く控えている。日本国外のイベントが休みになるなので、日本を知るにはむしろ好都合な時期かもしれない)。

月末には上海で TecCrunch Shanghai が開かれる。筆者は先週、WebSummit の開かれたリスボンから帰ってきたばかりだが、旧知の友人の参加者の中には、自分のオフィスには戻らず、そのままヨーロッパを巡ってヘルシンキに入り今月末の SLUSH(11月30日〜12月1日)に参加、そこからベルリンに移動して TechCrunch Disrupt Berlin(12月4日〜5日)に参加するというツワモノもいた。まさに、バケーションレンタルやコワーキングスペースなどのシェアリングエコノミー、SaaS など場所を選ばない仕事を可能にする環境がなせる技だ。

TechCrunch Shanghai 2016 の様子
Image credit: Technode

そのうち、今回は TechCrunch Shanghai について紹介したい。TechCrunch Shanghai は、中国のスタートアップ・メディア Technode(動点科技)が、TechCrunch のブランドホルダーである Oath からのライセンス供与のもと、運営しているスタートアップ・カンファレンスだ。ちなみに、Technode は TechCrunch 中国語版の運営者でもある。THE BRIDGE では長年にわたって、古くは2011年に開催された初回の明星和楽への招聘から、最近ではサンフランシスコでのピッチイベント共同開催まで、Technode とは共に協力関係を築いてきた。

今年の上海で4回目の開催を迎える TechCrunch イベントの会場は、上海・西部の虹橋(ホンチャオ)エリアに9月にオープンしたばかりの、上海最大のショッピングモール「The Mixc(上海万象城)」に併設された Shanghai Metro Museum(上海地鉄博物館)だ。子連れが少なくない投資家や起業家への配慮として、トイザらスや LEGO と協力し無料で子供が遊べるキッズエリアも併設される。

Chinaccelerator(中国加速) 第12期のデモデイも併催される予定
Image credit: Technode

キーノートスピーチ、ファイヤーサイドチャット、展示ブースなどには、THE BRIDGE でもおなじみの、中国のスタートアップシーンをにぎわす、無人販売コンビニ・自動運転・ブロックチェーンといった未来技術を先導するスタートアップや起業家ら多数参加する見込み。また、サイドイベントとしてハッカソンや、地元アクセラレータ Chinaccelerator(中国加速)の第12期デモデイなども併催される。

THE BRIDGE では期間中、現地から TechCrunch Shanghai の模様をお伝えする予定だが、THE BRIDGE の読者で参加したい方がおられれば、プロモーションコード「THEBRIDGE20」の投入で、ここからチケットを20%割引で購入することができる。中国市場の今年のスタートアップ・トレンドのまとめ、来年の Next Big Thing 予想の機会にぜひ活用してほしい。

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中国で最初のコワーキングスペース企業People Squared(連合創業弁公社)、次の成長に向け施設をバーティカル別に細分化へ

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上海で最初のコワーキングスペース企業 People Squared(連合創業弁公社)は、現在中国国内に20以上のスペースを持っており、会員企業の特殊なニーズに応えるためにセグメンテーション(市場の細分化)に注力している。 同社はミュージシャン、食品系スタートアップ、コンテンツ制作者のためのコワーキングスペースをローンチしていく予定だ。 先週上海の7つのコワーキングスペースについて紹介したが、そのほ…

上海で最初のコワーキングスペース企業 People Squared(連合創業弁公社)は、現在中国国内に20以上のスペースを持っており、会員企業の特殊なニーズに応えるためにセグメンテーション(市場の細分化)に注力している。 同社はミュージシャン、食品系スタートアップ、コンテンツ制作者のためのコワーキングスペースをローンチしていく予定だ。

先週上海の7つのコワーキングスペースについて紹介したが、そのほとんどが、中国でコワーキングスペースのブームが訪れた2015年に誕生したものだ。People Squared は2010年に最初のスペースをオープンし、そこは上海のスタートアップアクセラレータ Chinaccelerator(中国加速)のメーカースペース Xinchejian(新車間)のホームになった。他のコワーキングスペース企業は、家賃が高いことで有名な上海で次のスペースを建てようと必死になっている。その一方で、 People Squared は、音楽、コンテンツ、食品といった分野ごとの縦型セグメンテーションに向かって動き出している。

また、People Squared は北京において、Baidu Yinyue(百度音楽)や中国最大の音楽グループ企業 Taihe Music Group(太合娯楽集団)と共同で、People Squared M(MusicとMovieのM)を立ち上げる予定だ。ミュージシャン専用のスペースで、ライブハウスやレコーディングルームなどのミュージシャンにとって欠かせない設備を設ける。これは People Squared にとって、将来の拡大を見据えた戦略の始まりに過ぎない。

People Squared の設立者である Bob Zheng(鄭健霊)氏は、TechNode(動点科技)に次のように語ってくれた。

起業家、スタートアップのためのスペースを作ったことで、多くの才能ある方々と出会えるようになりました。コワーキングと音楽は相性が良いんです。そこで私たちは考えました。ミュージシャン専用のコワーキングスペースを提供するのはどうだろうか?

フリーランサー向けのコワーキングは非常に重要です 。私たちはすべての人のための場所ではなく、『クリエイティブな人のためのホーム」を作ろうとしているのです。その中で、彼らが仕事に集中してコミュニティに貢献できれば良いと考えています。

People Squared(連合創業弁公社)設立者 Bob Zheng(鄭健霊)氏
Image credit: People Squared(連合創業弁公社)

現在、プロジェクトのユニットはますます細かくなっている。まず企業、次にスタートアップ、そして今度はフリーランサー。米国と比較して中国のフリーランサーの数は非常に少ないが、Zheng 氏は彼らを1つのスペースに集めて相乗効果を生み出したいと考えている。

今回サンフランシスコを訪れた際に、最高のライターが集まるコワーキングスペースを訪れました。その中にカフェがあり、そこはクリエイティブなアイデアや会話で満ち溢れていました。そういうスペースが中国にはないんです。

午後10時を過ぎても仕事をしたがるクリエイティブな人は多いのですが、ほとんどのコワーキングスペースは午後10時には閉まってしまいます。

Zheng 氏によると、上海に新設するコワーキングスペースはコンテンツ制作者向けで、夜遅くまで営業する予定だという。さらに、食品系スタートアップのためのコワーキングスペースを設ける予定だそうで、食べ物の周りにコンテンツクリエイターが集まることになりそうだ。

コワーキング事業が今の形になるまで

Bob Zheng 氏は2008年にカナダから上海に戻ってきた。そしてLiuxueok というスタートアップで働くことになり、そこで彼はチームのためにスペースの設計を行った。

私たちはその会社を売却しました。このままだとスペースが無駄になってしまうということで、人々に来てもらって、そのスペースの活用方法を提案しました。カフェや寿司バーなど、アイデアはたくさんありました。そうしているうちに、入居するスペースを探しているという企業に出会い、それからは、そうした企業の方々に来てもらうようになりました。

すぐにそれが口コミで広がり、多くのスタートアップに利用して頂くようになりました。当時、スペースを借りている企業からの家賃は、彼らが支払っても良いと思える金額だけもらっていました。(Zheng 氏)

その後、2012年に Groupon からの投資を受けた同社は、そのスペースを手放し、より大きなオフィスを探す必要があった。Zheng 氏はこの事業を続けるべきかどうか慎重に考えていた。そこで幸運なことに、上海の延平路にある使われていない古い工場スペースを見つけた。彼はそのスペースを改装し、チームはそこに引っ越した。People Squared にとって第2のホームであり、ビジネスが急成長を遂げた場所だ。スペースは有機的に成長し、前のスペースから得られた資金をもとに、People Squared は上海全体に拡大した。

この事業を開始した当初、人々はコンセプトを理解していませんでした。そこで、まずはマーケットを教育します。そうすれば、あとは口コミで広がっていくのです。

現在市場には多くのプレイヤーがいますが、新規参入組はコミュニティを持っていません。たとえば People Squared では、会社を立ち上げるためのアイデアさえあれば、そのチームはいつでもChinaccelerator を頼ることができます。Chinaccelerator は彼らのすぐ隣にいますから。(Zheng 氏)

【via Technode】 @technodechina

【原文】

スタートアップアクセラレータ&インキュベータのInnovation Campが上海にオープン

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 Innovation Camp (以下、iCamp)というインターネットスタートアップのためのアクセラレータ&インキュベータが上海にオープンする。場所は上海のYangPu地区にあるKICハイテクイノベーションパーク。iCampではインターネットやモバイルアプリを中心に、SoLoMoアプリプロジェクトに向けたスタートアップのための組織的なメンタリングや支援を行…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

Innovation Camp (以下、iCamp)というインターネットスタートアップのためのアクセラレータ&インキュベータが上海にオープンする。場所は上海のYangPu地区にあるKICハイテクイノベーションパーク。iCampではインターネットやモバイルアプリを中心に、SoLoMoアプリプロジェクトに向けたスタートアップのための組織的なメンタリングや支援を行う。また、China Startup Republic (CSR) Fund という200万米ドルの設立資金を提供する予定だ。

iCampはローカル及び国際的なバックグラウンドを持つ4名の経験豊かな企業家たちによって設立された。Band of Angels Silicon ValleyのメンバーであるJun Liは、アメリカ、日本、中国において設立初期にある10以上の企業に投資や支援を行ってきた。Andy Wangはハーバード大学ビジネススクールでMBAを取得し、保険ソフトウェア会社トップであるeBaoTechの共同設立者兼常務取締役だ。 Michael Fengは、ナスダック上場企業の51jobの共同設立者。Yong WangはDeNA ChinaのCEO。(DeNAは日本のモバイルSNSのリーディングカンパニーだ)

我々はこのオープニングパーティーに招待され、設立メンバーのJun Liに話を聞いた。

シリコンバレーと全く同じスタイルだ、というのがiCampにもった印象だ。単なるエンジェル投資だけではなく、むしろメンタリングを行う部分だ。Junが説明した通り、現在iCampには世界各国から様々な経歴を持つ30人以上の指導員やアドバイザーがおり、彼らはスタートアップの育成の手助けをしている。さらにiCampは、シリコンバレーのエコシステムと密接に関わりを持とうとしている。

「Dave McClureはiCampのアドバイザーの一人で、スタートアップを指導しに来てくれている。」とJunは語る。「彼が運営する有名インキュベータである500 StartupsはiCampのパートナーだ。私たちのスタートアップをシリコンバレーの精神に触れさせるため、向こうへ連れていく計画を立てている」と続けた。4年以内に150のスタートアップを設立するという目標を掲げている。

また新たに、2社のスタートアップがiCampに参加した。4jia1はユーザーの健康とフィットネスに焦点を当てたモバイルソーシャルネットワークで、MoboqTechnodeの中国語版にて紹介済み)はロケーションベースのモバイルQ&Aアプリケーションだ。

【via Technode】 @technodechina