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世界を目指すIBM SmartCamp、東京予選の優勝は自動車事故を防止する投影型ディスプレイデバイスのPyreneeが獲得

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IBM SmartCamp は、TechCrunch 40/50 の共同運営者で、現在はスタートアップ・イベント LAUNCH を運営する Jason Calacanis 氏とともに、IBM が運営するグローバルなピッチコンペティションだ。世界25カ国で予選が行われ、各国の予選優勝者は2017年3月にサンフランシスコで開催される LAUNCH において IBM SmartCamp Finals(決…

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IBM SmartCamp は、TechCrunch 40/50 の共同運営者で、現在はスタートアップ・イベント LAUNCH を運営する Jason Calacanis 氏とともに、IBM が運営するグローバルなピッチコンペティションだ。世界25カ国で予選が行われ、各国の予選優勝者は2017年3月にサンフランシスコで開催される LAUNCH において IBM SmartCamp Finals(決勝)に参加し、決勝で優勝すると Jason Calacanis 氏から25,000ドルの投資を受け取ることができる。

16日、都内で IBM SmartCamp の東京予選が開催され、自動車事故の防止を意図した投影型ディスプレイデバイス「Pyrenee Drive」を開発する Pyrenee(ピレネー)が優勝の座を獲得した。Pyrenee Drive は、自動車のダッシュボードに設置することで、透過ディスプレイに表示された情報を運転しながら安全に確認することができるデバイス。搭載されているカメラで前方を動く物体を検知し、近くなり過ぎるアラートを発する機能も備えている。

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Pyrenee CEO 三野龍太(みの・りゅうた)氏

この日、優勝には至らなかったものの、今回の東京予選に参戦したのは、次のスタートアップ7社。DMM.Make AKIBA を拠点に活動する、IoT 系のスタートアップが多く含まれたようだ。審査員からは、英語でのピッチのスキルについて、さらなる向上を求める意見が多く出されていた。

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日本IBMがフィンテックに進出、マネーツリーとAPI技術の活用推進で協業

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日本IBMとマネーツリーが企業のAPI技術の活用推進を目的とした協業を発表した。 今回の協業では、国内1,550社以上の金融機関等から明細データを自動的に取得できるマネーツリーのサービスである「MT LINK(エムティー・リンク)」と日本IBMが提供するPaaSの「IBM Bluemix(ブルーミックス)」をAPIで接続。両社が協力して技術検証を行う。 マネーツリーが提供する「MT LINK」は、…

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日本IBMとマネーツリーが企業のAPI技術の活用推進を目的とした協業を発表した

今回の協業では、国内1,550社以上の金融機関等から明細データを自動的に取得できるマネーツリーのサービスである「MT LINK(エムティー・リンク)」と日本IBMが提供するPaaSの「IBM Bluemix(ブルーミックス)」をAPIで接続。両社が協力して技術検証を行う。

マネーツリーが提供する「MT LINK」は、国内1,550社以上の銀行、クレジットカード、電子マネーなどの金融機関から、明細データを自動的に取得できるサービス。IBM Bluemixは、エンタープライズ分野のハイブリッド・クラウド環境におけるアプリケーション開発を支援するPaaSだ。

この2つを接続させ、技術検証を実施することにより、フィンテックにおける迅速なアプリケーション開発と多岐にわたるAPI技術の利活用を促進していく狙い。

マネーツリーはこれまでにも「MT LINK」を活用して、クラウド会計・請求・給与ソフト「Crew」、会計大手のTKCなどと提携を実施してきている。

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IBM BlueHubが第1期インキュベーション・プログラムのデモデイを開催、参加チーム5社が3ヶ月間の成長ぶりを披露

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13日、東京の朝日新聞メディアラボで、日本IBM とサムライインキュベートによるインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」第1期のデモデイが開催された。第1期は昨年12月から3ヶ月にわたって開催され、デモデイでは参加した5つのスタートアップが期間中の成長ぶりを披露した。 IBM BlueHub を率いる IBM で Performance Marketing のディレクターを務める …

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13日、東京の朝日新聞メディアラボで、日本IBM とサムライインキュベートによるインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」第1期のデモデイが開催された。第1期は昨年12月から3ヶ月にわたって開催され、デモデイでは参加した5つのスタートアップが期間中の成長ぶりを披露した。

IBM BlueHub を率いる IBM で Performance Marketing のディレクターを務める Catherine Solazzo 氏によれば、今回のデモデイを経て、5月19日〜20日に東京で開催されるカンファレンス「IBM XCITE Spring 2015」での投票により、第1期の最優秀チームが決定される。

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IBM BlueHub の Catherine Solazzo 氏

第1期の開始時にも書いたように、日本IBM では中長期的なビジョンとして、東京オリンピック開催される2020年までに、これらのスタートアップが提供するサービスを日本を代表するサービスに育て上げたいとしており、IBM BlueHub を卒業後も参加スタートアップを手厚く支援していくことを、Solazzo 氏と共にプログラムを率いる 日本IBM ビッグデータ&アナリティクス アーキテクトの中林紀彦氏が確認した。

デモデイの冒頭、経済産業省で新規産業室新規事業調整官を務める石井芳明氏が挨拶し、世界的大企業である IBM がインキュベーションを実施していることに対し、日本政府としても積極的に応援しきたい旨を表明した。

では、この3ヶ月間で見違えるようにブラッシュアップされた5つのチームのサービスを見てみることにしよう。

Gene Quest

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左から:Gene Quest の高橋祥子氏と、メンターを務めた IBM BlueHub の中林紀彦氏。

Gene Quest はインターネットを活用した、消費者向けの大規模ゲノム解析サービスを提供する。同社のパーソナルゲノムのサービスは、がんに代表される疾病罹患可能性の解析項目の数で日本最大規模。遺伝的リスクを知ることにより、疾病予防、オーダーメイド医療、副作用のある薬の処方防止などに応用が可能だ。

遺伝子検査キットでゲノムサンプルの分析を依頼したユーザにはマイページが用意され、一度の登録のみで、新しく判明した医薬情報などをもとに、マイページ上に注意すべき事柄など新しい情報が適宜アップデートされる。Gene Quest は収集されたデータを解析し、匿名化した情報を製薬会社や研究組織に提供することで、創薬や医学の発展に寄与したいとしている。サービスを他社にOEM提供できることが特徴で、すでに2014年10月からは Yahoo Japan の Health Data Lab と既に協業している。

Gene Quest を率いる高橋祥子氏は東京大学大学院で分子生物学を専攻。高橋氏は、彼女を含むメンバーが、利益の追求よりも医薬研究へのフィードバックにより社会に貢献したい、と事業への熱意を語った。

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BrandPit

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左から:BrandPit の T. T. Chu 氏と、メンターを務めたサムライインキュベートの矢澤麻里子氏。

ソーシャルメディアでは毎日18億枚の写真が投稿されているが、その8割にはハッシュタグなどのテキスト情報が付与されていない。これらの画像情報を解析することにより、ブランドマネージャーが消費者行動を把握したり、市場拡大時の市場調査に利用したりできるサービスとして開発されたのが BrandPit だ。CEO の T. T. Chu は、ビールのハイネケンをキーに参考取得したデータを聴衆に見せてくれた(下図)。

BrandPit は既にヘルスケア商品を販売する Unilever や世界的なマーケティング会社である Ogilvy & Mather らと契約を締結。年間契約の月額制でカスタムレポートやオンラインダッシュボードをブランドマネージャーに提供し、今後12ヶ月間で新たに12社と契約を締結することを目標にしている。静止画だけでなく、動画の画像解析についても視野に入れていきたいとのことだ。

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TERRACE MILE

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TERRACE MILE 生駒祐一氏

農家をやると年々所得が減っていると言われる一方、農業は8兆円、食産業までを含めれば100兆円と市場規模は大きい。TERRACE MILE の生駒祐一氏は、データドリブンな農業を実現することで、農家が儲かるビジネスを展開しやすくするしくみを提供できると考えた。彼は、これまでに農作物100品目を育てる200人以上の生産者と対話を繰り返し、農家が主体となり、経営を見える化し、将来の売り上げを予測し、サプライチェーンを把握できるソリューションの開発に邁進してきた。

その結果、今回の IBM BlueHub への参加を機に生まれたのが iOS アプリ「TeraScope」だ(4月末リリース予定)。生産者が TeraScope に出荷量または収穫量を入力するだけで、データの見える化を実現。TeraScope を使った場合の一農家あたりの所得を140%向上させることを KPI に設定した。

この TeraScope のモバイルアプリとクラウドで構成されるサービスを向こう3年間にわたり無料で提供、分析サービスの「TeraReport」を JA、全農、生産法人、行政などに対して、従来の同様サービスの3倍に上る綿密な情報を、3分の1のコストとスピードで提供する。2015年4月からは、経済産業省が主宰する「新事業創出のための目利き・支援人材育成等事業(通称:目利き事業)」に参加し、サービスにさらなる磨きをかける。

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Link Sports

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左から:Link Sports の小泉真也氏と、メンターを務めたサムライインキュベートの矢澤麻里子氏。

スポーツをライトに楽しむユーザには、共通の悩みがある。彼らがチームを集めて試合を行おうとするとき、次のような問題が生じる。

  • 連絡調整が面倒。チームメンバーの半数以上がガラケーであり、チーム内や対戦相手との連絡が調整が大変。
  • スコア管理が面倒。95% の人たちは紙で記録しており、それを Excel に入力してから他のメンバーと共有したりしている。
  • 集金が面倒。試合会場のレンタル費用、イベント後の飲み会などの費用の割り勘処理が大変。

そこでこれらの問題を解決すべく、Link Sports は簡素な入力で対応が可能なモバイルアプリを開発した(下図)。4月末にリリースの予定だ。幹事が試合予定などをフィード投稿すると、アプリからのプッシュ通知、アプリ内アラートに加え、メールでも告知を配信することができるので、ガラケーユーザにも柔軟に対応できる。

トレーニング動画などのクラウド課金、機能開放による課金、大会試合に参加してくれる助っ人の募集代行、スポーツ用品やユニフォーム、スポーツ保険の販売などによりマネタイズ。全国のあらゆるスポーツチームの 5% が使ってもらうことを念頭に、月1.5億円の売上を目標に置いている。

これまでに、日本大学、早稲田大学、鹿屋体育大学、Bluetag.jp、ミズノ、YKK、Jognote などと提携。

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YAMAP (by SEFURI)


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左から:SEFURI の春山慶彦氏と、メンターを務めたサムライインキュベートの玉木諒氏。

YAMAP は、携帯の電波が届かない場所・状態でもスマホで現在位置が確認できる地図アプリ。山、釣り、アウトドアに出かける人が道に迷わないようにすべく開発した。

2013年3月のリリースから、アプリのダウンロード数は10万件、全国の4,000箇所以上を網羅する地図のダウンロード数は43万件を超えた。2015年には、アプリのダウンロード数は30万件、地図のダウンロード数は100万件、ソーシャルネットワーク機能における写真投稿の枚数は100万枚を超える見込み。

今後、YAMAP のプレミアム会員の会費から年間1億円、ローンチ準備中の登山・アウトドア用品の価格比較サービス「YAMAP Gears」(下図)から年間6億円の売上を目指す。先週開催された B Dash Camp 2015 Spring in Fukuoka のピッチアリーナで、YAMAP が優勝の栄誉に輝いたのは記憶に新しい。

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デモデイの最後、サムライインキュベートの代表を務める榊原健太郎氏が登壇。榊原氏は現在イスラエルを拠点に活動しているが、IBM がインキュベーションをイスラエルに続き、世界で2番目に開始したのが日本であることを強調。

グローバルで成功している IBM という大企業の力を活用することで、スタートアップが世界で成功できる可能性が高くなると考え、サムライインキュベートが IBM と共同して IBM BlueHub を運営することになった経緯を説明し、第1期の卒業チームらにエールを贈った。

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サムライインキュベートの榊原健太郎氏(左)
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IBM BlueHub第1期参加スタートアップが発表ーーYAMAPやBrandPitなど新進気鋭5チームが選出

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 IBM BlueHub は、日本IBMがサムライインキュベートなどと実施するインキュベーション・プログラムだ。プログラム第1期は2015年1月からスタートすることが発表されているが、この第1期に参加するスタートアップ5社が明らかになった。 YAMAP (by SEFURI) 携帯の電波が届かない場所・状態でもスマホで…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

IBM BlueHub は、日本IBMがサムライインキュベートなどと実施するインキュベーション・プログラムだ。プログラム第1期は2015年1月からスタートすることが発表されているが、この第1期に参加するスタートアップ5社が明らかになった。

携帯の電波が届かない場所・状態でもスマホで現在位置が確認できる地図アプリ。

画像認識技術を用いたソーシャルメディアツールの提供。(関連記事

データドリブンな農業を実現することで、農家が儲かるビジネスを展開しやすくするしくみを提供。

インターネットを活用した、消費者向けの大規模ゲノム解析サービス。

スポーツを楽しむすべての人のための、スポーツマネージメントアプリ。

5社はそれぞれ、日本IBMの協力により、データ分析に関わる技術開発やUX/UIの改善などを行う。また、日本IBM 以外の事業会社との連携などスタートアップからの期待は大きい。福岡の SEFURI や宮崎の TERRACE MILE など、東京以外からのスタートアップが参加していることも特徴的だ。

日本IBM では中長期的なビジョンとして、東京オリンピック開催される2020年までに、これらのスタートアップが提供するサービスを日本を代表するサービスに育て上げたいとしている。彼らの活動の成果については、2015年4月〜5月に開催される予定のデモデイで披露されることになるだろう。

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日本IBMがスタートアップ支援を推進するインキュベーションプログラム「BlueHub(ブルーハブ)」を開始、SSI、co-baと連携

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日本IBMが、国内におけるスタートアップ支援を推進するインキュベーション・プログラム「BlueHub(ブルーハブ)」を開始すると発表した。 このプログラムは、スタートアップの事業支援として、起業を支援するシードアクセラレーターやインキュベーションを得意とするパートナー企業と協力して、オフィスとして利用できるシェアード・スペースの提供、創業前に必要な事業コンセプトや計画をまとめた資料作成などの起業相…

Some rights reserved by Patrick
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日本IBMが、国内におけるスタートアップ支援を推進するインキュベーション・プログラム「BlueHub(ブルーハブ)」を開始すると発表した

このプログラムは、スタートアップの事業支援として、起業を支援するシードアクセラレーターやインキュベーションを得意とするパートナー企業と協力して、オフィスとして利用できるシェアード・スペースの提供、創業前に必要な事業コンセプトや計画をまとめた資料作成などの起業相談、およびワークショップの共同開催などを実施する。

日本IBMは、「BlueHub(ブルーハブ)」の提供開始にあたり、本誌でも馴染みのあるサムライインキュベートや会員制シェアードワークプレイス「co-ba shibuya」を運営するツクルバと協力する。このプログラムは、本年10月から対象企業の選考を開始する。

このプログラムは、支援対象となるスタートアップはもちろん、支援サイドにとっても新たなチャレンジとなる。インキュベーションプログラム「BlueHub(ブルーハブ)」に協力するツクルバ共同代表の村上浩輝氏に、今回のプログラムに関してコメントをもらった。

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村上氏「co-ba shibuyaを媒介にして、エンジニアやデザイナ、また立ち上げ期の起業家にアプローチしたい企業は多く存在します。これまでもいくつかの大手の企業と協力してきました。

今回のような取り組みは、co-ba利用者にとって追加料金などなしで享受できるメリットになり、加えてツクルバとしてもハードの設計デザインだけでなくその後の施設の運営にこそ力を注いでいるので、こういった取り組みは今後もどんどん実施していきたいと考えています。

ツクルバは「場の発明」をミッションにしている不動産・建築領域のベンチャー。ハードの企画設計だけでなく、生み出した場を時間とともに成長・繁栄させていくことにも力を注いでいます。今後も、こういった取り組みはどんどんやっていきたいですね。」

資金の調達しやすさに加え、プログラムの充実、利用できるスペースの拡充など、スタートアップをするための環境は数年前と比較して格段に良くなっているように思う。これからスタートアップを始めようとしている人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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