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シンガポールとインドネシアでオンライン不動産情報サイトを展開する99.co、不動産大手REA Group傘下のiProperty.com.sgとRumah123を買収

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シンガポールでトップを誇る不動産ポータル 99.co は、REA Group の消費者ブランド iProperty.com.sg(シンガポール)と Rumah123.com (インドネシア)の業務を引き継ぐ契約を結んだことを発表した。 今回の買収によって、99.co はインドネシアの不動産市場でトップの座に躍り出る。 東南アジアのデジタルエコノミーが隆盛する中、REA Group は99.co に…

Image credit: 99.co

シンガポールでトップを誇る不動産ポータル 99.co は、REA Group の消費者ブランド iProperty.com.sg(シンガポール)と Rumah123.com (インドネシア)の業務を引き継ぐ契約を結んだことを発表した。

今回の買収によって、99.co はインドネシアの不動産市場でトップの座に躍り出る。

東南アジアのデジタルエコノミーが隆盛する中、REA Group は99.co に投資し、自社のシンガポールとインドネシアの資産を99.co の傘下に置くことで東南アジアへの動きを強化している。

99.co は REA のシンガポールおよびインドネシア事業を今回の契約に従い、そのまま引き継ぐことになる。

今回の共同事業は99.co のシニアマネージメントチームが指揮を執り、同社の共同設立者兼 CEO の Darius Cheung 氏もこれに参加する。99.co は引き続き99.co、iProperty.com.sg、Rumah123.com の消費者向けポータルを運営する。

この他に、REA Group は800万米ドルの資金を投資して成長と開発を加速させる。

Cheung 氏は次のように語った。

今回の共同事業によって当社はインドネシアでトップの座に躍り出るだけでなく、シンガポールでもトップを目指すことができるようになります。当社の革新的な DNA とREA の比類ない経験とリソースは、これまで東南アジアで見ることのできなかった最強の組み合わせです。

REA Group アジア地域の CSO(最高戦略責任者)兼 CEO である Henry Ruiz 氏は次のようにコメントしている。

過去2年にわたり、Darius 氏と彼のチームが市場にもたらしたイノベーションとスピードに驚かされてきました。私たちの優秀な人材、最善の選択肢を組み合わせたテクノロジー、デジタルの専門知識、そして顧客との関係という強力な組み合わせによって、シンガポールとインドネシアで競争に勝ち抜くことができます。

99.co 共同創業者 兼 CEO の Darius Cheung 氏
Photo credit: 99.co

Darius Cheung 氏が2014年に設立した 99.co は東南アジアで急速に成長している不動産ポータルで、過去2年間でトラフィック数は32倍になっている。

同社は MindWorks Venture と Allianz X がリードした2019年8月のシリーズ B ラウンドで1,520万米ドルを調達している

iProperty.com.sg と Rumah123.com はシンガポールとインドネシアでそれぞれ最もよく知られている不動産ポータルだ。

iProperty は2015年、世界最大級の不動産テクノロジーグループ REA Group に5億3,100万米ドルで買収された。

REA Group は不動産に特化した多国籍デジタル広告企業だ。同社はオーストラリアでトップを誇る居住用不動産ウェブサイト(realestate.com.au)、商用不動産ウェブサイト(realcommercial.com.au)、共用不動産ウェブサイト(Flatmates.com.au)を運営している。さらに短期向け商用・コワーキング不動産サイト Spacely も運営している。

REA Group はアジア地域で iproperty.com.my、squarefoot.com.hk、iproperty.com.sg、中国の myfun.com(買房)、そしてタイの不動産レビューサイト thinkofliving.com を保有している。また、オーストラリアの住宅ローン仲介フランチャイズグループ Smartline Home Loans と、データ資産サービスプロバイダーの Hometrack Australia も保有している。

さらに、アメリカの Move, Inc. とインドの PropTiger という2社の不動産ウェブサイトの株式も大量に保有している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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シンガポールとインドネシアでオンライン不動産情報サイトを展開する99.co、シリーズBラウンドで1,520万米ドルを資金調達

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Tech in Asia では既報だが、シンガポールに本拠を置く不動産プラットフォーム 99.co は8月20日、MindWorks Ventures (概念資本) と Allianz X がリードしたシリーズ B ラウンドで1,520万米ドルを調達したことを公式に発表した。このラウンドには以前から 99.co に投資している East Ventures、Sequoia(インド)、Eduardo …

Image credit: 99.co

Tech in Asia では既報だが、シンガポールに本拠を置く不動産プラットフォーム 99.co は8月20日、MindWorks Ventures (概念資本) と Allianz X がリードしたシリーズ B ラウンドで1,520万米ドルを調達したことを公式に発表した。このラウンドには以前から 99.co に投資している East Ventures、Sequoia(インド)、Eduardo Saverin 氏が参加している。

新たに調達した資金は、99.co のシンガポールとインドネシアでの規模拡大に使われることになる。同社は不動産に関する新しい市場を開拓して金融製品も立ち上げる予定だ。

99.co は Darius Cheung 氏、Yan Phun 氏、Conor McLaughlin 氏によって設立され、デザイン重視のテクノロジーとデータをエンドユーザと不動産業者に提供している。

同社によると、2017年以来ユーザ数が38倍に増えており、今では月間ユーザ数が380万人にのぼるという。

CEO 兼共同設立者 Darius Cheung 氏は次のように語った。

複雑な検索の問題への取り組みや、位置情報と市場のデータにおけるディープテクノロジーの活用は、私たちを他社と差別化するだけではありません。不動産取引の特に金融サービス面において、これまでになかったようなユースケースにも対応できるようになるのです。

99.co 共同創業者 兼 CEO の Darius Cheung 氏
Photo credit: 99.co

同社の急速な成長の裏にはどのような戦略があるのかという質問を投げかけたところ、Cheung 氏は次のように答えた。

それは、成長への投資を継続できる、健全なユニットエコノミクスです。

Cheung 氏によると、今回 MindWorks が新たに 99.co の投資に参加したことによって、99.co のテクノロジーと不動産の最適なバランスが取れるようになるという。MindWorks は中国市場についても熟知しており、テクノロジーと不動産の両方に深く関わっている。

一方、世界の金融サービス業界ビッグ3の一角を担う Allianz は、99.co の不動産業界における金融サービスへの進出に欠かせない経験と能力、ネットワークをもたらしてくれる。

2017年4月、99.coはインドネシアへの参入を視野に790万米ドルの資金を調達している。インドネシアでは2015年から事業を行っていたが、2018年1月には、現地の不動産リスティング企業 UrbanIndo を買収してインドネシアへの進出を公のものとした。

【via e27】 @E27co

【原文】

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シンガポールのオンライン不動産情報サイト99.co、インドネシアの同業で最大規模の「UrbanIndo」を買収

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シンガポールに本拠を置く不動産情報サイト99.co-優れた投資家に恵まれた同社が、インドネシアで最大規模を誇る不動産サイトの一つ、UrbanIndo を買収したことが関係者の口から Tech in Asia に語られた。詳細は明らかにされていないが、99.co もプレスリリースを通じてこのことを認めている。 これにより99.co は、東南アジア最大の人口を誇り、物件数においてはシンガポールをはるか…

UrbanIndo

シンガポールに本拠を置く不動産情報サイト99.co-優れた投資家に恵まれた同社が、インドネシアで最大規模を誇る不動産サイトの一つ、UrbanIndo を買収したことが関係者の口から Tech in Asia に語られた。詳細は明らかにされていないが、99.co もプレスリリースを通じてこのことを認めている。

これにより99.co は、東南アジア最大の人口を誇り、物件数においてはシンガポールをはるかに凌ぐ不動産市場を有するインドネシア国内での基盤拡大の機会を得ることとなる。99.co 上の15万件のシンガポール国内物件に UrbanIndo 上の120万件の物件情報が加わることになると同関係者は語っている。

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99.co は、2016年にインドネシアに進出したもののマーケットプレイスをローンチすることはなく、デベロッパの不動産売却を支援するため彼らをエージェントに繋ぐツールの開発に取り組んでいた。しかし、この最新の動きにより、同社は買い手に対し直接接触する機会を得ることとなる。

不動産業者やその他住宅売主の手によって毎月掲載される新規物件数を他の不動産ポータルサイトと比較すると、UrbanIndo が最大のリクイディティを持っていることがわかります。これだけのものを作り上げるのには長い時間がかかりますし、そのネットワーク効果はとても大きい。すぐに真似のできることではありません。

同関係者はそう語る。同サイトは当面の間は有効なブランディングを保持することとなるだろう。

しかし、この買収劇に関し一つ不安定な要素がある。それは UrbanIndo の設立 CEO を(自身の Linkedin 上のプロフィールによると)昨年末まで務めていた Arip Tirta 氏の今後の動向である。スタートアップの CEO は、自社が買収された後も少なくとも数年は社に残る場合が多い。買収先からアーンアウトの先延ばしやボーナスを受けるといった形で特別待遇を受けながら社に残ることで、混乱を防ぎ移行を進めていくのである。

しかし同関係者によると「彼には別に興味のあることがあり、そちらに向かうため社を離れた」とのことである。

大局を見る

このオンライン不動産市場における最新の合併により99.co と UrbanIndo が共同で iProperty や PropertyGuru といった既存サイトに対抗することとなり、東南アジア地域での同市場における競争激化が見込まれる。この競争はこれまでも度々激化しており、著作権侵害で PropertyGuru が99.co を相手に訴訟を起こすといったこともあった。99.co は現在も係争中の裁判においてこの訴えを否定している。

株主を満足させる成長を求める99.co と、インドネシア国内においてどの大企業にも属さない最大手 UrbanIndo。この二者間の合併は完璧なものに思われるし、必然的なものかもしれない。

UrbanIndo がインドネシア市場に参入したのは比較的最近のことである。ローンチは2011年11月、PropertyGuru や iProperty が同国に参入しローカルマーケットプレイスを獲得した後のことである。投資家から資金を募ってはいるが、シリーズ A ラウンド後の資金調達については公表していない。月間訪問者数が数百万単位へ伸びたとはいえ、少ない資金の元、同地域の強敵の後を追うことは大変だったであろう。

そのような状況の中、UrbanIndo の投資家、設立者、初期社員が99.co による今回の買収からどれだけの支払いを受け取ることができるかはわかっていない。

上記関係者はこう語る。

UrbanIndo は、特に発展途上の市場における急成長スタートアップの多くと同じように、そのランウェイが限られています。この買収前は、まさにマネタイズの初期段階に入ったところでした。

このことで利点を挙げるなら、合併後の事業が成長軌道を有し、「今後の資金を『調達する』自然な引力」をもたらしていることだと同関係者は続けて語った。

シンガポール国内で年額294~445米ドルの99.coの有料プランに加入している不動産業者の数はおよそ6,000、これは99.co に掲載されている業者の約半分の数である。

はっきりとした数字は明らかにされていないが、同関係者によると同社の2017年における収益は前年の3倍に成長したという。歳入モデルも拡大し、不動産デベロッパ向けの市場調査およびマーケティングサービスを含んだものとなっている。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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シンガポールのオンライン不動産情報サイト99.co、シリーズA+ラウンドで790万米ドルを調達——新たなライバルの登場で業界内の競争が激化

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シンガポールの不動産ポータルサイト99.co は本日(4月7日)、790万米ドルの新規資金調達を行ったと発表した。同社が「シリーズ A プラス」と呼ぶ今回のラウンドでは、同社の既存投資家であり役員メンバーでもある Sequoia India と、Facebook の共同設立者 Eduardo Saverin 氏がリードした。他にも、前回も投資した East Ventures と500 Startu…

Image credit: 99.co

シンガポールの不動産ポータルサイト99.co は本日(4月7日)、790万米ドルの新規資金調達を行ったと発表した。同社が「シリーズ A プラス」と呼ぶ今回のラウンドでは、同社の既存投資家であり役員メンバーでもある Sequoia India と、Facebook の共同設立者 Eduardo Saverin 氏がリードした。他にも、前回も投資した East Ventures と500 Startups もこのラウンドに参加した。

このスタートアップは2015年1月に160万米ドルを調達しており、当時の評価額は800万米ドルであった。今回のラウンド時点での評価額は公表されていない。

99.co は、販売または賃貸の不動産住居のリストを提供している。不動産業者はウェブサイト上のリストに物件を登録することができ、住居を探しているユーザは物件の閲覧や価格の比較、内見の予約をすることが可能だ。

現在、主にシンガポールおよびインドネシアのジャカルタとスラバヤで事業を展開している。これらの都市ではデータ解析や不動産開発者用ツールなどの追加サービスを提供し、物件探しに関して多面的にカバーしようとしている。

CEO の Darius Cheung 氏によると、今回調達した資金は主として「まだまだ成長の余地がある」この2か国でのビジネス構築に使われる予定だという。インタビューで同氏は「潜在的な市場の5%にやっと届いたかどうかといったところです」とジャーナリストに対して語った。計画では今年中にインドネシアの8都市に展開する予定だ。

同社はまた、東南アジアで2つのマーケットに追加展開するとしているが詳細は未定だ。ベトナム、タイ、フィリピンといった Cheung 氏の言うところの「よくある顔ぶれ」が候補となっている。彼はこう説明している。

不動産会社やデベロッパに関する多くの市場力学があり、理解しようと努めているところです。

調達資金の一部は、雇用、技術、研究開発に充てられる。約30名を追加雇用し、技術スタッフと、CFO や HR 役員のような上級管理職を確保したい考えだ。シンガポールの他の多くのスタートアップと同様、99.co もまた人材不足の影響を受けており、地元大手の Grab や、グローバル企業の Google や Facebook などと優秀な人材をめぐる競争にさらされている。

今回のラウンドの先にはシリーズ B が控えているものと見られ、同社は新規投資家に対して取引を今年中に終了できるよう求めている。

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共同設立者兼 CEO Darius Cheung 氏
Photo credit: 99.co

新たな挑戦者あらわる

シンガポールでは不動産リストや不動産会社の多くがオンラインに移行しており、スタートアップ各社はこの需要に応えようとしている。SimilarWeb によると、アクセス数の面では PropertyGuru が市場をリードしている。単なる不動産リストに留まらず、同社はマンションや家の内見をオンラインの仮想空間で行えるほか、不動産に関するメディアコンテンツや実験的試みを展開している。

iProperty はマレーシアでは市場をリードしているものの、シンガポールでは3位となっている。シンガポールに本拠を置く他のスタートアップとしては、公団住宅に特化する OhMyHome と、ブロックチェーン技術を使って不動産の更新を記録し、その価値をモニターする PopetyReidao がある。

Cheung 氏は、データ解析、位置データによる検索、ユーザエクスペリエンスなどの99.co の技術と機能が他社との差別化を実現し、シンガポール市場で2位を獲得するのに役立ったと感じている。

彼によると、同社が目下懸念するのは新興の小規模なライバルの出現だ。

彼らはより機敏で、革新的で、ディスラプティブな傾向があるので、私は新しいスタートアップを競争相手として捉えています。最終的には、おそらく5〜10年後、シンガポール市場で生き残っている大手はおそらく2社程度でしょう。それがどの企業になるのかまだ見当もつきません。(Cheung 氏)

99.co は、物件数、アクセス数、収益などの「すべての指標」が前年比で150%伸びたという。ただし今回の資金調達以降、収益などの具体的な数値は公表されていない。

サイトには常時15万件の不動産が掲載されており、毎週約8,000件が追加されているという。99.co はシンガポール全体の物件の約90〜95%をカバーしているそうだ。うち約10%は99.co にのみ掲載されており、他の不動産のサイトでは見ることができない。2016年、シンガポールのウェブサイト全体では170万人のユーザからアクセスがあった。

同社はコアとなる機能に注力したいことから、PropertyGuru のように買収によって機能を拡大するつもりはないと Cheung 氏は述べている。より現実味のある戦略としては、データや3D による物件の視覚化などの分野で他の企業と提携することだ。将来的な実現の可能性はあるとしているが、今日明日の段階で同社が仮想現実(VR)や拡張現実(AR)に手を出すことはありそうにない。

現時点では、空室状況や価格設定などの情報がユーザの意思決定において重要であると考えています。物件の購入や賃貸を希望するほとんどのユーザが物件を決める前に内見をします。したがって、好みの物件を探し当てられることにこれからも注力していく予定です。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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Facebookの共同創業者とSequoia Capital、シンガポールの不動産情報サイト99.coに出資

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東南アジアの大手、PropertyGuruやiPropertyに真っ向勝負を挑んでいるシンガポールの不動産情報サイト「99.co」は、Facebookの共同創業者Eduardo Saverin氏および大手ベンチャーキャピタルのSequoia Capitalから出資を受け、投資総額が270万シンガポールドル(200万米ドル)に達したと公式に発表した。最新の投資額は160万米ドルと言われており、それに…

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東南アジアの大手、PropertyGuruやiPropertyに真っ向勝負を挑んでいるシンガポールの不動産情報サイト「99.co」は、Facebookの共同創業者Eduardo Saverin氏および大手ベンチャーキャピタルのSequoia Capitalから出資を受け、投資総額が270万シンガポールドル(200万米ドル)に達したと公式に発表した。最新の投資額は160万米ドルと言われており、それによって同社の評価額は800万米ドルとなった。

同社の前回の投資ラウンドは昨年5月で、Fenox Venture Capital、500 Startups、Golden Gate Ventures、Kathrein Ventures、そしてEast Ventures(情報開示:East Venturesは私たちTech in Asiaにも投資している)から56万米ドルを調達している。2014年に同社はソフトローンチしており、その後月次トラフィック数をそれまでの倍にあたる15万まで伸ばしている。物件数もまた倍の2万6000にまで増加した。

競合する企業らが基本的に有料のクラシファイド広告に頼っている中、99.coは有料のクラシファイド広告のない純粋な検索体験を約束することで他社との差別化を図っている。だが、PropertyGuruとの違いとしては、同社の物件リストは単に不動産仲買業者がいくら支払ったかということを元にランク付けされてはいないとのことだ。物件内容の質も大事だという。

やはり、99.coが住宅や賃貸を探している人に何よりも検索結果や掲載リストで対応しようとしているのは、ユーザーの直感に訴える方法だ。これはGoogle検索の感覚を不動産業界にもたらしているようなものだ。「私がここシンガポールで自宅用の物件を探そうとした数年前、99.coはありませんでした。ですので、利用できるあらゆるウェブサイトやモバイルツールを探したものでした。まさに、絶望的な状況でした」とSaverin氏は話している。

「そのリストは本物で利用できるものだろうか。価格データやその他の情報は正確か。なぜ同じものがたくさんあるのか。問題は多く、使用するのに時間を要するものでした。これは変えなくてはいけないと思いました」

パネルディスカッション、左より: Evan Chung (VP, DTZ), Eugene Lim (KEO, ERA), Mohd Ismail (CEO, Propnex), Darius Cheung (CEO, 99.co), Eduardo Saverin (co-founder of Facebook, Tan Kok Keong (CEO, REMS)
パネルディスカッション、左より: Evan Chung氏 (VP, DTZ), Eugene Lim氏 (KEO, ERA), Mohd Ismail氏 (CEO, Propnex), Darius Cheung氏 (CEO, 99.co), Eduardo Saverin氏 (Co-founder of Facebook, Tan Kok Keong氏 (CEO, REMS)

Marina Bay Sandsのほとりにある海辺の豪華なナイトクラブAvalonで開かれたローンチには、ProxNexのCEOであるMohamed Ismail氏、ERAの「キーエグゼクティブオフィサー」であるEugene Lim氏、そしてDTZの副社長Evan Chung氏など、シンガポール不動産業界の重鎮が訪れ、スタートアップにお墨付きを与えた。また、Saverin氏がその場で理念を語り、99.coがただ単に最良の検索結果をもたらすだけでなく、ユーザーにとって最適な住居を探す手伝いをしているという明確なビジョンを描いたことも大きかった。

彼はサイト上でユーザが様々な交通関係のオプションを見ることのできる機能、そしてそれが買い手の意思決定に与える影響を強調している。「私にとっては、より多くの時間を子供達と過ごせることを意味するかもしれません。シンガポールにとっては、道路の交通量を左右するかもしれません。あるいは私のガソリン代に影響するかもしれません」

99.coは、不動産仲介業者から1ヶ月につき35シンガポールドル(25米ドル)の携帯用アプリ使用料を取ることによってマネタイズする計画である。また、このアプリでは競合を含めて複数の人気サイトに物件情報を投稿することも許可している。有料ユーザはサイトから推奨情報の通知も受けられるほか、重要な情報を閲覧することで事前に潜在的な買い手を選別することができる。

「営業担当者としてはとてもシンプルです。何が欲しいかって?お客様からの電話です。1年間のお試し期間の後、電話が来れば支払いすればいいんです」とChung氏は言う。

シンガポールには約3万1000の不動産業者が存在しており、そのうちの4分の1がアプリの利用代金を払うと仮定すると年間収入は加入分だけで230万米ドルとなる。 これはつまり、このスタートアップはさらに他の収入源を見つけなくてはいけないか、近い将来、海外進出し視野に入れていかなければならない。99.coは今年、シンガポール以外の東南アジアに進出する計画である。

このスタートアップはまた、ルームメイトを探すためのサイトであるHomie.coも運営している。

SimilarWeb によれば、PropertyGuruiPropertyのシンガポールサイトへのトラフィックは、昨年11月から下降しているという。PropertyGuruはトラフィックの落ち込みを認めつつも、それは「季節的」なものであり、同社へのトラフィックはほとんどオーガニックで、実際にユーザーの取引が増えている状況を見れば、特に懸念は抱いていないと語っている。

「誰でも店舗の前で道行く人に金銭を提供すれば、店内に導くことができます。ですが、彼らを購入や問い合わせに誘導することは必ずしもできません。その点を測る上で、ウェブサイトの収益は最高の指標になります。また、まさにその点で、我々は業界でナンバーワンなのです。シンガポールを除いてですが」と iProperty のCEO、Georg Chmiel氏は語っている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】

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