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Gunosyの新年広告にみる、新聞からスマホへのパラダイムシフト

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年末感のある話題を久々に目にした。 読者のみなさんは年始のご挨拶広告というものをご存じだろうか?元旦の新聞に掲載される「謹賀新年」の文字とともに企業トップの名前がずらずらと並ぶあれだ。 ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up 私が小さな地方の広告代理店で働いていた時、この毎年恒例となる新年挨拶…

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年末感のある話題を久々に目にした。

読者のみなさんは年始のご挨拶広告というものをご存じだろうか?元旦の新聞に掲載される「謹賀新年」の文字とともに企業トップの名前がずらずらと並ぶあれだ。

私が小さな地方の広告代理店で働いていた時、この毎年恒例となる新年挨拶広告の販売開始をみてある種の年末感を感じたものだった。「あそこが出すならウチも出す」といった、なんとも日本的なほのぼのした伝統的な広告商品だった。

まさかそれをスマホ広告でみることになるとは。なんというか、不思議な気持ちになった。

Gunosyの新年挨拶広告が教えてくれるパラダイムシフト

販売の主はGunosyだ。下のセールスシートをみれば分かるとおり、元旦に届くGunosyに企業トップの新年挨拶がタイムラインに並ぶらしい。まさに新聞時代にみた「あの広告」だ

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Evernote Camera Roll 20131213 072530

私がその商品をfacebookのタイムラインでみかけて反応していると共同代表の木村新司氏からメッセージが届いた。

「これはネット広告へのアンチテーゼなんだ」。

Gunosyはご存じの通り、ソーシャル上のユーザー属性によってレコメンドされたニュースを1日2回プッシュで届ける。朝刊・夕刊という表現にも分かるとおり、きわめて新聞的な考え方だ。

「新聞を届けるのと同じように、スマートフォンで記事を届ける。毎日必ず届ける。(ネット)媒体を『読みにいく』から『届ける』へ。ネット広告が本当にかわるかもしれない」。

このパラダイムシフトのポイントはスマートフォンだ。

一斉に多くの人が同じような端末を持ったことで、均一なインフラができあがった。それは過去、新聞が各地域に印刷用の輪転機と配達用の販売所を設置し、「配信」インフラを完備したそれに似ている。

新聞という統一フォーマットが、スマートフォンという画面に引き継がれるイメージだ。

もちろん、プッシュ型の広告といえばメール広告があった。しかし配信インフラに統一感がなかったためにテキスト中心にならざるをえず、情報量が増え続ける現代において、パフォーマンスはどんどん下がっていった。

そういう意味で、スマートフォンアプリへの配信というのはきわめて新聞に似た体験をシフトしたものになりつつあるのかもしれない。そこに掲載される広告もしかりだ。

Gunosyが販売した新年の挨拶広告は、それだけみると一商品にすぎない。

しかし「それが可能になった」事象を丁寧に紐解くと、そこにみえてくるパラダイムシフトは大きく、時代の変化を感じずにはいられない。木村氏が私にメッセージをくれたのもその変化を共有したいがためだったようにも思える。

ーーネット広告へのアンチテーゼ。

ネット広告を極めた木村氏だからこの言葉が出てきたんじゃないだろうか。

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Japan Startup Awardにノミネートされた2つのニュース収集アプリ、SmartNewsとGunosyを比べてみる

※本稿は、Mona Nomura(もえ/@mona)によるゲスト寄稿だ。彼女はサンフランシスコ・ベリアで育ち、ロサンゼルスに短期滞在しながら、ニューヨークで約11年生活した。これまで、常にテクノロジー、スタートアップのメンタリングやアドバイスに関わってきた。最近、東京に移住し、日本での生活を初めて楽しんでいる。イベントで彼女を見かけたら、ためらわずに声をかけてほしい。 この記事は英語で書かれた記事…

Mona Nomura※本稿は、Mona Nomura(もえ/@mona)によるゲスト寄稿だ。彼女はサンフランシスコ・ベリアで育ち、ロサンゼルスに短期滞在しながら、ニューヨークで約11年生活した。これまで、常にテクノロジー、スタートアップのメンタリングやアドバイスに関わってきた。最近、東京に移住し、日本での生活を初めて楽しんでいる。イベントで彼女を見かけたら、ためらわずに声をかけてほしい。


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この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

本稿は、Japan Startup Award にノミネートされたスタートアップのレビューの一部だ。

アメリカでは、ニュースアグリゲーション・アプリが溢れている。Flipboard、Pulse、Circa、Prismatic、Zite、Summly、News360 など、名前はさらに続く。日本では News Hub、@nifty、それに LINE News なども知られるところだ。

SmartNews(写真下)はアメリカの Pulse に似て、コンテンツがカテゴリ毎にタブで分けられている。アプリをインストールすると、コンテンツは予め用意されており、任意でフィードが追加することもできる。SmartNews を使って以降、私は Pulse を使ったときの動きを煩わしく感じるようになった。Pulse よりも SmartNews の方が、コンテンツを読み込む時間が格段に速いからだ。

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Gunosy(写真下)は日本版 Flipboard と形容できるが、似ているのはその人気だけだ。Gunosy のインタフェースやコンテンツは新聞を模して構成されており、「朝刊」「夕刊」「周りで話題」というタブが備わっている。

記事と記事は離れて配置され、よくできた呼び出しボタンによって、それぞれの記事が読みやすくなっている。Prismatic に似て、Gunosy は自動学習に基づいてコンテンツを収集してくれる。ユーザがこれまでに「いいね」した記事、シェアした記事、クリップした記事に基づいて、コンテンツを選んでくれるのだ。

ニュースアグリゲーション・サービスの中でも、Gunosy を特徴づけているのは、広告に対するアプローチだろう。Gunosy は広告をビジネス、ファッション、健康・美容の3つのカテゴリに分類し、ユーザの習慣に基づいてターゲティングする。広告を出す場合、その登録や出稿手順は自動化されていてシンプルだ。この分野において、彼らは世界のトップではないにせよ、その一社と考えてよいだろう [1]

SmartNews、Gunosy 共に、このような卓越されたプロダクトが日本から生まれたことを、私はうれしく思っている。

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  1. Gunosy の広告サービスは11月にローンチした。広告ビジネスを成功に導くべく、Gunosy のメンバーに加わった木村新司氏にインタビューしている

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日本にもGoogleのようなテクノロジー企業が必要ーー共同代表の木村氏に聞く「Gunosyの正体」(後半)

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ニュース系テクノロジー・スタートアップの戦いが熱い。各プレーヤーはそれぞれの特徴を打ち出しつつ、経営戦略でも経験者の投入が相次ぐなど、徐々に大人の戦いへとステージを移しつつある。 前半の記事では新たに開始した広告展開からGunosyとは何か?という点についてGunosy共同代表の木村新司氏に話を聞いた。後半では、競合との戦いや起業経験者としての次の目標などを聞く。(聞き手:筆者、話は全て木村氏) …

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ニュース系テクノロジー・スタートアップの戦いが熱い。各プレーヤーはそれぞれの特徴を打ち出しつつ、経営戦略でも経験者の投入が相次ぐなど、徐々に大人の戦いへとステージを移しつつある。

前半の記事では新たに開始した広告展開からGunosyとは何か?という点についてGunosy共同代表の木村新司氏に話を聞いた。後半では、競合との戦いや起業経験者としての次の目標などを聞く。(聞き手:筆者、話は全て木村氏)

ーー前半からのつづき

競合との戦いーーニュースからコマース、「デジタル情報」の点と点をつなぐ

TB:その他、競合となるサービスがいくつかあります。彼らとの差別化は。

木村:「検索の手前」が重要なキーワードと考えてます。Gunosyは人がなにかアクションを起こす前に、それに必要な「近い情報」と出会わせることができるわけです。そういう意味でニュースというのはひとつめの仕事でした。

今後は本とか音楽、綺麗なイメージでもいいです。コマースだって最近では個人のものになりつつあるじゃないですか。こういったありとあらゆるコンテンツを人と出会わせる。

TB:おお、ニュース以外にも広げるんですね。

木村:Gunosyって頻度に強いんです。毎日なんらかの形でアクセスするチャンスがある。コンテンツに強い人たちと組むことで世界中で効率的なマッチングが発生するようになる。

そうするとどうなるか。今まで存在しえなかった消費が生まれるんです。点と点を結ぶ、スティーブ・ジョブズの有名な言葉じゃないですけど、これをレコメンドの世界で実現する。そうすれば世界って幸せになると思いません?

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TB:Amazonは買ったモノのレコメンドでした。Gunosyはあくまで興味範囲からの推薦なんですよね。

木村:誤解されがちなんですけど、推薦してる記事って別にお友達がシェアしたものから出してるわけじゃないんです。逆にそういうものは一切とってない。

本当にユーザーの興味範囲だけをおおまかにみて、その人の頭の中を模倣しようとしているんですね。だから、結果的に前の日に読んだ記事とかも混じってレコメンドされたりするんです。

TB:Gunosyはツールとして成長を続けていますが、一方でエンタメ的な「ファン」を作る方面はまだこれからのような印象を持っています。例えば、リアルタイム生を出すとかそういう方向性はあるのでしょうか?

木村:そもそもの限界として興味範囲はそこまでリアルタイムなものじゃないので、更新はまだ難しいです。一般的なニュースは更新かかるようにしてますが。

まあ、いくつかのサービスを使い分けてる方も多いと聞くので、ひとつで全部できた方が便利ではありますよね。

朝刊や夕刊って一日の行動じゃないですか。タイムラインって雑誌的な動きだし、12時前にはクックパッドの情報が届いてもいいと思うんですね。こういうテレビ欄的な「流れ」というのはエンタメ的要素として考えてはいます。

起業経験者としての次の目標「日本にも新たなテクノロジー企業が必要」

TB:共同代表の話に少し戻るんですが、木村さんは起業家として大きなイグジットを経験して、個人投資家としても活動し、そしてまたこの現場に戻ってきました。このGunosyではどういうスケールの事業を目指しますか?

木村:やはり競合含め、大手の動向を考えると大人の勝負も出てくるでしょう。20代の若いメンバーには想像の範疇にないことが沢山出てくる。これまでの経験で起業の現場も大手もみることができました。だから僕の役割は、彼らの想像の「タガ」を外すことなんだと思ってます。

TB:経営陣の布陣もこれまでのつながりを有効活用される?

木村:経営は人だし文化だし。色んなスタートアップ経験者に声かけてますし、今後みなさんが知っているような方も参加してくることになると思います。

それとアトランティスの時、AdMobになれるチャンスがあったとしてもファイナンスで20億円を集めることは難しかったんですね。

その頃と違って、既存のプレーヤーも大きいですし、しっかりと大きな会社にするためにはこの今の段階でしっかりとした人と資金を投入しなくちゃいけません。

私はその点苦労をしたので、どこが落とし穴かを理解した上で思いっきりストレートを投げ続けますよ。

日本にもGoogleやfacebookといったしっかりとしたテクノロジーで若い人たちが働ける場所が必要なんです。やはり僕らは次世代に残る1兆円企業を作らないといけないんです。

TB:お時間ありがとうございました。

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Gunosyは単なるニュースアグリゲーターではないーー共同代表の木村氏に聞く「Gunosyの正体」(前半)

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ニュース系テクノロジー・スタートアップの戦いが熱い。各プレーヤーはそれぞれの特徴を打ち出しつつ、経営戦略でも経験者の投入が相次ぐなど、徐々に大人の戦いへとステージを移しつつある。 そしてこの「手のひらの中の覇権争い」を牽引するのがSmartNewsとGunosyだ。起業から売却、個人投資家と歩みを進め、そして今また起業の現場に戻ってきたGunosy共同代表の木村新司氏にGunosyの本質、新たに開…

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ニュース系テクノロジー・スタートアップの戦いが熱い。各プレーヤーはそれぞれの特徴を打ち出しつつ、経営戦略でも経験者の投入が相次ぐなど、徐々に大人の戦いへとステージを移しつつある。

そしてこの「手のひらの中の覇権争い」を牽引するのがSmartNewsとGunosyだ。起業から売却、個人投資家と歩みを進め、そして今また起業の現場に戻ってきたGunosy共同代表の木村新司氏にGunosyの本質、新たに開始した広告事業、そして起業家としての「次の狙い」を聞いた。(聞き手:筆者、話は全て木村氏)

「現場」復帰

TB:まずはスタートアップの現場におかえりなさい。

ちょっとずつ忙しくなってきてますね。大きな組織へ規模を拡大してどんなことができるのか、経験できたことはよかったです。

TB:Gunosyの共同代表になりましたね。

実はGunosyがリリースされた日に使い始めてすぐに「これは他のレコメンドテクノロジーと違う」って気が付いたんです。それでfacebook経由で福島さんを紹介してもらって食事に行きました。

で、最初に会って話した内容は「名前を変えよう」だったんですけどね(笑。

CVRが平均10%ーー始まったGunosy Adsとコンセプト

TB:Gunosy Adsへの反響が大きかったですね

想像以上でしたね。CTRもそうですがCVRも従来型のアドネットワークに比較して10倍ぐらいのパフォーマンスなんじゃないかな。facebookがもしかしたら近い数字になる可能性もありますけど、今後はボリュームもしっかりと出るようにしようとさらに改良を重ねますよ。

TB:木村さんが考えるGunosyの広告とはどういうものでしょうか。

スマホ・メディアでの広告っていうのは「邪魔」だったりするじゃないですか。今回のGunosy Adsというのはスマホ広告に対する課題へのひとつの答えだと考えてます。

広告はやはりコンテンツの一部になるのがベストだと思うんですね。それで、その前提としてどうやってコンテンツと人が出会うべきか、という問題があるんです。音楽、書籍、情報、ありとあらゆるものがデジタル化する時代に、この狭い画面と人がどうやって効率的に出会うべきか。そのためにはやはり技術が必要なんです。

TB:アトランティスでもアド・テクノロジーについて取り組まれてきましたが、そういったものとGunosyでの取り組みではどういう違いがあるのでしょうか。

Gunosyはディマンド側(注:広告主側、枠を買う人)とメディア側のちょうど中間点に存在して、メディアの代わりにユーザーの情報を切り分けてディマンド側に教えてあげることができるんです。

DSPもSSPもまだまだ発展途上です。現時点でディマンドサイドは安く効率的な購入が可能になってきました。一方でメディア側は読者の属性データを十分に出せてないため、ただただ効率よく切り取られていくばかりになってしまっている。

(今回のGunosy Adsの高パフォーマンスは)本来はSSPがDSPにもっとしっかりと情報を出せば「安く買われる」ということがなくなるんだ、という証明のようなものだと思ってます。

メディアの提供するニュースから人の興味が理解できる立ち位置ですから、ニュースサイトを持っているメディアに代わって最適な広告表示をしたり、という可能性はありますね。

TB:従来アトランティスでは第三者配信でメディアに最適な広告表示を提供していたわけです。今度はスキームを変えて、積極的に情報の再構築をすることで最適な広告の表示を可能にしました。ただ、それだとユーザーとの会話が必要になってきますね。

(このスキームが成立するためには)Gunosyがユーザーのために働いているという信頼感が重要と思っています。適当な広告を適当に表示する、というのでは関係は構築できません。ひとりひとりのユーザーに対してプログラムがコンシェルジュとして働いているか、生活のための情報を提供しているか、そこが重要になると考えてます。

Gunosyとは一体なんなのか

TB:Gunosyって一体何者なんですかね?

Gunosyが現れたのは時代の流れなんです。PCにさわってた頃、それは家やオフィスといった場所にいる時間でした。今はどうでしょう、スマートフォンがあれば場所に縛られずずっとインターネットに接続ができるようになってしまったんです。

家やオフィスといった場所でのインターネット接続は主に目的がありました。つまり検索です。

しかし、そこから解放されて圧倒的に長時間繋がるようになってしまったため「目的のないネット接続」という新しい時間が生まれたんですね。

TB:なるほど。

Gunosy(グノシー)

そこで成長したのがソーシャルです。でもこれは人的で効率が悪い。重複した情報がスパムのように流れてきます。この次なんです。「目的がないけど興味がある」、そういう未知の情報が必要とされるようになったんです。

みんなはタイムラインで時間を潰しているようにみえて、この目的がないけど興味がある情報を探しているんです。その文脈でもっと効率のよいエンジンが必要になった。それがGunosyです。

なので、ニュースアグリゲーションというのは違ってて、目的のない時に、Googleのように人と情報を繋ぐ存在、それが答えになるんだと思います。

TB:ディレクトリ構造からクエリ検索、Amazonのようなレコメンド、そしてソーシャル、その次、というイメージ。

イメージとしてはGoogleよりはYahoo!だと思っています。ディレクトリ構造ではユーザーは無目的な時間を持っていても探すことはやはりできない。どうやって表に情報を出してタイムラインを作るか、ということになるんですが、当然並べればいいってもんでもない。数や絞り込み、コントロールが必要になるんです。

TB:Yahoo!の最適化というのは大きなキーワードですね。

(国内のヤフーも)やると思いますよ。今は事業的な課題から移せないのかもしれませんが、米国のYahoo!はすでにタイムラインを導入してますしね。ただ、推薦という意味ではいかにユーザーデータを持っているかということが重要になりますよね。ゆるいソーシャルグラフがないとつまらなかったりしますし。

ーー競合との戦い、起業の現場に復帰した木村氏の想いとは。後半は明日公開。

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Gunosyが広告を開始へーーテストCVRは平均10%越え、10月には100万インストール突破も

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Gunosyは11月1日、パフォーマンス型広告の「Gunosy Ads」を11月5日から開始すると発表している。Gunosyユーザーの興味関心データに基づいた25のクラスタに対して広告配信が可能で、各ユーザーにパーソナライズされた話題の画面に表示されることになる。販売はCPC(クリック課金)としている。 また今日公開になった広告資料によれば、Gunosyは10月6日に100万インストールを達成した…

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Gunosyは11月1日、パフォーマンス型広告の「Gunosy Ads」を11月5日から開始すると発表している。Gunosyユーザーの興味関心データに基づいた25のクラスタに対して広告配信が可能で、各ユーザーにパーソナライズされた話題の画面に表示されることになる。販売はCPC(クリック課金)としている。

また今日公開になった広告資料によれば、Gunosyは10月6日に100万インストールを達成したことも明らかにしている。

gunosy.co.jp_downloads_salessheet.pdf

Gunosyが広告を開始するーーこれには二つの意味合いがある。ひとつは新しいニューステクノロジーのビジネスモデル、特に広告パフォーマンスが明らかになるということ。そしてもうひとつは、共同代表としてスタートアップの現場に戻って来た元アトランティス、木村新司氏の本格始動だ。ご存知の通り、木村氏は国内アドテクノロジーの第一線で戦って来た人物だ。

そして早速、少し目を疑う結果に驚く。下のグラフを見て欲しい。

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既にGunosy Adsはテストマーケティングを10月に開始しており、ソーシャルゲーム、オンラインコマースなどの商材で配信を実施していた。その時のパフォーマンス結果がこれだ。CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン)共に見たことがない数字が並んでいる。CVRに至っては平均して10%を超える結果だ。

残念ながらImpressionなどの母数は非公開という条件でこのグラフの提供を受けているので、全体量が増えた時にどういう結果になるのかはまだ未知数だが、いろいろ割り引いてこの情報を見たとしても、大変興味深い結果であることは間違いない。

gunosy.co.jp_downloads_salessheet.pdf 3

本件に関連して木村氏に、今後のGunosyの戦略や広告への考え方、個人投資家、起業家として現場に復帰したことなどをインタビューしてある。近日中に公開する予定だ。

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Gunosy共同代表取締役に元アトランティスの木村新司氏が近く就任へ

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本稿は、現在大阪で開催中の招待制カンファレンス「B Dash Camp 2013 in 大阪」の取材の一部だ。 9月末で退社し、その動向が気になっていた個人投資家、連続起業家の次の注力事業がニューステクノロジーであることが分かった ニュースレターの購読 注目すべき記事、世界のスタートアップシーンの話題、BRIDGE 主催のイベントに関する情報をお届けします! Sign Up B Dash Camp…

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本稿は、現在大阪で開催中の招待制カンファレンス「B Dash Camp 2013 in 大阪」の取材の一部だ。

9月末で退社し、その動向が気になっていた個人投資家、連続起業家の次の注力事業がニューステクノロジーであることが分かった

B Dash Campのセッションで登壇した元アトランティス創業者の木村新司氏の肩書きが「Gunosy」となっていたので本人にインタビューしたところ、「お互いの得意分野を高め合って支え合っていきます」(木村氏)と、現在代表取締役の福島良典氏と共に共同代表へ就任することを教えてくれた。

木村氏といえば2011年1月のGREE子会社化のニュースが思い出される。この時のスタートアップ買収金額はここ数年でも上位に入る。

GREE傘下にてアドネットワーク事業の推進に尽力する傍ら、FX Cameraを運営するビットセラーやWantedlyにモバイルペイメントのCoiney、そしてこのGunosyなどに個人投資家として経営に参加するなど、起業家育成、新しい事業への意欲もみせていた。

ニューステクノロジーは最近動きが激しく競争も激化している。本件については近く詳しく木村氏、福島氏に取材するつもりだ。

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スマデバ時代のニュースアプリ4本を比較ー私はこう組み合わせて使ってます

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スマートデバイスの普及に合わせて、いわゆる「ガラケー」時代に比べてニュースの取り方、特に一度に取得できる情報量に大きな変化があった。さらにソーシャルメディアの隆盛で情報の取捨選択がキーになりつつあることはこれまでにも何度か書いてきた。 テクノロジーでこの情報取捨選択の課題を解決しようとしてきたプレーヤーに対し、先日公開されたNewsPicksが専門家による人力キュレーションという新たなアプローチを…

スマートデバイスの普及に合わせて、いわゆる「ガラケー」時代に比べてニュースの取り方、特に一度に取得できる情報量に大きな変化があった。さらにソーシャルメディアの隆盛で情報の取捨選択がキーになりつつあることはこれまでにも何度か書いてきた。

テクノロジーでこの情報取捨選択の課題を解決しようとしてきたプレーヤーに対し、先日公開されたNewsPicksが専門家による人力キュレーションという新たなアプローチを持ち込んだのはお伝えした通りだ。

では、どれが最適解なのだろうか。

結論から言えば、これらを組み合わせて使うことで、適切な情報収集が可能になるのではないかと思っている。全体の比較と共に私の利用方法も含めて休日のコラム代わりにお届けしたい。

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玉石混交から「玉」のニュースを探してくれる4つのサービス

現在ニュースアプリはどれほどの数がリリースされているのだろうか。また機会があれば全体像を探ってみたいが、ここでは単なるRSSリーダー(メディア側でアグリゲーションしているもの)を除き、テクノロジーもしくは特徴的なアプローチでニュースを「編集」しようとしているサービスを取り上げている。すなわちこの四つだ。(ご意見があればぜひコメントください)

特に「私が」情報収集に大切と考えている比較ポイントは次の通りだ。

1:どのような方法で情報を絞り込んでいるか
毎日飛んでくるニュースを「ざっくり」とフィルタして、読める分量に減らすことが必要になる。
2:いつ配信してくれるか
「いつでも読める」は実は結局読まないことが多い。日常の情報収集リズムをどう作るか。
3:何本読めばいいか
「いつでも読める」と同じく「いくらでも読める」というのは結局、読まなくなってしまう。
4:カスタマイズが可能か
取得する情報の質を自分で変えられるかどうか。

トップページに見る4つのサービスの違いと私の使い方

各サービスのスマートフォンアプリの画面を眺めると、特徴がよくわかって興味深い。

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SmartNewsは「今、話題」になっていることが8記事だけ並ぶので、ぱっとみて例えば丁度スクリーンショットにあるような台風の話題などをピックアップするのに使っている。やはり移動時に使うことが多い。

GunosyとVingowは画面やパーソナライズこそ似ているが、配信のタイミングが決められているGunosyと、いつでも見れるVingowという分け方ができるので、Gunosyの朝と夕方の定期便で気になる25本をチェックして、それ以外にも時間がある時にVingowでパーソナライズされたニュースをチェックしている。この時、Vingowの要約機能は便利。

特にGunosyはこの25本に「ビンゴ」のニュースがなくとも、なんらか気になるキーワードがあればお気に入りにして後で調べるなど、インプットの助けにしている。(逆にシェアはほとんどしない)いわば、キーワード発見ツールといえばいいだろうか。

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NewsPicksはリリース時に少し辛口のレビューを掲載してしまったが、それ以来ずっと使っているニュースアプリのひとつになっている。Twitterのリストに似ていて、気になる人がピックアップしたニュースしか流れてこない。しかもTwitterと違って余計なアップデートはないので、純粋に経済ニュースだけ取得できる。

私はあえてNewsPicks内で取得できるニュースのRSSをフォローせず、経済通だけの情報を取得するようにしている。

人力なのでその人たちがアップデートしなければニュースは動かないが、速報性よりもその経済通がたまに付けるコメント(メモと言った方が正しいかな)が理解する上で、役に立つので便利だ。使い勝手等の部分についてはレビューでも書いたので若干チューニングが難しいが、今後のアップデートによってはなくてはならないツールになりそうだ。

まとめると、「速報のSmartNews」「キーワード収集のためのGunosy、Vingow」、「理解のためのNewsPics」という使い分けになるだろうか。NewsPicksは特にコメントに期待したい。もちろん、これ以外にもニュース系サービスやアプリはゴマンとあるので、もしこれはといった効率的な情報収集方法があれば、コメントなどでぜひ教えて欲しい。

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ニュースキュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」に待望のiPad版が登場

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情報量が爆発的に増えている中、人は効率のよい情報収集を求めている。これまでSd Japanでは、こうした状況のソリューションとなりうるニューステクノロジーについて、何度か記事にしている。 そんな中、ニューステクノロジーのサービスのひとつとして注目を集める「Gunosy(グノシー)」は、本日iPad版アプリをリリースした。Gunosyは、TwitterやFacebook、はてななどの行動のアクティビ…

gunosy ipad

情報量が爆発的に増えている中、人は効率のよい情報収集を求めている。これまでSd Japanでは、こうした状況のソリューションとなりうるニューステクノロジーについて、何度か記事にしている

そんな中、ニューステクノロジーのサービスのひとつとして注目を集める「Gunosy(グノシー)」は、本日iPad版アプリをリリースした。Gunosyは、TwitterやFacebook、はてななどの行動のアクティビティを分析し、その人にあったニュースを1日に一回メールで配信するサービスだ。以前、Sd JapanではGunosyの開発者3人にインタビューをおこなっている。

Gunosyは2011年10月にサービスをリリースし、同年5月にサービスリニューアル、今年の1月末にはiPhoneアプリをリリース。iPadアプリはサービスのリリースから2年弱ほど経ってのリリースとなった。

iPad版アプリでは、メール等でユーザに配信されるそのユーザに向けた記事を一覧できる画面が表示され、読みたい記事をタップすると、横にスライドしてその記事を表示させる。さらに右にスライドさせると、その記事を見た人がほかに見ている記事のリストが表示される。これはiPhone版にはなかった機能だ。

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タブレットとニュースの相性は良い。筆者はiPad miniを使用しており、情報収集用にも使用しているので、GunosyのiPad版は待ち望んでいた。GunosyのiOSアプリはこちらからダウンロードできる。

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GunosyがメジャーアップデートーーUIにフラットデザインを取り入れ、リブランディングを目指す

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東大の学生エンジニア集団が立ち上げた、情報を集約し最適化して届けるキュレーションサービス「Gunosy」がバージョン2.0をリリースした。Gunosyは、登録するとユーザが求めている情報を解析し、最適な情報を届けてくれる。 以前、Sd JapanではGunosyのスタートメンバーへのインタビューも行なっている。どういった想いでこのサービスを開発しているのかは、こちらの記事を読んでいただくのがいいだ…

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東大の学生エンジニア集団が立ち上げた、情報を集約し最適化して届けるキュレーションサービス「Gunosy」がバージョン2.0をリリースした。Gunosyは、登録するとユーザが求めている情報を解析し、最適な情報を届けてくれる。

以前、Sd JapanではGunosyのスタートメンバーへのインタビューも行なっている。どういった想いでこのサービスを開発しているのかは、こちらの記事を読んでいただくのがいいだろう。

[インタビュー]情報の新しい流れをつくりたい–東大のエンジニア集団が立ち上げた次世代マガジンサービスGunosy

こうしたマインドを持った彼らが行ったメジャーアップデートにより、以下の変更が行われた。

      ・見やすい爽やかなデザインに変更
      ・「あわせて読みたい記事」の機能追加
      ・メールアドレスのみでの登録開始

UIデザインを担当したのは、UIデザイン会社のGoodpatch。彼らは自社のブログでUIのリニューアルについて触れている(ちなみにこの記事もGunosyでレコメンドされた)。そこから引用させていただき、今回のUI改善のポイントをピックアップしてみる。

Gunosyを支えるUIデザインチームに聞く、Gunosy2.0リニューアルの背景とこれから

これまでは色合いは紺色で重めの男性的なデザインでした。最初のターゲットはアーリーアダプターやギークだったし、実際にスタート時は女性のユーザーはかなり少なかったのでそれでも良かった。

だけど、これからGunosyっていうサービスをもっと広め、年内にユーザーを100万人にするためには、女性もターゲットに入れて考えていかなければいけない。そこで裾野を広げるために白を基調に作り替えたいと思って、今回全面的にUIをリニューアルすることになりました。

一番多くの人が持っているであろうメールアドレスだけで登録が可能になったこと、アイコンやUIのカラーを変更し、女性にとっても抵抗感の少ないものにしたことなど、機能面の改善と、UIの改善は、さらに多くの人に使ってもらうためのサービスとなるために必要なものだ。

gunosy ui

フラットデザインを採用したUI

変更されたUIは、今話題になることが多いフラットデザインを採用している。フラットデザインについて簡単に述べると、ボタンを立体的に見えるようにしたり、テクスチャを使ったり、エフェクトをかけて動きがでるように近いなど、”リアル”に近づけようとするものとは反対のものになる。

フラットデザインはいまだ明確な定義はないが、ミニマルなデザインという考え方に近く、レイアウトやタイポグラフィなどを活かしやすいデザインとなるため、情報が整理しやすく、パッと見て理解してもらいやすくなる。Gunosyのような情報を伝えるサービスにとっては良いデザインではないだろうか。(フラットデザインについては最近ではこちらの記事がよくまとまっている。)

このことについても、goodpatchのチームは言及している。

フラットにしたかった理由はしっかりとあったわけじゃないけど、Gunosyはメディアなので、写真と文字のコンテンツが一番良く見えて、それ以外を抑えたかったんです。ユーザーに最適な情報を届けるのだから、見せ方も最適にしたいし、記事を邪魔しないUIにしたかったので、そう考えるとフラットを採用してよかったと思います。

ブランドの再構築

今回のアップデートは、さらに使いやすいサービスとする目的もあったとは思うが、それ以上にリブランディングの目的が強いように思える。筆者も、これまでGunosyは情報を積極的に集めたいと思っている人、エンジニアの人など、ギークと呼ばれるそうだったり、アーリーアダプター向けのサービスだという印象を持っていた。

サービスとしてさらに成長していくためには、その領域で受け入れられるだけではなく、さらに多くの層に受け入れられることが必要になってくる。そうするとこれまでの色合いやUIでは課題が残る。それを今回のアップデートによって解決を狙った。さらにリーチする層を広げたいのであれば、今後は打ち出すポイントやサービスのタグラインなども変更することも必要になるかもしれない。

見せ方の部分や読みやすさが改善されれば、後は読むことのできる情報の質だ。筆者のところにも毎日Gunosyからメールが配信されてくるが、筆者にとっては今のところ25記事中2、3本読みたいと思う記事があればいいかな、という状態だ。データが蓄積されていけば、精度は上がっていくと考えられるので、今後どのように精度を上げていってくれるのか、楽しみに待ちたい。

GunosyのiOSアプリはこちらから、Android版はこちらからダウンロードできる。

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ニュースキュレーションサービス「Gunosy」がiPhoneアプリをリリース、より便利になった「あなただけのパーソナルマガジン」

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ニュースキュレーションサービス「Gunosy」が、このたびiPhoneアプリをリリースした。 Gunosyは、TwitterやFacebook、はてななどの行動のアクティビティを分析し、その人にあったニュースを1日に一回メールで配信するサービスだ。開発をおこなっているのは、福島良典氏(東京大学工学研究科システム創成学科専攻修士2年)、関喜史氏(同大、工学系研究科技術経営戦略学専攻修士2年)、吉田宏…

Gunosy for iPhone

ニュースキュレーションサービス「Gunosy」が、このたびiPhoneアプリをリリースした。

Gunosyは、TwitterやFacebook、はてななどの行動のアクティビティを分析し、その人にあったニュースを1日に一回メールで配信するサービスだ。開発をおこなっているのは、福島良典氏(東京大学工学研究科システム創成学科専攻修士2年)、関喜史氏(同大、工学系研究科技術経営戦略学専攻修士2年)、吉田宏司氏(同大、工学研究科技術経営戦略学専攻修士2年)の3人で立ち上げ、2011年10月にサービスをリリース。

その後、順調にユーザは増えていき、2012年5月のリニューアルでレコメンドのアルゴリズムとUIを改良。現在では、4万人以上ものユーザ数となっている。以前、開発者の3人に、2012年5月のリニューアルのタイミングでSd Japanでもインタビューをおこなった。あれから約半年がたち、日々サービスの改善を繰り返し、今回のiPhoneアプリのリリースに至る。

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今回のiPhone版アプリのリリースは、これまでGunosyユーザからも要望が高かったもの。大学院に通う3人は、もともと自分たちが専攻しているデータマイニングの研究の一貫としてサービスを立ち上げた。しかし、ユーザ数の向上や多くのニーズをヒアリングし、Gunosyを正式に運用し、多くの人たちに情報を届けるサービスへと展開していきたいと決意。2012年11月にはGunosy,Inc.として会社法人を設立。ティザーサイトとして公開したGunosy CareerとGunosyの2つのサービスを主軸に、サービスを展開していく。

「自分にとって有益な情報を集めることの重要性が高まってくる時代の中で、従来の方法とは違うやり方で効率よく情報を得られるものをつくることを目的としている。普通の人が日常的に使え、もっと情報に対する意識を向けてもらえるための使いやすいツールにこれからしていきたい」。

Gunosyを本格的にサービスとして展開していくことで、今までとは違う情報収集に対する意識をもってもらいたいと、福島氏は語る。

情報収集のあり方を変えていくGunosy

今回のリリースで、PC版とiPhone版の両方でGunosyが使えるようになる。これまで1日一回、指定した時間にメールでニュースを届けるスタイルにGunosyはしているが、このスタイルは変えず、より個々のニュースを読みやすくするためのツールとしてiPhone版があると語る。

「一日一回のメールでの配信で、Gunosyが日常に溶け込む体験を提供できるようになった。しかし、これからモバイルで利用するシーンが増えてくるからこそ、読むことに特化したものとしてアプリを使ってもらいたい。Gunosy体験としてのメールと、しっかり読んで情報収集するためのアプリ。この2つによって、より日常的にGunosyを使ってもらいやすくなる」。

アプリを立ち上げると、リーダーアプリのようにGunosyでこれまでレコメンドされたニュース記事の一覧を見ることができる。そこから個々の記事のリンクへ飛ぶこともでき、またTwitterやFacebookなどの個々のソーシャルメディアなどへのシェアも可能だ。

ニュースや情報を集めることがもっと当たり前になってほしいーそんな思いがGunosyにはこめられている。ウェブに精通した一部の人たちではなく、より一般的な人たちにも使えるための環境をつくっていきたい、と3人は語った。

今後は、ユーザ数を100万人までに目標をおこない、サービスの満足度を向上させていく。また、iPhone版だけでなくAndroid版のリリースも計画している。今後の情報収集のあり方を変え、次の時代のパーソナルマガジンを目指すGunosy.PC版iPhone版(iTunesリンク)をぜひチェックしてもらいたい。

Gunosyを開発している福島氏(左)、吉田氏(中)、関氏(右)
Gunosyを開発している福島氏(左)、吉田氏(中)、関氏(右)

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