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オンライン家計簿「Zaim」のウェブ版が正式リリースーースマホ、タブレット、ウェブでの統合的な家計管理が可能に

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先日、ZaimがAndroid版の新機能を発表した際に、簡易ウェブ版についても少し触れた。GW明けの本日、5月8日、Zaimはタブレット・PCからの閲覧に最適化したウェブ版を公開。ウェブ版単体でも利用できるのはもちろん、すでに公開済みのiOS・Android版のアプリとも同期が可能となっている。 ウェブ版の正式リリースによって、4月にリリースしたカメラ撮影からレシート自動読込が可能な機能を使って、…

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先日、ZaimがAndroid版の新機能を発表した際に、簡易ウェブ版についても少し触れた。GW明けの本日、5月8日、Zaimはタブレット・PCからの閲覧に最適化したウェブ版を公開。ウェブ版単体でも利用できるのはもちろん、すでに公開済みのiOS・Android版のアプリとも同期が可能となっている。

ウェブ版の正式リリースによって、4月にリリースしたカメラ撮影からレシート自動読込が可能な機能を使って、スマートフォンから簡単に入力を行い、ウェブ上から詳細を分析するなどの活用が可能となる。

ウェブ版Zaimの入力には「キーボードモード」と「タップモード」が搭載。キーボードモードは、キーボードだけで素早く入力が可能となっており、タップモードはクリックやタッチだけで入力できるよう設計されている。これにより、PCからだけではなく、iPadなどのタブレットからも、手軽に入力できるオンライン家計簿としてZaimの利用ができるようになった。

このあたりのどのデバイスからも使いやすいサービスとなるための対応には、Zaim代表の閑歳孝子氏のサービスに対する考え方が現れているように思う。

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ウェブ版は見やすく、カラフルなインタフェースとなっており、円グラフや日付別のグラフによって、支出入の比較等が可能になっている。まずは手元にあるスマホで、お金を使った直後に入力だけ行い、あとからウェブ版で整理、分析する、という使い方がよさそうだ。

今後は、蓄積される店舗データの分析や、他のユーザーとの比較など、Webとアプリが連動することによって可能となる機能を充実させていく予定だという。

日本には小規模ビジネス向けの会計クラウド「Freee」や、自動でクレジットカードの利用状況や銀行の残高の同期を可能にした「Moneytree」などもあるし、オーストラリアには個人向けの会計管理サービス「Pocketbook」があり、オンライン個人資産管理サービス「Mint」などもある。

私たちの資産管理は今後どのようになっていくのか、チェックしていきたい。

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家計簿サービス「Zaim」がレシート読取機能をAndroid版アプリにも追加し、簡易ウェブ版も静かに公開

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英語版でもZaimのニュースを掲載してます。 無料のオンライン家計簿サービスZaimが、先日iOS版に搭載した新機能、レシートの読み取り機能をAndroid版にも追加したと本日発表した。 同機能は、今月にリリースされたばかりのiOS版Zaimに搭載されているレシート自動読取り機能の Android 版。レシート自動読取り機能を利用することで、より手軽に家計簿が入力が可能になる。 今回のリリースに合…

zaim android ui

英語版でもZaimのニュースを掲載してます。

無料のオンライン家計簿サービスZaimが、先日iOS版に搭載した新機能、レシートの読み取り機能をAndroid版にも追加したと本日発表した。

同機能は、今月にリリースされたばかりのiOS版Zaimに搭載されているレシート自動読取り機能の Android 版。レシート自動読取り機能を利用することで、より手軽に家計簿が入力が可能になる。

今回のリリースに合わせ、ZaimはAndroid 版アプリのデザインをリニューアル。Android 4系のユーザーインタフェースにのっとってデザインを一新し、安定・高速化した。

また、まだ発表はされていないが、簡易ウェブ版も公開されており、こちらからPC上でもZaimにアクセスすることができるようになっている。

プロフィールの設定画面ではカバーフォトの設定なども可能になっており、カスタマイズすることが可能だ。簡易ウェブ版の画像は以下のようなもの。

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iOS版、Android版の入力の手間が大きく軽減され、ウェブ版でPCからもアクセスが可能になってますます管理がしやすくなったZaim。Android版はこちらよりダウンロードすることができる。

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家計簿アプリ「Zaim」に新機能が追加ーーiOSのカメラでレシートを撮影して自動読取り入力が可能に

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家計簿アプリZaimが本日、iOS版のアプリに無料のレシート自動読取り機能を追加したことを発表した。 これまではZaimのアプリをiPhoneやiPadから利用しようとした場合、入力する金額や使用した内容を手動で入れる必要があった。今回の機能追加により、レシート自動読取り機能の利用が可能になり、入力の手間が軽減される。 レシート解析システムには、スマートフォン向けレシート解析システムで日本最大手と…

Zaim

家計簿アプリZaimが本日、iOS版のアプリに無料のレシート自動読取り機能を追加したことを発表した

これまではZaimのアプリをiPhoneやiPadから利用しようとした場合、入力する金額や使用した内容を手動で入れる必要があった。今回の機能追加により、レシート自動読取り機能の利用が可能になり、入力の手間が軽減される。

レシート解析システムには、スマートフォン向けレシート解析システムで日本最大手となるアイエスピーの技術を採用している。同システムは、アイエスピーの調べによると、平均認識率が96%と高い精度を誇っているそうだ。

レシート読取りに関連する機能としては、電話番号、合計金額、購入品目、日付の認識、店舗名の取得、カテゴリ・ジャンルの推定、支払い方法の補完などが挙げられる。

Zaimは今後、PC版やAndroid版でのレシート自動読取り機能の追加を実施する予定。さらに、読み取り結果とユーザが入力した内容をアプリに自動学習させていくことで、読取り精度の改善とユーザの利便性の向上を図っていく。

ZaimのiOSアプリはこちらからダウンロードできる。

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Zaim、Makeleaps、Taxbird、会計系スタートアップのピッチ祭りにタイからのスタートアップも登場!【ライブブログ終了】

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Startup Datingが毎週水曜夜に開催している「Startup Dating Salon」。10月3日に開催されたサロンは、会計系のスタートアップ3社にお越しいただき、ピッチをしていただきました。 スマホ撮影で確定申告会計を簡単に まず最初にピッチしたのは先日、Startup Datingでも取材したtaxbird。アプリを起動してレシートを撮影すると、仕分けも行なって管理できるようにする…

Startup Datingが毎週水曜夜に開催している「Startup Dating Salon」。10月3日に開催されたサロンは、会計系のスタートアップ3社にお越しいただき、ピッチをしていただきました。

スマホ撮影で確定申告会計を簡単に

まず最初にピッチしたのは先日、Startup Datingでも取材したtaxbird。アプリを起動してレシートを撮影すると、仕分けも行なって管理できるようにするというサービスだ。すると、確定申告時期に帳簿をダウンロードして、書類を作成すれば確定申告を完了させることができる。

ずっとフリーランスで活動していて、確定申告の大変さを感じていた乾氏。彼が確定申告をもっと簡単なものにするために、Macには会計用のソフトがないという問題を解決するためにサービスを開発した。

まだサイトに情報を掲載されていないが、サービスリリース時は月額の料金を払うことでサービスを利用できるようにしていた部分を、基本の利用料金を無料に変更するという。そのかわりにプレミアムプランを用意し、そのプランのユーザには、レシートの郵送をしてもらえば登録を代行するサービスを提供する予定だそうだ。

見積・請求書オンラインサービス

続いてピッチを行ったのは見積・請求書オンラインサービス「Makeleaps」のJason氏。先日、請求書、見積書作成・管理ツールの「Noroshi」から事業譲渡を受け、現在、日本全国各地の数千のフリーランス、中小企業が利用しているサービスとなっている。モバイルにも対応しており、どこからでも請求書を送ることができるようになっている。たとえば、ハワイのビーチに座ってビールを飲みながらでも日本国内で請求書の郵送まで対応できるそうだ。

税理士、会計士、弁護士、行政書士、ビジネスコンサルタントなどと積極的にパートナーシップを組むなど、新規顧客の開拓、サービスの信頼度を高めるアプローチも進めている。そのほかにも、最近マスコットキャラクターも作成し、キャラクターを利用したコンテンツマーケティングにも力を入れているそうだ。

プランもビジネスの規模に合わせて選ぶことができるようになっているので、請求書の管理につかれてしまったという方は、無料で10分のデモを体験できるそうなので、まず体験してみてはいかがだろうか。

無料の家計簿アプリ

最後にピッチしていただいたのは、最近、会社化したクラウド家計簿サービス「Zaim」を開発している閑歳孝子さん。以前、Startup Datingにも「【ゲスト寄稿】ずっと使われるサービスを作るうえで、大切にしている3つのこと」という記事を寄稿していただいた。

Zaimをつかって家計簿の管理を行うと、自分と似たお金の使い方をする人や、ユーザ内でのランキング、日本全国でどのあたりが出費が多いのかといったデータの比較が可能になっている。基本的な機能はサービスをリリースした当初からあまり変わっていないという。リリースから1年が経ち、累計の入力数も1000万件を超えているそうだ。

興味深いユーザの継続率の傾向も紹介してもらった。男性よりも、女性が継続しやすく、女性のなかでも子どもがいない主婦が一番継続率が高いそうだ。夫婦の二人暮らしが一番継続率が高く、子どもの数が増えると継続率が下がるという。学生の継続率は低く、とくに親と同居してる学生の継続率は低い傾向にあるそうだ。男性のなかで継続率が高いのは職業が営業の人というデータもあるらしい。

今は、タブレットとスマホだけで利用できるようになっているが、今後はPCサイトでも利用できるようにしようと考えていると閑歳さんは語ってくれた。具体的な分析をするには、PCでも利用できたほうがいいという理由などからだ。

有料版の展開も考えており、レシートの撮影から登録できるようにしたり、Evernoteのようにオフラインで入力できる機能や、他のユーザと一部だけデータを共有したいというユーザに向けて提供していくことを考えているという。Zaimは会計の管理をきっちりとおこないたいヘビーユーザを対象と考えており、しっかりと会計管理したい人が、気持ちよくお金の管理ができるようにしようサービスを提供していくそうだ。

タイの建設業界向けのソーシャル・ネットワーク

お次に、タイのスタートアップ「Builk」のピッチ。「Builk」はタイの建設業界向けのソーシャル・ネットワーク。今年の6月にシンガポール国立大学(NUS)で開催された、アジア最大のテックカンファレンス Echelon 2012 に出場し、最優秀賞を受賞している。

Builkには建設プロジェクトの管理、自社宣伝、顧客管理などが行える機能が備わっている。サイト上で利用するアプリケーション、参加しているサプライヤーなどがスポンサーになっているため、サービスは建設業者に無料で提供される。これまでオフラインで提供されていたものを、オンラインにすることが同サービスの目標だ。銀行からの借り入れ、建設資材のサプライヤーからの仕入れまでも、一連的にオンラインで完結することを目指しているという。

来週のサロンはコマース系スタートアップを数社お呼びする予定。お楽しみに。

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【ゲスト寄稿】ずっと使われるサービスを作るうえで、大切にしている3つのこと

この記事をゲスト寄稿してくれたのは閑歳孝子さん。現在ユーザーローカルにてWebサービスの開発に携わる。日経BP社で専門誌の記者・編集を3年経験した後、知人が立ち上げた Web系ベンチャーに転職。ブログやSNSの自社パッケージ開発を手がけた後、2008年より現職でWebアクセス解析ツールの開発・企画・UI ・デザインなどを担当。 こんにちは、はじめまして、閑歳孝子(かんさいたかこ)と申します。株式会…

この記事をゲスト寄稿してくれたのは閑歳孝子さん。現在ユーザーローカルにてWebサービスの開発に携わる。日経BP社で専門誌の記者・編集を3年経験した後、知人が立ち上げた Web系ベンチャーに転職。ブログやSNSの自社パッケージ開発を手がけた後、2008年より現職でWebアクセス解析ツールの開発・企画・UI ・デザインなどを担当。


こんにちは、はじめまして、閑歳孝子(かんさいたかこ)と申します。株式会社ユーザーローカルにてアクセス解析ツールを開発する傍ら、個人制作としていくつかサービスを運営しています。最近リリースしたものとしては、クラウド家計簿サービス「Zaim」があります。

2011年7月にiPhone版、2011年11月にiPad版、そして2012年3月にAndroid版を発表。幸運なことに多くのユーザーに継続してご利用いただいており、合計して約11万ダウンロード、入力されたお金の情報は300万に達しました。特にApp Storeでは3月下旬頃からファイナンスの無料カテゴリにて1位をキープしており、とても励みになっています。

Zaimの開発で最も注力したこと

私がZaimを開発するにあたり、最も注力したのは「インターネット初心者でも楽みながら継続して使ってもらえるようにするには、どうしたらいいのか?」という点です。これはいわゆるユーザー・エクスペリエンス(UX)と呼ばれている分野でしょう。

私はインターネットがとても好きで、24時間中16時間はインターネットに接続しているような生活を続けています。このため、世界の大多数である「インターネットがそこまで好きではないけれど日常的に使っている人」の気持ちを忘れがちでした。そんな自分を律するためにも、提供するサービスは初心者に理解しやすく使い続けられるものを、と考えています。

そこで、作り手側の立場からZaimを設計するうえで何を大切にしていたのかを、この場で共有したいと思います。

大切なこと(1)初回の人をゴールまで必ず届ける

初めて目にしたアプリやWebサービスに触れてみて「あ、これは面白くないな」と感じたら再び使うことはあるでしょうか?私は、その可能性は限りなく低いと予想しています。それほどオンラインサービスにおいて、第一印象はミスできない大事なものです。ダウンロードしたけれど、使い方が分からずにアプリを閉じてしまうという事態は回避しなくてはいけません。そのためには、何としても初回でユーザーをサービスの「ゴール」まで連れて行く必要があります。

Zaimにとってのゴールは「家計簿を入力して、ご褒美のスタンプをもらう」です。そこで、スタンプをゲットするまでを一本道にすることにしました。具体的には下記のように、初回ユーザーにはダイアログを出して、入力フォームまで丁寧に誘導しています。

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初回ログイン時のダイアログ

通貨単位の設定画面へ強制的に遷移させるためのダイアログ

通貨単位を設定する画面


月に使える予算の設定画面へ強制的に遷移させるためのダイアログ

月の予算を設定する画面

入力を促すダイアログ (ios06.jpg)

 「ここをクリック!」のバルーンを表示してタップを促す (ios07.jpg)

カテゴリ一覧を表示

ジャンル一覧を表示

入力画面

完了画面にご褒美のスタンプを表示
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「入力する」への遷移(ios06.jpg, ios07.jpg)は、ダイアログを出た上に「ここをクリック!」というバルーンを表示するようにしました。インターネット中上級者のユーザーであれば、画面上にある「入力する」というタブは瞬時に発見できます。しかし、初級者はそうもいきません。実際リリース前にユーザーテストをしたところ、この場面で一瞬タップする場所を探す人が数名いました。しつこい程に「ここをタップしてください!」と促すことで、ユーザーの迷いを減らそうという意図があります。

初回の遷移にあえて通貨単位や予算の設定項目を入れたのは、こうした機能があるということをユーザーに告知するためでもあります。特に予算は、グラフの描画で基準となる値なので、「このアプリには予算という概念がある」ということをうっすらとでも理解してもらうためには必要なステップと考えました。

もしこのスタンプをもらうところまでいって辞めてしまうのであれば、そのユーザーとZaimは残念ながら相性が悪いのでしょう。もしくは、Zaimのサービスとしての力不足です。しかし、入力にすら到達せずに諦めてしまうユーザーがいるとすれば、本当にもったいないことです。その可能性を少しでも減らすために、初回ユーザーを掴む工夫は妥協すべきではありません。

大切なこと(2)キラリと光れば機能は少ない方がいい

次に大事にしているのは「初めから機能を多く作りすぎない」ということです。新しいサービスを設計していると「こんな機能もあった方がいいんじゃないか」「競合サービスにあるこの機能がないのは弱点ではないか」と不安になる場合が多々あります。しかし、こうした動機から考えつく機能にほとんど意味はありません。アイデアに自信がないことの裏返しです。それよりも「これがあるからこのサービスを使おう」と思ってもらえる、「キラリと光るポイント」を探すことが重要と考えています。

この件で非常に参考になったのは、シリコンバレーでフードスポッティングというサービスを立ち上げたアレクサ・アンジェイエフスキ氏のプレゼンテーションでした。彼女は著名なデザインコンサルタント会社のIDEO、デジタル系デザインコンサルティング会社Adaptive PathにてUXデザイナーとして活躍した後、起業しました。フードスポッティングが日本語化した2010年に来日しており、私は運良くそのプレゼンの場に立会えました。当時のスライドが SlideShare にアップロードされていますので、ぜひご覧下さい。

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このプレゼンで特にヒントになったのは「初回リリースのときに味気ないスポンジケーキを出してはいけない。カップケーキ、つまり小さくてもいいから完成していて、楽しくて、使えるものを作ろう」というスピーチでした。機能は少なくてもいいので光るものがあり、デコレーションされている状態でサービスを出すべきだ、ということです。

実際、本当に必要な機能であればユーザーから声があがるはずなので、その後に追加しても間に合います。Zaimの場合、初回リリース時には入力項目を編集する機能すらありませんでした。しかしユーザーインタフェースを気に入ってもらえたり、オンラインで他のユーザーと共有できる点などを評価していただき、編集機能を追加するまで待ってくれていたユーザーも数多くいたようでした。

大切なこと(3)一人ひとりを大事に。しかしユーザーの声がすべてではない

Zaimでは1日平均30通、アプリをアップデートすると50通を越えるフィードバックをいただいています。こうしたご意見・ご要望に一つひとつの返信していくのは、非常にサービス運用の助けとなります。多少時間はかかりますし、負担もそれなりにあるので、誰にでも勧められる方法ではありません。しかし、運営者がユーザーとともに成長していける点、一生懸命に使ってくれている人がいるという実感が持てる点は、何にも代えがたい経験です。またユーザー側も運営者を身近に感じてもらえれば、サービスに対して愛着を持ってくれるのではないか、という意図もあります。

しかし注意すべきなのは、ユーザーの要望に耳を傾けることと、実際に対応することはまた別である、ということです。ユーザーが望む方向性が、必ずしもサービスとして正しいとは限りません。Zaimの場合は上記で見てきたように、あくまでも初心者に近いユーザーでも満足し、使い続けられるものを作るというミッションに沿ったものを実装していく必要があると考えています。

「もっと、お金に、楽しさを!」というのが、Zaimのキャッチコピーです。暗い気持ちで節約するのではなく、もっとポジティブにお金と付き合う媒介になる、そんなサービスに成長していければと考えています。これからも改善していきますので、ぜひ試しに使ってみて下さい!


zaimのスケッチ

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スタートアップのプレゼン大会で気をつけるべき5つのポイント

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最近のスタートアップ企業を巡る盛り上がりもあり、ウェブサービスやアプリのプレゼン大会というのは年々増える傾向にあります。 私自身もWISHというウェブサービスのプレゼン大会を2009年から主催し、多くの企業の方々のプレゼンを見てきましたが、日本ではプレゼンの教育を受ける機会が少ないせいか、せっかくの良いサービスなのにもったいないと感じるプレゼンを見ることも少なくありません。 Photo by ko…

最近のスタートアップ企業を巡る盛り上がりもあり、ウェブサービスやアプリのプレゼン大会というのは年々増える傾向にあります。

私自身もWISHというウェブサービスのプレゼン大会を2009年から主催し、多くの企業の方々のプレゼンを見てきましたが、日本ではプレゼンの教育を受ける機会が少ないせいか、せっかくの良いサービスなのにもったいないと感じるプレゼンを見ることも少なくありません。

DSC05236Photo by koyhoge

私自身がサービス側でのプレゼンの経験があるわけではありませんが、プレゼン大会の主催者側の視点から、ここは気をつけた方が良いんじゃないかなと思うところをあげてみたいと思います。
(ちなみに、このポイントはあくまで日本の「プレゼン大会」向けであって、「投資家」向けのポイントではありません。念のため。)

ポイント1:「自分」を知ってもらう

いきなりウェブサービスのプレゼンという趣旨から外れてしまうかもしれませんが、個人的にプレゼンの冒頭でもったいないなと感じるのは、意外なほど「自分が誰なのか」を話す人が少ないことです。

プレゼン大会形式の場合プレゼン時間が10分とか5分というケースは少なくないですから、いきなりサービスの特徴をアピールしたい気持ちは良くわかります。

ただ、プレゼンの場、というのはあくまで人と人のコミュニケーションの一つ。自分がどういう人間かというのを聴衆に知ってもらい、「この人応援したいな」と感じてもらうのはプレゼンの入り口としてとても大事です。

人となりや理念・ビジョンに共感してもらえれば、サービスのアピール自体は不発に終わっても、プレゼンが終わってから声をかけてもらえる可能性が実は高くなるのです。

長々とプロフィールを説明する必要はもちろんありませんが、自分の人となりを少しでも感じさせるような逸話や説明を最初に入れるのをお勧めします。

ポイント2:自分たちが解決する「問題」を話す

これは2009年に来日したシリコンバレーの投資家として有名な500startupのDave McClureさんがStartup Weekend Tokyoで強調していたポイントです。

私たちはついつい自分たちのサービスの特徴や機能から話し始めてしまいがちですが、10分程度のプレゼンでいきなりそこから話し始めるのは危険です。何しろ聴衆はその機能が特徴的か合意してくれるかどうか分かりませんし、全く知識がなく理解してくれないかもしれません。

まず強調すべきは、現在存在する「問題」や「課題」です。

問題が存在し、それを解決する必要がありそうだという点で聴衆の共感が得られると、その後のサービス紹介もすんなりと聴衆に理解してもらえるようになります。問題に対する姿勢が明確であれば、聴衆側から適切なアドバイスやフィードバックももらいやすくなります。

ポイント3:インパクトのあるデモをする

当たり前のようで意外にトラブルが多いのがやはり「デモ」です。

プレゼン時間が短いため、リスクの高いデモはせずにパワーポイントだけでプレゼンを済ませるという方が多いのも事実ですが、個人的な印象から言うとやはりサービスやアプリのプレゼンイベントで「デモ」は必須です。

ポイント1と逆説的になりますが、プレゼンをするのは人間でも、実際に聴衆にアピールし、実際に聴衆に使ってもらうのはサービスやアプリ自体であり、サービスのデモを見せずにプレゼンだけに終始してしまうのは、映画の画像素材を見せずに口頭で映画の内容や魅力を説明しようとするようなものです。

また、デモをする際にも時間が短い中、基本機能から順番にすべての機能を見せようとする人がいますが、見せるべきは最も自信がある部分。壇上でダラダラと地味な機能を見せていくと逆効果になることも良くあります。

あなたの自身の作品であるサービスの良さが、短い時間でも聴衆の印象に残るように、是非周到に準備をして本番のデモに望んで下さい。

回線状態やブラウザのタイムアウトなどによるトラブルも良く起こりますから、動画で事前に撮影しておき、口頭で説明をかぶせていくというやり方もありでしょう。

ポイント4:すべてを説明しようとしない

5分や10分など、短い時間制限のプレゼン大会で良く発生するトラブルが、時間オーバーによる尻切れトンボや、短時間にすべてを説明しようとすることで詰め込みすぎでポイントが不明になるプレゼンです。

プレゼン大会のようなイベントでは、次から次に様々なサービスがプレゼンをしますから、実は全員の聴衆が冒頭から最後まですべてを聞き逃さないようにしっかり聞いているなんていうことはありえません。

細かいポイントを次から次に説明したところで、聴衆には一つも印象に残っておらず、なんだか難しいプレゼンだったという印象になるのが関の山です。

伝えたいポイントを理想的には一つ、多くても三つぐらいにしぼりましょう。プレゼンを聞いた人がワンフレーズだけでも覚えてくれるように、徹底的にそのポイントについてのこだわりをアピールすることに集中しましょう。

プレゼン後の名刺交換であなたの顔を覚えてなかった人が、名刺を見て「あ、○○のサービスですよね。」とそのフレーズを口にしてくれれば大成功です。

ポイント5:聴衆を味方につける

プレゼン大会ということで、普段の投資家向けプレゼンや記者発表会と少し意識を変えた方が良いのではないかなと、個人的に感じているのがこのポイント。
通常の投資家向けプレゼンや記者発表会では、自分たちのサービスの強みや特徴をアピールするために必要以上に強気にプレゼンをする必要があると思います。話を聞く側もプロで、プレゼンを聞くこと自体が仕事ですから、特徴や強みを明確に伝えるのは非常に重要です。

ただ、プレゼン大会のようなユーザー向けのイベント、特に日本のイベントでは、あまりに自分たちの成功や強みばかりをアピールしすぎると意外に聴衆が引いてしまったり、厳しい目で論理的な抜け穴を指摘されることが散見されます。

プレゼン大会のような見込ユーザーが多く参加するイベントでは、自分たちの強みをアピールするだけでなく、弱みや悩みをさらけだした方が聴衆が応援してくれるようになるケースが多々あります。

当然、競合相手に塩を送るようなプレゼンはする必要はありませんが、あえて聴衆に悩みを相談したり、お願いをしてみたりして、聴衆を味方につけられるように努力してみることをお勧めします。

ということで、5つのポイントをご紹介してみました。もちろん実際のプレゼンは、人の性格や雰囲気、サービスの特徴によって相当あるべき姿というのは違うと思いますので、いろんな人のプレゼンを参考にしてみるのも大事です。

最近は動画でプレゼンの様子が公開されているイベントも多いですから、是非いろいろと参考にしてみましょう。昨年のWISH2011に登壇した人たちの動画も下記にアップされています。

【WISH2011+】第2部プレゼンテーション – YouTube

例えば、大賞を受賞されたZaimさんのプレゼンテーションもこんな感じでみることができます。

ちなみに、プレゼン大会でプレゼンターの方々が意識しすぎかなと思うのが、プレゼン大会での表彰。もちろん、表彰されないよりは表彰されるにこしたことはないのですが、スタートアップの世界というのはオリンピックのように同じ競技で競争しているわけでもなく、勝者が一人しか生まれないわけではありません。

賞が取れて、プレゼンの機会以上にアピールできるのに越したことはありませんが、実はプレゼン大会に興味をもっているようなアンテナの高い人たちに10分程度とはいえ、しっかり話を聞いてもらえるチャンスをもらえることこそが、プレゼン大会でプレゼンする価値ではないかと思っています。

受賞の有無で一喜一憂するのではなく、プレゼンを通じて、一人でもファンを増やすことができれば、そのプレゼンは十分成功。

そんな心意気で是非プレゼンの機会にどんどんチャレンジしてみて下さい。

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日常の支払を管理・シェアできる iPhone アプリ「Zaim」

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【原文】 携帯電話で家計を管理するソリューションは数多く存在する。日本人エンジニアの閑歳孝子さんは、より興味深いソリューションをリリースした。iPhone アプリの Zaim である。 カテゴリ別にさまざまな支払を入力してゆき、次第に十分なデータが蓄積されると、Zaim のグラフィック機能で日々の支払習慣を分析できるようになる。しかし、Zaim にはさらに面白いひねりが加えられている。それは家計の…

【原文】

携帯電話で家計を管理するソリューションは数多く存在する。日本人エンジニアの閑歳孝子さんは、より興味深いソリューションをリリースした。iPhone アプリの Zaim である。

カテゴリ別にさまざまな支払を入力してゆき、次第に十分なデータが蓄積されると、Zaim のグラフィック機能で日々の支払習慣を分析できるようになる。しかし、Zaim にはさらに面白いひねりが加えられている。それは家計のソーシャル機能であり、データを友人と共有することができるのだ。

Zaim についてより深く知るために、メールを通じて閑歳さんと話をしてみた。

 

このアプリのアイデアは、どのように思いつきましたか?

日本で3年間、ウェブ分析ツールの開発に携わってきたので、大量のデータを扱うのが得意です。ギークではない人々のために、何かを作りたいと考えていました。TechCrunch.com に掲載された 2010年のすべての記事を確認してみたところ、取り立てて新しいサービスは無いことに気づいたのです。例えば、グルーポンは、共同購入をソーシャルにしたものでしかない。フォースクエアは、ロケーション・サービスを再考したもの。自分ができることを考えて、私は家計簿には再考の余地があると思いました。

金銭管理をソーシャルにすることで、どんなメリットがありますか?

何よりも楽しいことです。他人、特に自分に似た人たちが、どんな風にお金を使っているかを知りたい人は多いでしょう。お金を使う習慣を改善することで、Zaim は人々をより賢くしてくれます。

 

Zaim は無料アプリですが、レベニューモデルは存在しますか?

今のところ、このアプリからの売上はありませんが、ユーザから何らかの売上が得られるしくみを考えたいと思っています。たとえば、ユーザに家計を改善するアドバイスを提供してみるなど。

このプロジェクトは一人で切り盛りされているのですか? Teclosion 2011 では唯一個人で参加されていたように思いますが。

私は株式会社ユーザローカルに勤務しており、このプロジェクトは個人の活動です。しかし、多くの友人が手伝ってくれ、アドバイスもくれるので、私は一人ではありません(笑)。

Zaim の今後の計画、目標を教えてください。

このアプリを世界中に広めたいと思います。誰もがお金を使う限り、Zaim はすべての人に使ってもらえる可能性があります。私は注意深く Zaim を改善していきたいと思います。

 

もしあなたもこのアプリを試したいなら、 AppStore から無料で入手することができる。同様のカテゴリには、MINTDaytum などのアプリも存在する。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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