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次のパラダイムシフトは「ブロックチェーン」、a16zが仕掛ける“クリプト・スクール”が開講へ

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ピックアップ:Introducing a16z Crypto Startup School ニュースサマリー:米投資ファンド「Andreessen Horowitz(通称a16z)」は、10月に立ち上げたクリプト(仮想通貨)スタートアップ向けブートキャンプ「a16z Crypto Startup School」の書類受付を11月8日より開始すると発表した。応募リンクはこちらから。 同スクールはブロ…

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Image Credit: Andreessen Horowitz

ピックアップIntroducing a16z Crypto Startup School

ニュースサマリー:米投資ファンド「Andreessen Horowitz(通称a16z)」は、10月に立ち上げたクリプト(仮想通貨)スタートアップ向けブートキャンプ「a16z Crypto Startup School」の書類受付を11月8日より開始すると発表した。応募リンクはこちらから。

同スクールはブロックチェーン・クリプト事業参入を目指すスタートアップが対象となる。応募締め切りは12月6日。プログラムは来年2月から約7週間に渡って4月まで実施される。参加費用は無料だ。

カリキュラムは以下の通りであり、終了後にはDemo Dayが設けられ、各プロジェクトごとにピッチをおこなう。

  • What are Crypto Networks, and Why Do They Matter?
      (クリプトネットワークとその影響力とは)
  • Blockchain Computing Primitives: Cryptography and Consensus
    (
    暗号学とコンセンサスの全て)
  • Overview of Application Development Tools
    (ブロックチェーンアプリケーション開発)
  • Applications: Today and 2025
    (今日と2025年のアプリケーション)
  • Crypto Business Models
      (クリプト事業のビジネスモデル)
  • Cryptoeconomics
    (クリプトエコノミクス)
  • UX, Product Development and Security
    (UX、プロダクト開発とセキュリティー)
  • Go-to-market Strategy and Developer Relations
    (市場参入戦略とデベロッパーリレーションズ)
  • Community Participation and Governance
    (コミュニティー運営とガバナンス)
  • Regulatory Landscape and Considerations
    (法規制のこれから)
  • Guide to Fundraising
    (資金調達ガイド)

a16zはVC業界の中でも、積極的にブロックチェーン・クリプトスタートアップを支援していることで知られる。昨年6月には同社初となる3億ドル規模のクリプト特化ファンド「a16z Crypto」の設立もおこなっている。

話題のポイント:ブロックチェーン・クリプト系スタートアップが、大型の調達を完了することも全く珍しくなくなってきました。あらゆる業界で技術導入が始まったことから、2019年は「ブロックチェーン元年」であると耳にすることも増えてきました。

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Image Credit: a16z Crypto

今年4月にはステーブルコインの開発・運営を行う「Celo」が、a16z Cryptoなどより2,500万ドルの資金調達を完了させています。こうした事例から金融セクターを中心に投資が集まり出している状況といえるでしょう。

また、2019年はFacebookがLibraプロジェクトを正式に始めだしたこともブロックチェーン・クリプト業界にとっては大きな後押しとなっていることは間違いありません。一方、Libraを含め金融・ブロックチェーンに可能性があるからこそ、当局からの逆風があることはご存知の通りです。

業界に対してポジティブな視線、ネガティブな(カンパニーリスクマネジメントとして)視線を向ける対極の企業カルチャーが現れだしている今、a16zは100%ポジティブに同業界の未来を見ています。

a16zがブロックチェーン・クリプト業界にどの様な想いを抱いているのか、今回a16z Crypto Startup Schoolの設立に伴い、ジェネラルマネージャーのChris Dixon氏は以下のようなメッセージを残しています。

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Image Credit: a16 Crypto

気になったメッセージを以下に挙げておきます。

  • 10〜15年のサイクルで、新しい技術が世に生まれるのは歴史が証明している
  • 今日、新たな技術の誕生による大きなパラダイムシフトが起きようとしている。その中でも我々が(最も)注目しているのがブロックチェーンだ
  • ブロックチェーン:デジタルマネー、スマートコントラクト、分散型機関への活用
  • 様々な問題視をされる業界だが、それは市場への本格導入がまだできていないから。それを進めるのが私たちの役割だ
  • 7年の歳月を経て、クリプト・ブロックチェーン業界にチームで取り組んできた。市場にブロックチェーンを普及させる、これを達成するために私たちは惜しみなく今までの経験・知見を公開していく。その一つの手段として「a16z Crypto Startup School」が役立つだろう

Andreessen Horowitzがこれまで培ってきた7年の”経験”が、パブリックにシェアされることでより多くスタートアップが誕生し、メインストリームへ溶け込んでいく。そんな未来を作り出すことを本気で彼らが考えていることが大いに伝わってきます。

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a16zがニュースレターに注目する理由ーーメルマガ配信「Substack」が1530万ドル調達

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ピックアップ:Andreessen Horowitz Leads $15.3 Million Funding Round in Newsletter Publishing Platform Substack ニュースサマリー:ニュースレタープラットフォーム「Substack」は16日、シリーズAにて1530万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家をAndreessen Horowitz(…

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ピックアップAndreessen Horowitz Leads $15.3 Million Funding Round in Newsletter Publishing Platform Substack

ニュースサマリー:ニュースレタープラットフォーム「Substack」は16日、シリーズAにて1530万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家をAndreessen Horowitz(a16z)が務め、既存投資家のY Combinatorも参加している。

Substackは有料ニュースレターを、個人ブロガーやクリエイターが制作・配信することができるプラットフォーム。同社は2017年より運営を開始。現在は5万人以上の読者がクリエーターの配信するニュースレターを購読しているという。

また、BuzzFeedによればSubstackプラットフォームにおける上位12位のクリエイターは平均して年間16万ドルほどの収益を稼いでいると伝えている

話題のポイント:インターネットの黎明期からサービスとして存在していたEメール。今日でも、あらゆる場面で利用され続けているコミュニケーションツールです。例えばGoogleのGmailは設立から6年後の2004年から開始されたサービスで、今もまだ多くの方が利用していると思います。

一方で人間⇄人間のコミュニケーションは常に時代に即した形でアップデートされ続け、スマホの発展と共に「ソーシャルネットワークサービス」がEメールを代替とするものとして普及してきました。

ではなぜ、古典的なEメールを介した「ニュースレター」に今、世界的VCのAndreessen Horowitz (a16z)やY Combinator(YC)がこれだけ注目しているのでしょうか。それは、Eメールというサービスがインターネットの成長スピードに対して同レベルで追い付けていない状態が放置され続けていた、と考えるとすっきりするのかもしれません。

大きく2点に絞って両者を比較してみます。

まずは1つ目はコミュニケーションの質です。Gmailを例に挙げてみます。複数のアカウントを保有している方も多いかもしれませんが、最低でも1つの受信ボックスはどこで登録したかも思い出せないニュースレターやメールマガジンの未読が溜まっている状況も多く見受けられることも多いでしょう。

これはEメールという、どうしても一方通行なコミュニケーションが起因しているのかと思います。これに比較してインターネットのサービス(SNSなど)は双方向にコミュニケーションを取ることが前提として設計されていますし、それがインターネット上のコミュニケーション方法に最適化され、「インターネットらしさ」を出すことが可能なツールとなっています。

Substackのトップ画面には、あらゆる分野の個人クリエイターに対するサブスクリプション選択の場をひとまとめにし、個人対個人の世界観を作ることで、クリエイターと距離の近さを感じることのできる空間を作っています。これは、今まで企業や個人のサイト上で「Subscribe」ボタンを押していた感覚とは違い、双方向の感覚が強く残ることになります。

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次に表現の体験があります。インターネットサービスにおけるUI/UXは驚くべきスピードでユーザビリティーが向上しました。それに対し、Eメールは未だに白と黒をベースにする非常に単調な設計思想に留まっています。そのため、例えば同じニュースを読むにしてもインターネット上のメディアを通したスクリーンか、ニュースレター上のものかでは大きく満足度の面で違いが生じていました。

これに対してSubstackはクリエーターがコンテンツに集中できるようテクノロジーに精通してなくてもデザインが容易にできるようなサービスの提供もしています。そのため、送られてくるEメールは縦に長いスパムのようなものになることもなく、ウェブサイトと同様の体験を読者へ届けることが可能になっています。

Substackは「個人のメディア(Personal Media)」と表現されることもあります。この表現の仕方は非常に大切で、これからはたとえ企業に属していても一個人として活動できる場を上手に活用することは当たり前になっていくでしょう。同社プラットフォームには、今回投資家となったa16zのメンバーも執筆していたりと、「個人」という単位が重要な要素になっています。

こうして考えると、Substackは今まで「本」が提供してきた価値に近いものがあるかもしれません。どこの誰が執筆しているのかを明確にし、そしてそのコンテンツに対して読者は料金を払う。人間誰でも、世界の誰かに読ませたい「本」を出せる世の中にするために、Eメールのアップデートが外部から行われていきそうです。

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仮想通貨取引所の流出を防ぐLibraメンバー「Anchorage」の可能性ーーVISA・a16zから4000万ドル調達

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ピックアップ:Visa Pours Millions into Cryptocurrency Startup Anchorage ニュースサマリー:ブロックチェーンスタートアップ「Anchorage」は11日、シリーズBにて4000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はBlockchain Capitalが務めている。また、既存投資家のVISAとAndreessen Horowitz…

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ピックアップVisa Pours Millions into Cryptocurrency Startup Anchorage

ニュースサマリー:ブロックチェーンスタートアップ「Anchorage」は11日、シリーズBにて4000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はBlockchain Capitalが務めている。また、既存投資家のVISAとAndreessen Horowitz(a16z) も同ラウンドに参加している。

同社は機関投資家向けに暗号通貨のカストディーサービスを提供する、ブロックチェーン領域に特化したスタートアップ。Anchorageのカストディーモデルは生体認証を元に構築されており、一般的なコールドストレージ(コールドウォレット:オフライン状態)による保管より安全性・流動性に優れていることが特徴だ。

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同社および彼らの投資家でもあるVISA・a16zは、先月Facebookより発表があった世界共通通貨を作り出すプロジェクト「Libra」の創設メンバーでもある。

話題のポイント:暗号通貨を語る上で常に話が付きまとうセキュリティーの話。つい先日も、日本の暗号通貨取引所が管理していたホットウォレット(オンライン上のウォレット)が不正に流出するなど、機関投資家向けに限らず、暗号通貨を扱うためのセキュリティー改善が必須な状態です。

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ではLibraメンバーでもあるAnchorageが提供するカストディーサービスは、なぜ既存システムより「安全」な設計と主張しているのでしょうか。同社のサービスは「Smart Strage(スマートストレージ)」と呼ばれており、ホットウォレット・コールドウォレットのメリットはそのままに、デメリットの観点のみを排除した設計をしていると同社は説明しています。

Anchorage Official Medium

つまり、ホットウォレットのデメリットであるセキュリティーの脆弱性、またコールドウォレットの流動性の低さをカバーすることで「セキュアで流動性の高い」サービス設計を達成しているというわけです。同社のサービス根幹には、「Hardware Security Modules (HSMs)」というシステムが存在しています。

このシステムを深堀する前に注目すべきなのは、Anchorageのシステムがコールドウォレットよりも安全性が高い位置(右側)となっている点。これは、インターネットに繋がっていないコールドウォレットでも組織内部によるオペレーションミスで流出に繋がる不安があることを意味しています。

つまり、同社サービスの根幹にあるHSMsは内部オペレーションミスによる脆弱性対策を施したものというわけです。ただ、同社によれば一般的なカストディー機関では既にHSMsが導入されているとしており、同システムがAnchorageの優れている点であるというわけではなさそうです。

Anchorage Official Medium

同社は既存HSMsの問題点を上図で指摘しています。①~③のフローが示している通り、一度ハッカーがサーバーのアクセス権限を獲得しビジネスロジックを変更してしまうと、HSMsが完全に乗っ取られてしまい資産が容易に引き出されるということになります。では、Anchorageはこの問題をどう解決しているのか。下図がその仕組みです。

Anchorage Official Medium

同社のHSMsでは、事前にクライアントごとにquorumと呼ばれる、分散システムにおいてトランザクションを実行するために必要な人物を決定しておきます。つまり、トランザクションを実行するためには上図の②と③のフロー間において、事前に定めたquorumによる認証が必須となるわけです。

誰が認証権限を持つかは、資産を預けるクライアント側が最初の段階で決めることが可能で人数などもフレキシブルに設定できるそう。認証権限を持つユーザーは、各自がプライベートキーを所持し、並行して生体認証のステップを導入することでセキュリティーを二重に堅実なものとしているとしています。このフローに加え、Anchorageでは同社が独自に開発したトランザクションレビューを導入しています。仮にプライベートキー・生体認証を通したアクセスでも不正と判断されると、この段階でトランザクションは停止されられるというわけです。

同社はこのフローを構築することで、ホットウォレット・コールドウォレットを組み合わせたともいえる環境を作り上げています。現状、基本的には機関投資家に向けてサービスを展開していますが、FacebookのLibraプロジェクトの創設メンバーということも考えれば、Libraにおけるトークンとコラボレーションを進めることは明白です。

もはや、暗号通貨取引所がハッカーに資産を盗まれるニュースも「またか」となってきた今、Facebook・Libraがこの危機的状態を根本から変えられるのか、そういう視点でも注目しています。

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