ピックアップ:Amazon’s Alexa Fund Fellowship adds 14 more universities via VentureBeat ニュースサマリ:AmazonはAlexa Fund Fellowshipの提供範囲をMIT(マサチューセッツ工科大学)、ケンブリッジ大学、ダートマス大学など14の大学に拡大したことを発表した。参加する教育機関は、音声技術の新たなアプリケーシ…
ニュースサマリ:AmazonはAlexa Fund Fellowshipの提供範囲をMIT(マサチューセッツ工科大学)、ケンブリッジ大学、ダートマス大学など14の大学に拡大したことを発表した。参加する教育機関は、音声技術の新たなアプリケーション、会話型AIの開発推進、会話体験の作り方などを教育するための資金支援が得られる。
Google HomeやAmazonのEchoをはじめとして、スマートスピーカー市場は世界のコンシューマ向けテック製品の領域において、もっとも伸びている市場のひとつだ。分析調査会社 Canalysのリサーチによると、2018年の第一四半期には、これまでスマートスピーカー市場ではトップを走っていたAmazonをGoogleが初めて抜いたという。 Canalysの調査内容によれば、2018年第一四半期…
Google HomeやAmazonのEchoをはじめとして、スマートスピーカー市場は世界のコンシューマ向けテック製品の領域において、もっとも伸びている市場のひとつだ。分析調査会社 Canalysのリサーチによると、2018年の第一四半期には、これまでスマートスピーカー市場ではトップを走っていたAmazonをGoogleが初めて抜いたという。
世界の中でもこの市場が特に盛り上がっているのが中国で、アリババが開発したスマートスピーカー「Tmall Genie」は昨年7月にリリースされたばかりだが、既に200万台を売り上げており急速に伸びている。Xiaomiも同時期にスマートスピーカー Mi AIを、テンセントもTingtingをリリースしている。
本稿は、VR や音声インターフェイスなどの先端テクノロジーを活用した UX/UI 領域で事業展開している、WHITE の CEO 神谷憲司氏による寄稿である。 「AIスピーカーが私たち暮らしをどう変えるのか」をテーマに、主に海外先行事例やAIスピーカー界隈のスタートアップの紹介と、そこから予測される日本市場での活用方法などを解説していただく。 10月頭に Google Home が日本で発売され、…
本稿は、VR や音声インターフェイスなどの先端テクノロジーを活用した UX/UI 領域で事業展開している、WHITE の CEO 神谷憲司氏による寄稿である。
Google も、今年の4月にサードパーティー向けて Google Assistant SDK を公開した。家電・音響メーカーなど複数のサードパーティーが、Google Assistant を搭載する AI スピーカーを発表している。こちらも今後はスピーカーだけでなく、さまざまな家電・デバイスに組み込まれていくと考えるのが自然だろう。
そうすると今後、音声インターフェイスを使ったプロダクトを考える場合、「AI スピーカーの上で何をするか」ではなく、Alexa や Google Assistant などの音声認識エンジンをいかに使って、スピーカー以外のどんなプロダクトをつくるかが、一つのポイントになってくるのではないだろうか。
Alexaが動作するアマゾンのデバイス。左から、Echo Dot、Amazon Tap、Amazon Echo Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
読者はすでにご存知の方も多いと思うが、AI スピーカーがアメリカで急速に普及している。アメリカでは、2015年に170万台、2016年に650万台のAIスピーカーが売れた。2017年には2,450万台が出荷され、今年中に累計3,300万台の AI スピーカーが普及すると予測されている。数字を見ると、特に2017年の伸びが顕著だ。
「Amazon Echo」が米国で一般向けに発売されたのが2015年。その後、1年以上空けて2016年11月に「Google Home」が発売された。eMarketer が2017年5月に発表した市場シェア調査によると、先行した Amazon Echo が70.6%でトップ、Google Home は23.8%。その他のメーカーは、合わせても全体の5.6%にとどまる。さらに、2017年12月に Apple が「HomePod」をアメリカ、イギリス、オーストラリアから投入することを発表しており、その動向が注目される。
AI スピーカーは、私たちの暮らしをどのように変えるのだろう。これまでは、PC なら物理キーボード、スマートフォンならタッチパネルが入力のインターフェースだった。それに対する出力はモニター、すなわち視覚で捉えるのが普通だった。対して、AI スピーカーには音声で入力して、音声の出力を得る。想像したことはあったかもしれないが、これは誰も体験したことのない世界だ。だいたい、何を話かければいいのかも分からない。
LINE が発売したスマートスピーカー「WAVE」 Image credit: LINE
AI スピーカーには、各社が独自で開発する AI 音声アシスタントが搭載される。Amazon Echo には「Alexa」、Google Home には「Googleアシスタント」、Appleの HomePod は「Siri」、LINE の WAVE には「Clova」といった具合だ。
これら AI 音声アシスタントが、どういう入力に対して、どんなアウトプットをするのかを決めるのが、各 AI スピーカーに載せるコンテンツだ。スマートフォンにおけるアプリのようなものと考えるとイメージしやすいだろう。iOS に対して iOS アプリがあるように、Amazon の Alexa には「Skill」と呼ばれるコンテンツがあるというわけだ。
そのほか、これまでテキストによるチャットボットが対応してきたような「相談系」のコンテンツが、そのまま VUI(Voice User Interface)コンテンツ化する傾向も見て取れる。例えば、保険アドバイザーや、料理のレシピアドバイザーなどは人気のSkillだ。
こうしてみると、VUI は企業と生活者の重要なタッチポイントになりつつあることが分かるのではないだろうか。映画の宣伝のために、ゲームを「Skill」として提供したり、テレビ CM の音声を AI スピーカーに拾わせてそこから広告につなげる施策を行った事例などは、アメリカで話題を呼んだ。ブランディングやプロモーションに VUI コンテンツを利用しようとする企業は今後、増え続けると考えて間違いない。
AI スピーカーがユーザーから支持されるかどうかは、今後どのようなコンテンツが出てくるかにかかっている。この先1、2年は、日本でもさまざまな業種の企業が、VUI コンテンツの開発に走ることが容易に予想できる。そこでアメリカの事例を見ると、日本でどのような使われ方がされるのかの参考になるはずだ。
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The same guy who built the Amazon Echo just built the $700 magic juicer Malachy Moynihan氏は、AppleやCiscoで勤務してきたシリコンバレーのベテラン。前職では、「Amazon Echo」のハードウェアとファームウェアを開発するチームを率いていました。 Echoが発売されるよりも前に社を離れた彼が次に挑戦し…