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「パワープレイだけの市場はおもしろくない」、グーパのゲーム特化型クラウドファンディングサービス「クラウドライブ」にかける想い

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2014年9月、ゲーム特化型クラウドファンディングサービス「Crowdrive(クラウドライブ)」が始動することが発表された。 同サービスの運営に携わるのは、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとセガネットワークス、そしてアニメ特化のクラウドファンディングサービス「Anipipo(アニピポ)」を運営していたグーパだ。グーパは同日、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとセガネットワークスの二社を割当先と…

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2014年9月、ゲーム特化型クラウドファンディングサービス「Crowdrive(クラウドライブ)」が始動することが発表された。

同サービスの運営に携わるのは、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとセガネットワークス、そしてアニメ特化のクラウドファンディングサービス「Anipipo(アニピポ)」を運営していたグーパだ。グーパは同日、フジ・スタートアップ・ベンチャーズとセガネットワークスの二社を割当先とする第三者割当増資を実施したと発表している。

これまでイラストの受託などを行い、ブートストラップで活動してきたグーパが資金調達の実施と新サービスを発表。このタイミングでグーパ代表取締役社長兼CEOの平皓瑛氏に話を伺った。

グーパ代表取締役社長兼CEO 平皓瑛氏
グーパ代表取締役社長兼CEO 平皓瑛氏

「クラウドライブ」がスタートした経緯

平氏「最初のきっかけはサムライインキュベートの榊原さんから紹介していただいたことです。クラウドファンディングは資金調達ももちろんですが、資金調達の他にも、サイトに掲載されることによるプロモーションや、クリエイターとファンのつながりを生み出すなど、色々な面があります。こうした面にも着目し、クラウドファンディングを始めたいと考えていた二社に紹介してもらったことで今回の話がスタートしました。」

アニメ特化のクラウドファンディングサービス「Anipipo(アニピポ)」を立ち上げた際にも、クリエイターとファンとの架け橋となることや、クリエイター支援、エンターテイメント業界を盛り上げていきたいという想いを持っていたグーパと想いが一致し、「クラウドライブ」の話がスタートした。

平氏「ゲーム特化でクラウドファンディングを立ち上げるというミッションが私たちにマッチしていました。加えて、グーパはタイでも事業を展開していることもあり、アジア展開へのつなぎこみもやりやすいという面もあります。「クラウドライブ」を通じて、日本国内のゲーム会社のものを広げていきたいと考えています。

ゲーム会社はアニメ会社と比較すると体力があります。ゲームはアニメとの相性も良く、ゲーム業界を盛り上げることはアニメーション業界を良くするということにもつながると考えています。」

幅広いゲームジャンルを取り扱う

グーパチームのみなさん
グーパチームのみなさん

クラウドファンディングに掲載されるゲーム関連のプロジェクトはいくつも存在する。「クラウドライブ」ではどのようなゲームをイメージしているのだろうか。

平氏「「クラウドライブ」では、モバイルゲーム、コンソールゲーム、PCゲームなどから、ボードゲームまで、幅広く展開していきたいと考えています。海外のクラウドファンディングでも、ボードゲームのプロジェクトはかなりの人気となっています。」

ゲームとクラウドファンディングといえば、先日Makuakeがインディーズゲーム開発者を支援するプロジェクトを実施すると発表されていた。「クラウドライブ」で支援するクリエイターはどういった人々をイメージしているのだろうか。

平氏「最初に掲載されるプロジェクトは大手企業によるものを想定しています。名前が知られている企業のプロジェクトを掲載することでユーザを引きつけ、その後、インディーズ系のゲームを掲載していくことで、ゲーム好きなユーザに対してインディーズ系ゲームに注目してもらいやすい状況を作っていきたいと考えています。

ローンチ初期は3-5本から始め、サイトの改善を行い、ゆくゆくは掲載されるプロジェクト本数は月に5〜10本ほどになることをイメージしています。プロジェクトのタイプは、ゲームの開発資金自体を集めるものから、関連グッズの開発費用などゲームに関連したプロジェクトもいくつか立ち上がる予定です。」

マーケットリサーチを兼ねるクラウドファンディング

「クラウドライブ」が展開するのは日本国内だけにとどまらない。最初は日本語で展開し、早期の段階で英語にも対応する予定だという。また、いくつかのハードウェアのようにクラウドファンディングサービスをマーケットリサーチとして用いているように、「クラウドライブ」でもリサーチ的な活用を想定しているという。

もちろん、どんなプロジェクトでも掲載されるわけではない。

平氏「プロジェクトの掲載を判断する際に、プロジェクトの実行力と妥当性をチェックし、そのゲームがおもしろいかどうかはユーザの判断に委ねることにしています。実行力の判断軸は、業界関係者への裏取りや、やる気の有無、過去の事例などです。」

ユーザが楽しめるゲームを送り出したい

平氏「資本力を大量に投下するパワープレイだけでの市場はおもしろくありません。「ユーザが楽しめるものはなんだろう?」それを追求するゲームを世に送り出すサポートをしていきたいと思います。」

この他にも、平氏はクラウドファンディングプロジェクトの支援者同士の交流会や、支援者とクリエイターとの交流会など、人と人とのつながりを生み出す場所を作っていきたいと語ってくれた。

グーパは2012年4月にサムライインキュベートからシード資金を調達。その後は資金調達を行わず、ブートストラッピングで事業を続けてきた。アニメ特化型クラウドファンディングを運営していたことが、今回のサービスと資金調達につながっている。

ビジョンとパッションを持ちながら活動してきたグーパが、新たにリリースするサービスがどのようなものになるのか楽しみだ。「クラウドライブ」は2014年10月後半にローンチ予定だ。

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アニメ・クラウドファンディングのAnipipoが、バンコクで開催されたピッチバトルで優勝

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アニメ関連プロジェクトのクラウドファンディング・サイト Anipipo が、バンコクで開催された Khun Seuk vs. Samurai ピッチバトルで優勝した。Anipipo CEO の平皓瑛(ひろあき)氏が優勝の背景について語ってくれた。(編注:Khun Seuk vs. Samurai の昨年の模様は、こちらから。) 先月、Anipipo がタイのユーザにリーチすべく、当地のアニメ専門テ…

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写真提供:Software Park Thailand เอื้อเฟื้อภาพ: ซอฟต์แวร์พาร์ค

アニメ関連プロジェクトのクラウドファンディング・サイト Anipipo が、バンコクで開催された Khun Seuk vs. Samurai ピッチバトルで優勝した。Anipipo CEO の平皓瑛(ひろあき)氏が優勝の背景について語ってくれた。(編注:Khun Seuk vs. Samurai の昨年の模様は、こちらから。)

先月、Anipipo がタイのユーザにリーチすべく、当地のアニメ専門テレビ局 Cartoon Club と提携したことを取り上げた。

平皓瑛氏、Vincent Sethiwan 氏、Permsiri “Sam” Tiyavutiroj 氏の3人によって設立された Anipipo は、タイと日本の文化の両方を兼ね備えた、ハイブリッドのスタートアップと言ってよいだろう。〝微笑みの国〟にいる Vincent と Sam はバンコクのコワーキング・スペース Launchpad を拠点に活動し、一方、日本を拠点とする平氏は数ヶ月に一度バンコクを訪問している。(関連記事

月曜日、Anipipo は他の6つのスタートアップ(タイから5チーム、日本から1チーム)と共に、ピッチイベント Khun Seuk vs. Samurai の第2回に参加した。他の参加チームは、Noonswoon(関連記事)、AppDriver、AttackPrice、Ubiversity、SiamSquard、Mega Genius だ。

あわせて参照されたい:ゲームアプリの攻略動画が10億本を突破、「Kamcord」はゲーム開発者必須のマーケティングツール

タイの政府組織である Software Park と、日本のテック・インキュベータ Samurai Incubate が共催するこのイベントでは、両国からのスタートアップが顔を合わせ、経験豊かな審査員パネルと150人の聴衆の前でピッチした。

Anipipo

平氏と2人の共同創業者は2日前にシンガポールで落ち合い、この際、私は彼らと直接話をする機会を得た。現在、同社は資金調達中で、特に日本のベンチャーキャピタリストと話を進めているのだそうだ。

日本のVCは、アニメ業界のことをよく知っている。Y-Combinator のようなVCから資金調達しようとしているところだ。お金はあまり大きな問題ではなく、VCには、100万ドル未満の資金と人脈を提供してほしいと思っている。

これまでに、Anipipo では6つのクラウドファンディング・プロジェクトを扱っている。プロジェクトの多くはアニメ学部に籍を置く大学教授など、平氏の個人的なつながりによるものだが、うち2つについてはタイのアニメーターから投稿されたプロジェクトだと教えてくれた。日本文化やアニメ文化が、バンコクで流行していることの現れだ。週末になると、バンコクのショッピング・モール MBK では、多くの学生が集まり日本の音楽に合わせてダンスしているし、日本をテーマにしたショッピング・モール Gateway Ekamai に行けば、彼らはコスプレイベントに参加している。

あわせて参照されたい:2,100万人のユーザを擁する日本の Facebook、営業担当者を増強

プロジェクトの投稿数から見て、Anipipo の立ち上がりはゆっくりとしたものだが(これまでのところ、成立したプロジェクトは1件のみ)、平氏は、クラウドソース(訳注:クラウドファンディングの誤り? 原文はクラウドソース)されるプロジェクトの資金調達合計額を、6,000万円まで持って行きたいと教えてくれた。2013年5月のローンチ以降、現時点での資金調達合計額は680万円だ。

やりたいことがあるなら、今すぐやるべき

平氏によれば、現在のゴールを見据える上で Anipipo のチームには適切な人員が揃っている。たとえ人々が価値を見出さなくても、人々が知るべきことに対しては、Anipipo は取り組むようにしている。多くの人はテレビの前でマンガを見て楽しむわけだが、その向こうには、アニメを作る人間やアニメーターがいることを、我々はしばしば忘れてしまっている。アニメ業界は勢いを失いつつあるが、そのことを誰も気に留めようとしない。

若くて野心溢れる起業家が、自らのパッションに従って何かをしたいのなら、それに向かって進み着手すべきだ、と平氏は語る。

やりたいことがあるなら、今すぐやるべきだ。自分で行動せずに、知見を得ることなどできない。人は、スタートアップについては成功ばかりを考えるが、実際には失敗し、その失敗の先に成功がある。失敗しなければ、何も学ぶことはできない。いつまでたっても、準備万端になることなどないのだから。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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アニメ関連クラウドファンディング・サイト「Anipipo」が、ついに正式サービスをローンチ

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東京とバンコクを拠点に活動するスタートアップ Goopa は、アニメ関連クラウドファンディング・サイト「Anipipo」を本日ローンチした。 Anipipo は、アニメの制作プロジェクトを資金援助できるクラウドファンディング・サービスだ。クラウドファンディングに参加すると、それと引き換えに、制作者からプレミアム特典を手に入れることができる。アニメ制作に限らず、アニメに関連するフィギュア、音楽、ゲー…

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東京とバンコクを拠点に活動するスタートアップ Goopa は、アニメ関連クラウドファンディング・サイト「Anipipo」を本日ローンチした。

Anipipo は、アニメの制作プロジェクトを資金援助できるクラウドファンディング・サービスだ。クラウドファンディングに参加すると、それと引き換えに、制作者からプレミアム特典を手に入れることができる。アニメ制作に限らず、アニメに関連するフィギュア、音楽、ゲーム、書籍、イベントへのクラウドファンディングも取り扱う。

正式ローンチとなる本日現在、ファンディングに参加できるのは、次の3つのプロジェクトだ。

  1. Santa Company – KENJI STUDIO の Itoso 氏によりアニメ動画制作
  2. ABC of Akari – AnigoAnimation の Vincente 氏によるアニメ動画制作
  3. PONPON PIPOPO – moo 氏による絵本出版

Goopa は昨年まで、西麻布の Nomad New’s Base で毎週水曜夜に開催していたサロンの運営を手伝ってくれたいた平皓瑛(たいら・ひろあき)氏によるスタートアップである。平氏に加えて、バンコクでインキュベーション・スペース「Launch Pad」を運営する、Vincent Sethiwan 氏と Permsiri Tiyavutiroj 氏が役員に名前を連ねている。ビジネス開発は主に東京、システム開発はバンコクの2拠点で運営が行われている。

Anipipo は当初、今年の2月にサービスをローンチする予定だったが、事は予定通りに運ばなかった。システムの準備はすべて整っていたものの、料金決済に使う PayPal のマーチャント承認がなかなか得られなかったためだ。平氏によれば、PayPal は最近、クラウドファンディング向けのマーチャント承認を厳格化したとのことで、彼はこの問題を解決するために、アメリカ・サンノゼにある PayPal 本社に直談判に出向いている。PayPal がマーチャント承認を厳格化している背景には、おそらく、世界にそれだけ存在の怪しいクラウドファンディング・サイトが蔓延しているということだろう。一方、規制が働くということは、その存在が無視できないほどクラウドファンディングの市場が膨らみつつある証明とも言える。

今年初めには、Gyao と GREE がアニメコンテンツへのファンドを開設したのに加えて、イラストのクラウドソーシングサービス「MUGENUP」、音声のクラウドソーシングサービス「Voip!」など、アニメ界隈のネット界の動きには枚挙にいとまが無い。

Anipipo は昨年9月、サムライインキュベートから450万円のシード資金を調達している。正式サービスのローンチを受けて、次ラウンドの資金調達のニュースを楽しみにしたいところだ。

【原文】

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